
今月は娘の誕生日。
7年前、前日夕方から陣痛があって 出産を予定していた産婦人科医院に連絡したら「もう少し様子をみましょう~」と・・・
その夜、陣痛の間隔はどんどん短くなり かなり苦しそうだったので2度ほど医院に電話をしましたが・・・・その度「もう少し待ちましょう~」と・・・
尋常な苦しみ方ではなかったので、早く医院に連れて行きたかったけど 破水等の症状を伝えても「朝まで待ちましょう~」の一点張り。
少しでも痛みが和らげばと朝まで寝ずに背中をさすってました。
今にも生まれそうな勢いでしたが 初産だったので状況が分からず、他の妊婦さんもこんな感じで待たされるのかと思いましたが・・・
朝6時、痛みが和らぐ間隔が殆ど無くなり 何とか早く連れて行きたいと医院に懇願。
「とりあえず来て下さい」と渋々受け入れられてから待つこと数時間、院長の息子が現れやっと診察。
診察後すぐ、青ざめた顔で「奥さんも胎児もかなり体力が低下して危険な状態です」と・・・
「だから何度も電話したやんけ~」
と心で激怒しながら、やんわりと言いましたら・・・・次に発した言葉が
「このような状態になってしまうと 当院では対応できません」
「すぐ大病院に転送します」と・・・・
10分後、救急車が到着し転送開始。
「こんな産婦人科二度と来るかぁ~(▼▼メ)y-~~~」と怒り心頭しながら、当時の愛車GT-FOURでピッタリ後を追いかけました。
流石に救急車と一緒に信号無視は出来ないので、途中おいてかれましたが・・・(^^;
いくら陣痛がきつくても 妊婦は病人でないので通常は119番しても救急車は出動されない....と聞いてたので、かなり厳しい容態だと その時再認識。
転送先の病院へ着くなり 即診察。
先生から「すぐ手術を行う必要があります。普通分娩を待っていたら母体も胎児も危ういかもしれません。すぐここに手術同意のサインをお願いします」と・・・
カミさんも朦朧としながら「帝王切開でいいから 苦しんでるこの子を早く出してあげて~」と言い、同意して即手術室へ。
「おぎゃ~オギャァ~」の第一声を楽しみに、救急車に同乗した義母と一緒に通路の椅子で待ちました。
40分後、手術室の入り口が開き 看護師に運ばれ 慌ただしく保育器が出てきました。
その瞬間 何か変だと考えたら・・・・そう、赤ちゃんが産声が聞こえない・・・
初めて見たわが子は、鼻と口からチューブを入れられた悲惨な状態で、すぐ隣接する小児科の集中治療室へ運ばれ また手術、それから2週間
CTU PICU入り。
術後で動けないカミさんに、当時購入したてのビデオカメラでPICUの外から撮った我が子を見せてあげると・・・・容態は分からずとも感動と可哀想な気持ち、そしてわが子をまだこの手に抱けない寂しさの涙でいっぱいでした。。。
しかし、赤ちゃんの回復力は凄いもので 何も無かったように元気に育ち、今では毎日40分の道のりを楽しみながら登校してます。
前置きは長くなりましたが・・・・
本人が欲しがってた 一輪車 を誕生日プレゼントに買い、当日までPのトランクに隠してました。
本当は DS が一番欲しいようですが、カミさんから「あんな小さい画面で遊んでたら眼が悪くなる。小学校1年生は家でゲームなんかしないで 元気よく外で遊びなさい~!」と却下。
まぁ~~私も同感なので 「サンタさんも駄目って言ってると思うよ~」と本人のクリスマスプレゼントへの期待を予め打ち消してます。
まわりの友達が持つにつれ、またまた欲しがると思うけど....そのうちね~♪
Posted at 2006/11/22 15:22:40 | |
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