AliExpress 電動テールゲート/パワーバックドア/パワーテールゲート
作業日:2025/1/3
■電動バックドア装着の背景
歴代車がパワートランク付きで当たり前のように使っていたので、手動リヤゲートが不便に感じていました。
次期カー候補として60プリウスのZグレードも検討していたが、その大きな理由のひとつがパワートランク(電動バックドア)でした。
ふとしたことから後付け電動バックドアの存在を知り、ちょっと調べてみた。
・電動バックドアキットを国内で販売しているのは2~3箇所ぐらい。商品だけで10万円越え。
・国内販売品はほぼ中華製の転売品っぽい。
・サポートは国内代理店!?がやっているようだが、どのレベルまでサポートできるか疑問だし保証期間も6ヶ月と短い
・バックドア加工(穴あけ)が発生する。できれば穴はあけたくない。
・中華製でもあるし、そもそも後付バックドアの信頼性が疑問。
(他車種の後付けパワーバックドアのレビューで、「勝手にバックドアが開く誤動作があった外した」コメントを見て余計に…)
■AliExpress 電動バックドアキット
Aliexpressで検索すると、カローラツーリング用の電動バックドアキットがある。
1) 日本販売品の半分の価格。
2) 送料無料(商品によります)
3) 保証期間は2年 (国内は6カ月程度)
・写真を見ると、国内販売の電動バックドアキットと瓜二つ(てか同じ)
・10万円商品がゴミになるのは耐え難いが、5万円ならダメ元でトライできなくもない。
・取付作業はセルシオ、マジェスタ、LS600h等で各種パーツをDIYやってきているので自分で出来るだろう。ただし、マニュアルは簡素だし、情報が少ない点が不安
丁度、Aliexpressでセールをやっていて5,000円ほどさらに安くなったので、買うだけ買ってみた。実質45,000円ほどで購入(送料無料)。約2週間で届きました。
※なぜか関〇も取られなかった…。
・「勝手にドアが開く」コメントの商品と、写真で見る限りまったく同じモノだったので、しばらく保留していた。
・後付バックドアキットの長期使用の信頼性がよくわからない
・できれば穴あけはしたくない
この3点でモヤモヤとしばらく取付保留していましたが、正月連休に意を決して取付を実行した。
○取付作業
・中国語の簡素なマニュアルしかなく不明点だらけでしたが、他車種のyoutube等を参考に取付。
・バックドアダンパー交換時に一時的に片側の保持力を失うので、大型三脚(全高250cmクラス)で保持して交換。
・ブラケットの取り付けには4mmのロング六角レンチが必要でした。取り付け向きラベルが間違っており上下逆に取り付けていた。
・リヤゲートのラッチモーター、コントローラーの記載が全くなくどこに格納するか悩んだ。バックドア内で盛り上がると内張りが付けられなくなってしまって取り付け位置、ケーブルフォーミングに難儀した。
・歴代セダンタイプの車だったので、トランクへの配線に苦労(後席取り外し、小さい配線穴等)していたが、ワゴン車は配線作業がめっちゃ楽
・取り付け難易度は、社外リヤカメラ付きドラレコ取付がDIY出来る方であれば装着出来ると思います。
・バックドアの穴開けは、キット付属のホールソーを電動ドリルに装着して行い計3カ所穴を開ける。裏側のサービスホールから腕を入れれば穴の裏側にアクセス出来る。左右ダンパーの穴位置は、裏に空間あること、ゴムパッキンが取り付けると穴より5mmほど大きな円であることが必要。穴周囲に余白がないと干渉してしまうので注意。
〇トラブル
・一旦取付をおこなったが、バックドアの閉動作オートクロージャーの動作は問題ないが、開動作が一発で開かない。3~4回トライしてやっと開動作する現象が発生。
→原因:ダンパーの車両側ブラケットが上下逆だった(ラベルが間違っていた)。
※Aliexpressのメッセージセンターで中国販売店と動画を交えて英語でやり取りしたが、根気よくサポートしてくれ対応は丁寧でした。製品開発者なのか技術者もいるようでした。パーツ交換が必要になった場合にどのようにサポートしてくれるのか不安ですが、2年保証もあながち信用出来る気がします。
〇結果
大満足です。やっぱりパワーリヤゲートは便利。
・バックドアを閉めるときに閉ボタン押してすぐに運転席に乗り込めるのがよい。
・パワーリヤゲートは車両クラスが上がった感覚あり
・心配していた「勝手にリヤゲートが開く誤ん」等の誤動作は、今の所皆無(東京の厳冬期2ヶ月)。灼熱の真夏高温時を無事越えられるか別途追記したいと思います。
※フットセンサーは必要性をあまり感じないし、誤動作しそうなので取り付けていない。
○注意点
・オプションパネルのリヤゲート開閉SWは、走行中でも動作してしまう。
・リヤゲート開閉SWはステアリングヒーターの隣しか空きがなくそこに取り付けた。走行中手探りでステアリングヒーター操作を行う際に間違えて、リヤゲートSWを押しそうなることが度々ある。(リヤゲートSWは長押ししないと作動しないけど1~2秒程度と短めのためちょっと怖い)
・オプションパネルのスイッチ位置を入れ替えようと思ったけど、爪位置で場所が決まっており変更出来ず。(爪を削れば変更可能)
○Youtube動画
カローラツーリング(ZWE214W) AliExpress電動テールゲート/パワーバックドア/パワーテールゲート
https://youtu.be/fph6oV36_0I?si=RyxYorAE4wfP3sN9
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AliExpressから購入した電動バックドアキット。フットセンサーも購入。注文後約2週間で納品
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助手席ヒューズボックスの写真の常時電源の空きソケットに電源ケーブルのヒューズを指します。
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左側Bピラー柱の内張りを剥がし、純正ハーネスのキーレスロック解除信号線からエレクトロタップ分岐
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バックドアのジャバラからハーネスを通してバックドア裏側まで配線します。
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バックドアの電動ダンパー以外のケーブルをコントローラへ仮接続しています。一部結線間違ってます。
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リヤゲートの純正ラッチをパワーラッチに換装。M6フランジナットが1つ不足するの事前に購入しておく
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ワイヤーに無理を掛けないようパワーラッチのモーター部分をリヤゲートの角(写真右下)にタイラップ固定
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リヤゲートの純正フックをパワーラッチ用のフックと交換します
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ドアが落ちないように三脚等で保持しながら、車両側ブラケット(バックドア側は流用)と電動ダンパーを交換
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結果的に写真の車両側ブラケットは上下逆でラベルが間違ってました(開動作が正常動作せずにハマった)
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写真の位置にホールソーで穴開けしハーネスを配線する(左右)。穴の周囲5mm余白入れる(グロメット分)
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裏のサービスホールに合わせてホールソーで穴開けして、増設リヤゲートスイッチを取り付ける
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リヤゲート裏の写真の位置にコントローラをタイラップ固定しました
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運転席スイッチパネルにパワーリヤゲートSWケーブルを配線し、イルミ電源を他スイッチのイルミ線から分
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オートライトSWとステアリングヒーターの間のSWがパワーリヤゲートSW
購入価格 | 45,000 円 |
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入手ルート | ネットショッピング(その他) ※AliExpress |
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