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2012年10月07日 イイね!

サミュエル・ウルマンの「ユース」を読んで僕が思ったこと

「ユース(Youth)」



ユース(若さ)とは人生の一時期のことではなく心のあり方のことだ。

若くあるためには創造力・強い意志・情熱・勇気が必要で安易に就こうとする心を叱咤する冒険への希求がなければならない。

人間は年齢を重ねた時老いるのではない。
理想をなくした時老いるのである。
歳月は人間の皮膚に皺を刻むが情熱の消失は心に皺を作る。

悩みや疑い・不安や恐怖・失望、これらのものこそ若さを消滅させ、雲ひとつない空のような心をだいなしにしてしまう元凶である。

六十歳になろうと十六歳であろうと人間は驚きへの憧憬、夜空に輝く星座の煌きにも似た事象や思想に対する敬愛、何かに挑戦する心、子供のような探究心、人生の喜びとそれに対する興味を変わらず胸に抱くことができる。

人間は信念とともに若くあり、疑念とともに老いる。

自信とともに若くあり、恐怖とともに老いる。
希望ある限り人間は若く、失望とともに老いるのである。
自然や神仏や他者から、美しさや喜び、勇気や力などを感じ取ることができる限りその人は若いのだ。

気が萎え、あなたの精神がシニシズムという雪、ペシミズムという氷に閉ざされる時、人はたとえ20歳だろうと老いているのである。

上昇する機運をとらえるオプティミズムであればあるほど若いままで過ごせる。たとえその年齢が80歳であったとしても。


サミュエル・ウルマン


僕は年齢と共に全てが衰えるものだと若いころに思っていた。
しかし、サミュエル・ウルマンの言う通り、美しさや喜び、勇気や力などを感じ取ることができる限りその人は若いのだ。

と言う言葉の通り、若さとはその心の置き方にすべて因るのだ。と言う事を自覚した。

しかしだ。
最近街で見かける“若づくりするおじさん達”に僕は辟易とする。
若さとはそのルックスにあるのではないのだ。エモーショナルな心に若さが宿るのだ。

おじさん達は若い連中がいつの日か必ず年を経ておじさんになるまでの間に、「あー年取ったらあんなおじさんになりたいなぁ」というあこがれの対象であらねばならない。

若づくりして、渋谷の子供達と同じ服装をして過すのでは決してなく、その成熟した渋さのみが醸し出す
オーラを内包するシンプルな大人の身なりで過すべきなのだ。

青かった青春時代は二度と戻らない。
あの頃は確かに良かった。でも今はもっと良い。と思えるような人生をおじさんたちは過すべきだ。
それを見て「老いる事に不安はないんだ」と感じる若者たちは、安心して大人になれる。

心が成熟していないおじさんは、今日も渋谷にいる子供達の様なルックスをして過している。
それが良いか悪いかという問題ではなく、過去に同化せず、“新しい理想”を創造する機運こそが大切なのだ。

と僕は思う。

僕たちは常に新しい理想を追求する事で世の中を変える事が出来る。
変わらない世の中にしがみつく姿は決して美しいものではない。

Posted at 2012/10/07 22:05:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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