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Mimes Jacobのブログ一覧

2012年10月20日 イイね!

政治の話

政治の話天下国家の話を始めると、酩酊体質の人が現れて、酒も飲んでいないのに言論に酔ってしまって「バカ野郎、この野郎」と言った暴論が始まる。

本旨から外れた議論を、まともなディベートによって本筋に戻すのは大変な苦労を要する。
しかも声が大きいほうが(その議案が)通る。という性質も備えている。

これでは冷静な議論や公の為の政治など布(し)かれる事はなく、その議論たるや利権に向けた、まったく乱暴な辻褄合わせでしかしかない。と言う事になる。

ところで民主党政権はいつまで政権担当者でいるつもりなのだろうか?

任期があり満了まで政治をおこなってよい。という定めはあるが、どう見てもこれまでの運用を見る限りその能力には大いに欠陥があり、その欠陥は修復できないモノである限り、一日でも早く解散、総選挙を行うべきだ。

と僕などは考える。

民主党政権の欠陥とは何か?

それは政治を行う上で最も重要である“民意”に添うと言う事だ。

100年先を見据えて(“先見の妙”を持って)政治に当たる事が、近視的な国民の“民意を得る”より重要な場合は多い。そんな時でも良(諒)しとされる場合と言うのは、それを行っても国民の鋭意や士気が下がらずに、鼓舞され揚がる時だ。

「増税します」で士気は萎え、「年金下げます、延期します」で後顧の憂いは募り、「外交できません」で鋭意は削られ、「原発、十八年後にやめます」で空手形を切る。

そんな政治によって萎えた国民の士気というのは何よりも恐ろしい。

状況や状態というのは本当に即効的に変える事が出来るものだ。それはこれまでの数多ある歴史が証明してきた。

「時間がかかります」「すぐにはできません」「良く検討してから」「広く口論の場を持って」

その遅れる、できない理由は様々あるが、それらを総括すると

「能力不足」

と言う事でしかないのだ。


携帯電話やPC、タブレット端末。
これら全てのカテゴリーにおいて、その価格の顕著な違いは、「処理能力」すなわち容量と時間に換算して販売価格は異なる。

例えばi phone5 は16より32、32より64(GB)の方が価格が高い。
これはひとえに処理能力と容量による価格差だ。

環境が許されれば(ようするに金があれば)全員64GBを選択するはずだ。32や16を選ぶ理由は、そこに経済的妥協が介入するだけの話で、誰だって64GBが良いに決まっている。

人においても通信機器においても最高の能力とは処理速度と許容容量の事だ。

しかし政治(家)の持つ処理能力と許容容量の尺度は、実は民間と大きく異なる。

民間ではその処理の結果をどちらに付けるかと言えば社の利益の方に持ってゆく。
政治家が処理する場合、その結果の大半を国民の利益の方に持って行けば、言う事はないのだが、彼らは保身の為、特定の団体。特定の地域、特定の人々の方へそのほとんどの利益を持って行こうとする。

そうした事を考えると、これは政治の仕組み、すなわち公選による選出。という選挙のシステム自体がこの結果を産んでいるという事に考えが巡る。

であるならば、そろそろ日本 株式会社を起こし、黒字が出る政治職員を配置し、社員一丸となって善政を行ってもらい、株主である国民(納税者)に安定したその配当(社会福祉)が配布されるべく運営してもらうしかないのでは無いか。

政治は外交と地域の行政さえ行なえれば十分だ。

と僕は思う。


結局、政治と言う事に思いを寄せても、それは酒の肴にはなっても、腹の足しにはならないと言う事だ。
そして国民が政治に参加できるのは選挙の時だけなのだ。

であるならば、全ての国民が今の政治に、NOを示すためにストライキを起こし、選挙に行かない。投票率しない、投票率0%と言うのも面白いかもしれない。

もしくは原発ゼロを早期に真剣に目指すのであれば選挙票に「アンゲラ・メルケル」と書いて票を投じるのも面白い。

彼女は福島原発事故があった震災の当日3月11日から数えて、わずか2カ月後の5月31日に
「国内にある17基すべての原子力発電所を2022年までに停止する」と発表した。
17基のうち、7基は老朽化のため、1基は技術的な問題のため既に運転を停止している。
残り9基のうち、6基は2021年までに、建設年度が最も新しい3基は2022年までに停止する。

と発表した。

この(決断の)スピード。この正しい舵とり(方向性)。これが政治を行う上で有能な処理能力と言う事だ。残念ながらこれはドイツにあって、我が国にないものだ。

「NO」と言える国民。「YES」と言える政治家。

そんな施政下で暮らせる国が幸せな国なのかも知れない。





Posted at 2012/10/20 12:11:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2012年10月19日 イイね!

僕の好きな建築家 ルイス カーンのことばより

僕の好きな建築家 ルイス カーンのことばより空間の造形とは、光の造形だ。

創造とは、逆境の中でこそ見出されるもの。

人は哲学書を読んで、哲学者になるのではない。

人は生まれながらにして哲学者なのだと私は思う。

過去の建築家たちにより造られた建物に対して

敬意を込めて述べる。

かつてあったものは常にあったものである。

今あるものも、常にあったものであり、

いつかあるであろうものも、常にあったものである。

ビギニングスとはこの事だ。



僕の好きな建築家 ルイス カーンのことばより

これを要約すると、人の営みとは「すでにあったものからそれを見つける」と言う行為。
と言うことのようだ。

自然はもとからそこにあり、そこから僕たちヒントを得て、いつか、何かを、どこかで、誰かが“見つける”に過ぎない。“発見”とは良く出来ている漢字の組合わせだ。これこそが、その行為に最もふさわしい言葉かもしれない。

医学的な発見、化学的発見、科学的な、芸術的な、音楽的な、数学的な、建築的な、色彩的な、すべての発見は、そこに常にあったものからそれを見出した。に過ぎない。


建築家ルイス・カーンの怜悧なこの言葉を聞くと、日本の医学者と言っても良い大村益次郎の怜悧感に通じるものを感じる。医学界も建築界も嘘がつけない世界であり、取り繕う事が出来ない世界だからこそ、その根底に流れるモノの見方は限りない程に現実主義であるに違いない。


金曜の夜。時間ならある。少し考えるとしよう。

I think therefor I am. (我思う、故に我あり)


Blues Brothers - Think (Aretha Franklin)

Posted at 2012/10/19 23:40:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2012年10月19日 イイね!

RAPHA WIND JACKET (PINK) アイコニックなラファカラー

RAPHA WIND JACKET (PINK) アイコニックなラファカラー今日はよく晴れたのでロードバイクで会社に行った。
少し肌寒かったので、ウィンドージャケットを着て出掛けた。

今日の日の為にあると言っても良いほどに温度や環境にマッチしたこのウィンドジャケット。
最高に気持ち良いライドができた。あまりにも気持ちが良かったので、このまま会社を通り越してどこか気持ちの良い場所まで遠出したい気分に陥った。

それにしてもこのピンクは綺麗だ。

マリアローザカラー = ラファピンク

このピンク色は、実にイタリア的でいて、実にラファっぽい素晴らしい発色だ。
どうしてロードバイクの世界においてこのピンク色が重要な意味を持つのか?
知りたい方は是非「ジロ・デ・イタリー」をご覧あれ。

Posted at 2012/10/19 23:20:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2012年10月19日 イイね!

Herbie Hancock with Norah Jones- Court And Spark

Herbie Hancock with Norah Jones-   Court And Spark僕は女性ボーカルが好きだ。特にジャズの場合は“レディ”が良い。
ところが、10人に聞くと10人ともが「好き」と答えるノラ・ジョーンズが僕はそれほど好きじゃない。
だから彼女のアルバムも1枚しか持っていない。

でもこのハービー・ハンコックと一緒の彼女は好きだ。
彼女は歌が上手過ぎて、間の取り方も上手で、完璧なのだけど、その完璧さゆえに僕の好みから外れてしまう。

彼女には危うさや危なっかしさが皆目無いのだ。

ジャズの場合、インプロ(即興演奏)の際の危うさや、ソロからソロへのつなぎの演奏に危なさが付きまとう。そこを見事にスィングして次のプレーヤーに渡した瞬間に聞き手はホッとする。その瞬間の弛緩した心が心地よい。

耳で聴いているのに、「目が離せない」と言ったら表現としておかしいが、そんな所がジャズにはある。
次はどう出るのか?予測不可能な展開に僕らはハラハラドキドキして

「そして、おーそう来たか、やるなぁコルトレーンめ」

これは長いソロを、実にうまくまとめるコルトレーンが、ブローして次に渡す際にいつも思う事だ。
定型ではなく不定型、想定外そんなところがジャズな所だと僕は思っている。

「なるほどー、そう来たかミンガスめ」

僕が好きなチャールズ・ミンガスを聞く際にいつも感じた事は、そんな予定通りのハプニングに満ち溢れた演奏だった。

静かな夜にぴったりの曲  『Court And Spark』

ハービーハンコックにつられて、少しだけ危うく魅力的な歌いっぷりのノラ・ジョーンズのボーカルと共に愉しんで下さい。








Posted at 2012/10/19 23:10:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | jazz at jacob's hall | 日記
2012年10月19日 イイね!

「God is in details」ミースの言葉とH・ウェグナーCH24の接点

「God is in details」ミースの言葉とH・ウェグナーCH24の接点ドイツの建築家の巨匠であるミース・ファン・デル・ローエの言葉だ

「God is in details」

そう、「神は細部に宿る」と言う意味だ。

さて、建築が好きか、それを生業にしている人にとってはミース・ファン・デル・ローエ自身が既に神格化された神の様な存在なのではないだろうか。

そのあまりにも功績の多かった彼の実績をあげれば限がないが、ドイツにあったデザイン学校「バウハウスの校長先生だった」と言うのが最も分かりやすい彼のステイタスだろう。

神は細部に宿る。これは造形を語る上で設計者には身につまされる言葉だろう。
設計をやっていれば建築の構造におけるもっとも大切な力やモーメントといった荷重計算に注力し過ぎて、肝心のデザインの細部まで行き届かなかった。という経験は数多あるだろう。

建築の構造の先にある、細部のディテールにこそ、自然が織りなす曲線美と人間が引き出す直線美が交差する点があり、そここそが神が宿る点となる箇所だ。

「イモで」、「トメで」と2次元で出来たコーナーや角の始末を言うのは容易いがモールディングの様な3次元で出来たコーナーなどは非常に難しい。

彫刻に見られる様な三次元の文化を大切にしているヨーロッパ人にとってその細部の重要性は日常にあってよく認識されている。しかし二次元的な文化を根底に持つ日本において、この三次元で出来たものの細部(ディテール)について了承しあえるのは非常に難しい。

三次元から無駄をそぎ落とした所にあるのがバウハウスが提唱した、「レス イズ モア」の思想です。

レス(少ない) イズ(モノは) モア(多くを内包する)

家具や建築において究極のラインを見つける事が出来れば、華飾な贅肉は不要となる。
究極のラインを使った細い家具にはその、レスイズモアの美しさが宿る。
ちょうどCH24 すなわちH・ウェグナーの創った、Yチェアのように。






Posted at 2012/10/19 01:00:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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