
ブーストコントローラーを左うちわで取り付けた後、2日目のセッティング中にそれは起きました。
まずプロフェックのセッティング方法概要は、、、
①「SET」でバルブ開度(%)を決め最大ブースト値を調整。
②「START BOOST」で急速立ち上がりの目標ブースト値(k)を決めて初期レスポンスを上げる。
③「GAIN」で回転上昇に伴うタレ分を補正する、と実に簡単です。
そこで下記の手順で実施しました。
①で1.3kを目標でSET値調整→OK
②でSBを仮に1.1kあたりで調整→インターセプト時に1.4k以上までオーバーシュート発生→まあOK?
③グラフの高回転落ち込みからGAINを15%程度で補正・・と調整していると2日目にエンジン警告灯点灯:(;゙゚'ω゚'):
点灯後も挙動は全く異状なくブーストも普通にかかるのですが安全に鑑みLoブースト側(設定無=アクチュエータ開弁圧)に戻して様子見です。
その後2時間程度停車→エンジン始動で警告灯点いたまま→数分後交差点でアイドル中に消灯。
再びセッティングに入ると再点灯→2時間程度休ませても消えず→翌日朝エンジン始動で警告灯点いたまま→約5秒後に消灯
Loブースト設定のまま三菱ディーラーに駆け込みダイアグノーシスをチェックしてもらいましたが「燃料系エラー」との漠然回答。センサ等の故障ではないようです。
その後エラー履歴はリセットしてもらい再セッティング開始。
①SET値目標を1.25k②SB0.90k③GAIN15%まで抑えて再セッティングするとインターセプト時のオーバーシュートがなくなり今のところ警告灯は点灯していません。
警告灯についてネットで可能な限り同様のケースを調べましたがエアトレでの類似の現象発生は無し。但し兄弟エンジンのランエボでは興味深い報告がちらほら。
例としては・・
・エボ6:強化品ブローオフ換装後にブースト上がりエンジン警告灯→純正品にして解決
・エボ7:純正加工ブローオフで警告灯→強化品にして解決
・エボ10:純正ブローオフの開弁圧が強すぎエアフロに逆流?、異常値検出で警告灯→エボ7・8のブローオフで解決
そもそも4G63は純正ブローオフにリリーフ機能があるためそれを殺した強化品に替えて皆レスポンスを上げブースト安定を図るのですが、
純正のリリーフ設定圧が仮に1.5kとかで働くなら今の自分の車には全然関係なく純正でOKとなります。
但し安全弁等は「吹き始め圧力」「吹き出し圧力」というものがあり許容する最大圧力になる以前にリリーフを開始するので
吹き始め(漏れ始め)は1.2kとかかもしれません。悩ましいところです。
ただ初日のセッティングでは②SB値を1.0k程度で開始しそれなりにオーバーシュートしていましたが警告灯は点きませんでした。
2日目にSB設定を上げインターセプト時のオーバーシュート量が増えてから警告灯が点いた感じです。
但し前述のエボの報告例では「リセット後必ず十数㎞走った後で点灯」というのもあり、水温等や異常値蓄積時間等もエラー発報条件に関係があるのかも。
4G63はインターセプト時に一瞬オーバーシュートしその後タレていく特性での中間トルク感が魅力なのですが、それを実現している要素の1つは実は先の純正ブローオフバルブなのかな?というのもあります。
ブローオフを強化してブーコンでアクチュエータを騙すとインターセプトまでの時間もオーバーシュート量も変わるので純正時にECUで許容しているエラーのしきい値を超えるのかもしれません。
また、現在の抑え気味の設定のようにインターセプト時のオーバーシュートを完全に殺したセッティングでは逆に純正時の中間トルク感をスポイルしているともいえます。
以上から推定できる対策としてはブローオフ純正戻しで確実に直るのでしょうけどねぇ( ゚д゚)ポカーン
エアフロで検出した空気量が一時的に異常値になっておりエラーというのがやはり濃厚です。
でもそれは状態であり原因は先のようにブローオフからの吹き返しか、故障による連続的なバイパスか。
純正エアクリだから吸入空気量が爆発的に増大とか吸気温度が異常に上昇ということも考えにくいです。
そういやエアクリボックスに貼ったアルミテープも怪しいか!(アホ)。誰か教えてくださいw
Posted at 2019/08/21 16:31:56 | |
トラックバック(0) | クルマ