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2012年09月22日 イイね!

中国 マカオとカジノ その新たなる歓楽街を訪れる訪問者達

中国 マカオとカジノ その新たなる歓楽街を訪れる訪問者達カジノと言えばアメリカ ネバダ州にあるラスべガス。
僕はこれまで機会を得て、ラスベガスには10回ほど行った。
8回は仕事で2回はプライベートで。

仕事で行った8回の内、2回は車で行った。
ロスから遥々ラスベガスまでの道のりは遠いようでいて、やはり遠かった。。

そんなラスベガスのメイン通り、通称“ストリップ”を何度となく往復し、目を瞑っても歩けるほどラスベガスに精通した(つもりでいる)僕のところへ「マカオにもヴェネチアンホテルが出来ました」と一報が舞い込んだので、「では」と一路マカオに出掛ける事にした。。これは今から5年前の2007年の話だ。

マカオは香港から高速フェリーで行けるほど近い島で、その歓楽街は“コタイ・ストリップ”と言われるメインストリートからなり、そこにラスベガスさながらのカジノ街が出来上がって居た。(いままさに出来あがろうとしていた)と言うのも僕がそこを訪れた当時(2007年現在)は、まだ完成したホテルもわずかでその全貌は明らかになっていなかった。

目抜き通りの両脇は「コンクリートの塊」としか表現できない、まだ装飾される前のネイキッドなビルが乱立し、グレー色をしたスカイクレーパーが空を覆っていた。

しかしカジノホテルと言うのはどこも想像を絶するスケールで造られているため、わずか一件しか開業していないヴェネチアン・マカオだけで十部に愉しめるだけのモノは揃っていた。

旅行は香港・マカオでスケジュールを組み家族で出掛けたため昼間はマカオ観光に時間を費やした。
市街地ではポルトガル統治時代の遺跡・旧蹟を眺め、とても日本では食べられないほど旨いエッグタルトを頂き、ポルトガル料理にも舌鼓を打った。

そして家族と共にホテルに戻り、歩き疲れた息子が早々に寝息を立て始めると、女房・子どもを部屋に残し、地下にあるカジノへと僕は出掛けた。

カジノは場の空気が大切で、フィーリングが合わない場所でいくらがんばってみてもそれは徒労に終わるのが落ちで、先ず持って賢明なギャンブラーはそのフィーリングが合うまで席に着かないものだ。

カジノに降りてきて30分がたった。
※因みにラスベガスのカジノを併設したリゾートホテルは、通常どこのホテルに行ってもカジノは1Fにあるがマカオのカジノは地下フロアーにある。
未成年者へ見せないという配慮なのか?入口のガードは固く、鋭い眼光の黒服が2名そこに突っ立ていた。

30分も経過したにも関わらず、どうにも空気が馴染まない。
見渡せば客の80%以上が中国本土から来た中国人なのだ。

チェックインの際に農協の団体旅行よろしく、旗の下に集う中国の農協ご一行様が次から次に出現し、初めてその“ド”田舎から出てきたのか「これが、カジノだギャ」「すごかー」などと御国言葉で大声でしゃべり、右往左往するのを見かけたが正にその御一行様がカジノに陣取ってわいわいやっているのだ。

ギャンブル場というのはいわゆる大人の社交場であって、優雅さや華麗な環境設定でお客を迎える様に造られている。客の方も、場の雰囲気に馴染むように、精一杯のエレガントさや上品さをもってそこを訪れ、ゴージャズ感と一体化する。そうすることで非日常の空間は演出され、大枚をはたいても、それはそれ、十分に楽しめた。と満足するものなのだ。

所がマカオのカジノの空気は、もはや不釣り合いな訪問者の襲撃を受け、修復不可能な程下品で猥雑な空気が沁みつき、とてもラスベガスのそれと比べようもないほどのものだった。

そこはラスベガスの様に出来ている粗悪なコピーの空間でしかなく、ここへ来た甲斐空しく、早々に引き揚げることにした。

中国の人たちも、少しは海外旅行に行ける時間的、経済的、社会的、環境整備が出来て来たのだから一度、カスべガスを訪れ、本場のカジノを見て、ゲームテーブルの上に足を乗せているような無粋な人などいないのですよ。という社会常識を見て、学んだ方が良い。

オフィースのデスクに足を乗せてコーヒーを旨そうに飲むシーンがハリウッド映画などにはあるが、僕は現実のアメリカのオフィスであの場面に出くわした事がない。

それなのにマカオのカジノのゲームテーブルに揃ったように足を上げる中国人を見た時、この人たちの親の顔が見たい。と真剣に思ったものだ。

きっと彼らの子供達も同じことを繰り返すのだろうと思えば、中国人がまともになるまでにあと50年はかかるだろう。僕はその時は土の中にいる。そんな先まで心配する必要もなければ憂う理由もない。

しかし目と鼻の先に出来たマカオのカジノがラスベガスのそれとはまるで違うものだという事実は残念なことだ。『神が(良い景色の)田舎を造り、人が街を造る』という諺があるが、どのような景色においても、街並みであっても、住まう人によってそれは台無しになったり、光彩を放ったりするものだ。

ラスベガスを造ったのはアメリカのヤクザ達だ。
しかしこのヤクザな連中が、いかにお洒落な連中だったかはラスベガス自身がそれを証明している。

今はもう、古き良き時代の名残りでしかない不健康の代名詞であるカジノも、今日のアジアでは見事に光彩を放っている。マカオは中国のモノ。確かにそう思う。

そして英国の残り香が消える頃、香港も又、実に中国になってしまうのだろう。

Frank Sinatra - Killing Me Softly

Posted at 2012/09/22 11:49:27 | コメント(1) | トラックバック(3) | 日記
2012年09月22日 イイね!

西洋の魔女  「魔女の一撃」についての僕の話

西洋の魔女  「魔女の一撃」についての僕の話英語ではslipped disk (椎間板ヘルニア)と言ったり、lumbosacral strain (腰仙部挫傷)と言ったりLow back painと言ったりするのだがドイツではHexenschussヘキセンシュス(魔女の一撃)と言う。

これらはどれも医学用語でいうところの『急性腰痛症』、すなわち日本で広く言われている「ぎっくり腰」の事だ。

日本の俗語であるこの「ぎっくり腰」という言い方も、その語感や響きが実に「言い得て妙」と言える言葉だ。それを聞けば「あぁ、ぎっくり腰ですか。痛そーだ。どうぞお大事に」と言いたくなる程にその「ぎっくり」した感じが直感的に伝わる。まんが日本昔話を連想させる程古くからある様な表現方法だ。

それに比べてドイツだ。

「魔女の一撃」

何とも、これも又、言い得て妙な表現じゃないか。

西洋の魔女は、目には見えないが、実はその辺にいて、我々を監視しては御灸をすえると言う訳だ。
それにしてもその一撃と言う表現に共感を覚えるほど、確かにあの痛みは一撃だ。

実は今週の月曜日、これまでの人生で初めてこの「魔女の一撃」に見舞われた。
その痛みたるやぎっくり腰と言うよりも確かにバックに受けた“一撃”の痛みだった
この一撃がこの先の人生で何度も訪れると思うとぞっとする。

病院ではレントゲンを撮ったりもして一通り検査したが、他に異常がない事は確認できた。一先ずは安心だ。医者と相談した結果、処方としては腰回りの筋力アップ意外に無い。とその様に言われた。

「ロードバイクに乗って毎週末100㌔と言うエクササイズはどうだろうか?」と問えば、
医者は親指を立てんばかりに頷き、「それは最も良い事です」と答えた。

これは願ったり、適ったりだ。

それにしてもこの「魔女の一撃」という見事な表現を日本でも広めたいものだ。
「ぎっくり腰」では、まんが日本昔話の時代で時間が止まっていて、言語的進化が見られない。

「女房の一撃」では逆DV(ドメスティックバイオレンス)の臭気が漂う。
「妖精の一撃」ではメルヘンすぎる。
「魔女の一撃」、やはり語呂が良い。鉤鼻(かぎばな)をした意地の悪い人相の老婆の様な魔女が古くて硬質な樫の木で出来た箒(ほうき)に跨って、腰に一気に突き刺さる。このイメージは僕が背後に受けた衝撃の正体として最もイメージできるものだ。

「魔女の一撃」
是非これを世間に流布させたい。
もちろん、「ぎっくり腰」などと無縁の若者の間で、これが流行などする訳がないので - 大人の愉しみと言う限定付きの - OVER40に限っての流行だ。

この様に痛みでさえも愉しみに変えるというのが、大人と言うものだ。

いずれにしてもHexenschuss(ヘキセンシュス)はドイツ語なので、それを英語圏で英語に訳して「witch’s shot」 (魔女の一撃)等と言っても、それは通じない。
英語圏では、「I sprained my lower back」と言った方が通りが良い。

海外で病院に御世話になるとやっかいだ。
医学用語が飛び交えば、たとえそれが日本語であったとしても意味不明でいくら聞いても、腑に落ちない場合がある。

僕はアメリカ ユタ州のソルトレイクシティでスノーボードによる骨折で一度。
そして息子が救急車によって搬送された香港のカオルーンで一度。
経験がある。

どちらも事なきを得たが、旅先での経験としては多分な経験となった。

さて「魔女の一撃」を受けてから今日で五日目。
すでに70%の回復を見た。来週末までに完治して、涼しくなってきたロードを早く走りたい。

曲はウェイン・ショーターのアルバム『Speak No Evil』から1964年の作品

「Witch Hunt」









Posted at 2012/09/22 09:56:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2012年09月22日 イイね!

日本橋 蛇の市本店の鮨

日本橋 蛇の市本店の鮨今日も日本橋にある蛇の市本店さんに行ってきた。










「新鮮な関アジ関サバが九州から空輸されてきてるよ」
と嬉しい一報を頂き、出掛けて行った。
もうぷりぷりで脂ものった旨い味をまずは刺身で頂き



次いでカンパチを刺身で頂き、



次いで中トロを握りで頂き、



そこから先はもう画像がないほどに食べて飲んで。実に美味しく、且つ楽しく、且つ愉快に頂いた。
息子は、中トロ・サーモン・中トロ・カッパ巻き・関アジ・関サバ・中トロ・エビと言う順番で
気が付けば中一日で中トロ、と言うべきか、間髪いれず中トロばかり食べて目じりを下げていた。

女房は日本酒『而今』を頂き上機嫌。ドライバーの僕は酒は抜きで旨い刺身と握りで何度も舌鼓を打った。

いつ行っても旨い。そしていつ行っても楽しい。 金曜の夜は家族で日本橋。
今宵も我が家の楽しい一時だった。

Posted at 2012/09/22 00:06:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | HOT STUFF | 日記

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