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Mimes Jacobのブログ一覧

2012年10月19日 イイね!

僕の好きな建築家 ルイス カーンのことばより

僕の好きな建築家 ルイス カーンのことばより空間の造形とは、光の造形だ。

創造とは、逆境の中でこそ見出されるもの。

人は哲学書を読んで、哲学者になるのではない。

人は生まれながらにして哲学者なのだと私は思う。

過去の建築家たちにより造られた建物に対して

敬意を込めて述べる。

かつてあったものは常にあったものである。

今あるものも、常にあったものであり、

いつかあるであろうものも、常にあったものである。

ビギニングスとはこの事だ。



僕の好きな建築家 ルイス カーンのことばより

これを要約すると、人の営みとは「すでにあったものからそれを見つける」と言う行為。
と言うことのようだ。

自然はもとからそこにあり、そこから僕たちヒントを得て、いつか、何かを、どこかで、誰かが“見つける”に過ぎない。“発見”とは良く出来ている漢字の組合わせだ。これこそが、その行為に最もふさわしい言葉かもしれない。

医学的な発見、化学的発見、科学的な、芸術的な、音楽的な、数学的な、建築的な、色彩的な、すべての発見は、そこに常にあったものからそれを見出した。に過ぎない。


建築家ルイス・カーンの怜悧なこの言葉を聞くと、日本の医学者と言っても良い大村益次郎の怜悧感に通じるものを感じる。医学界も建築界も嘘がつけない世界であり、取り繕う事が出来ない世界だからこそ、その根底に流れるモノの見方は限りない程に現実主義であるに違いない。


金曜の夜。時間ならある。少し考えるとしよう。

I think therefor I am. (我思う、故に我あり)


Blues Brothers - Think (Aretha Franklin)

Posted at 2012/10/19 23:40:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2012年10月19日 イイね!

RAPHA WIND JACKET (PINK) アイコニックなラファカラー

RAPHA WIND JACKET (PINK) アイコニックなラファカラー今日はよく晴れたのでロードバイクで会社に行った。
少し肌寒かったので、ウィンドージャケットを着て出掛けた。

今日の日の為にあると言っても良いほどに温度や環境にマッチしたこのウィンドジャケット。
最高に気持ち良いライドができた。あまりにも気持ちが良かったので、このまま会社を通り越してどこか気持ちの良い場所まで遠出したい気分に陥った。

それにしてもこのピンクは綺麗だ。

マリアローザカラー = ラファピンク

このピンク色は、実にイタリア的でいて、実にラファっぽい素晴らしい発色だ。
どうしてロードバイクの世界においてこのピンク色が重要な意味を持つのか?
知りたい方は是非「ジロ・デ・イタリー」をご覧あれ。

Posted at 2012/10/19 23:20:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2012年10月19日 イイね!

Herbie Hancock with Norah Jones- Court And Spark

Herbie Hancock with Norah Jones-   Court And Spark僕は女性ボーカルが好きだ。特にジャズの場合は“レディ”が良い。
ところが、10人に聞くと10人ともが「好き」と答えるノラ・ジョーンズが僕はそれほど好きじゃない。
だから彼女のアルバムも1枚しか持っていない。

でもこのハービー・ハンコックと一緒の彼女は好きだ。
彼女は歌が上手過ぎて、間の取り方も上手で、完璧なのだけど、その完璧さゆえに僕の好みから外れてしまう。

彼女には危うさや危なっかしさが皆目無いのだ。

ジャズの場合、インプロ(即興演奏)の際の危うさや、ソロからソロへのつなぎの演奏に危なさが付きまとう。そこを見事にスィングして次のプレーヤーに渡した瞬間に聞き手はホッとする。その瞬間の弛緩した心が心地よい。

耳で聴いているのに、「目が離せない」と言ったら表現としておかしいが、そんな所がジャズにはある。
次はどう出るのか?予測不可能な展開に僕らはハラハラドキドキして

「そして、おーそう来たか、やるなぁコルトレーンめ」

これは長いソロを、実にうまくまとめるコルトレーンが、ブローして次に渡す際にいつも思う事だ。
定型ではなく不定型、想定外そんなところがジャズな所だと僕は思っている。

「なるほどー、そう来たかミンガスめ」

僕が好きなチャールズ・ミンガスを聞く際にいつも感じた事は、そんな予定通りのハプニングに満ち溢れた演奏だった。

静かな夜にぴったりの曲  『Court And Spark』

ハービーハンコックにつられて、少しだけ危うく魅力的な歌いっぷりのノラ・ジョーンズのボーカルと共に愉しんで下さい。








Posted at 2012/10/19 23:10:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | jazz at jacob's hall | 日記
2012年10月19日 イイね!

「God is in details」ミースの言葉とH・ウェグナーCH24の接点

「God is in details」ミースの言葉とH・ウェグナーCH24の接点ドイツの建築家の巨匠であるミース・ファン・デル・ローエの言葉だ

「God is in details」

そう、「神は細部に宿る」と言う意味だ。

さて、建築が好きか、それを生業にしている人にとってはミース・ファン・デル・ローエ自身が既に神格化された神の様な存在なのではないだろうか。

そのあまりにも功績の多かった彼の実績をあげれば限がないが、ドイツにあったデザイン学校「バウハウスの校長先生だった」と言うのが最も分かりやすい彼のステイタスだろう。

神は細部に宿る。これは造形を語る上で設計者には身につまされる言葉だろう。
設計をやっていれば建築の構造におけるもっとも大切な力やモーメントといった荷重計算に注力し過ぎて、肝心のデザインの細部まで行き届かなかった。という経験は数多あるだろう。

建築の構造の先にある、細部のディテールにこそ、自然が織りなす曲線美と人間が引き出す直線美が交差する点があり、そここそが神が宿る点となる箇所だ。

「イモで」、「トメで」と2次元で出来たコーナーや角の始末を言うのは容易いがモールディングの様な3次元で出来たコーナーなどは非常に難しい。

彫刻に見られる様な三次元の文化を大切にしているヨーロッパ人にとってその細部の重要性は日常にあってよく認識されている。しかし二次元的な文化を根底に持つ日本において、この三次元で出来たものの細部(ディテール)について了承しあえるのは非常に難しい。

三次元から無駄をそぎ落とした所にあるのがバウハウスが提唱した、「レス イズ モア」の思想です。

レス(少ない) イズ(モノは) モア(多くを内包する)

家具や建築において究極のラインを見つける事が出来れば、華飾な贅肉は不要となる。
究極のラインを使った細い家具にはその、レスイズモアの美しさが宿る。
ちょうどCH24 すなわちH・ウェグナーの創った、Yチェアのように。






Posted at 2012/10/19 01:00:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2012年10月19日 イイね!

BRADY1887, JONSON1842 & STANLEY1913

BRADY1887, JONSON1842 & STANLEY1913ブレディのバッグとスタンレーの水筒だけでは背景がさみしいのでジョンソンのウールのシャツを引っ張り出して置いてみた。

このままジーンズを履いて、ダナーのマウンテンライトでも履けばそのまま山へ行きたい気分になる。




Posted at 2012/10/19 00:13:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | HOT STUFF | 日記

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