年末に購入していた、PLX DM-6を装着しました。
以前使用していた、インテグラルDM20Mのセンサー不良により、代わりに借り物のNGK A/Fブーストメーターを装着していましたので、まずはこれを外しました。
そして、DM-6の装着を行います。
まずは、センサーの交換から・・・エキマニにDM-6のボッシュセンサーを装着・・・・・
あれっあれれ、穴に入らんぞ、なんでじゃ~。
良く考えると、以前の空燃比計はいずれもNTK(NGK)センサーで、ネジ径、ピッチ共にDM-6のボッシュセンサーと一緒なのですが、ネジより先の部分の径がボッシュの方が太い・・・。
あ~こりゃ、前にインテグラルをつけたときに、センサーの先の部分の径の穴しかあけていなかったなぁ。
仕方がないので、AE86で空力の求道者と化している某氏にリューターをお借りして、ネジの部分に傷をつけないように注意しつつ、穴の部分を地味~にゴリゴリすること約30分、ようやくボッシュセンサーが装着できるくらいに穴が広がったのでセンサーを装着。
続いて、バッ直配線をエーモンのリレーキットで行います。エーモンのバッ直リレーキットは、必要なものが既に組まれた状態で購入できるため、細々したものをバラで買うめんどくささが無いのが、とても良いですね。
まずは、スローブローヒューズをバッテリーのそばに装着します。私のAE86の純正のスローブローヒューズのカプラーは真ん中の部分が開いていますので、ここに装着しようと考えて、エーモンのカプラーから端子を抜いて純正のカプラーに差し込もうとしたのですが、ほんのわずかだけエーモンの端子の厚さが厚く純正のカプラーに入りませんでした。そこで、後日、端子だけ入手して装着することとし、今回は純正のカプラーにタイラップで縛り付けてしまいました。

う~む不細工じゃ。
配線はフェンダーの中を通して・・・バルクヘッドの定番の部分からエンジンハーネスとともに室内に引き込みます。
蛇足ですが、この作業では、車両のコンピュータを外してスペースを確保しておいてから、エーモン(だったと思う)で売っている配線引き込み用のツールを使用して配線を引き込むと良いと思います。また、リレーキットの配線には先端にギボシが既に装着されていますが、径が太くそのままでは引き込めそうにないので、ギボシはカットして配線を室内に引き込んだ後に、新たにギボシを装着すると良いでしょう。
リレーはブロアのあたりの適当な場所に、適当なネジを使い、適当に設置しました。

それにしても、ブロアのスポンジは30年の時の流れにより芸術的に風化している。おかげで内気循環にしても中国製の砂が室内に流入・・・。中国製の砂なんぞいらん。
PLXのアンプは アルミの板をU字に曲げてステーを製作し設置しました。
PLXのアンプは測定対象により色々なタイプがあるらしいのですが、アンプ同士を連結できるようにケースの上下に溝が切ってあります。1.2mm厚のアルミ板がこの溝にぴったりはまるのでステーに差し込んで固定しました。

PLXの配線ですが、電源、メーター、センサー、フルコン等への外部出力(必要な場合のみ)のシンプルな配線で、装着そのものは簡単です。
しかし、電源やメーターの配線には、なぜかピンジャックが使用されています。個人的には、これは非常に良くないと思います。特にフルコン等へ空燃比フィードバックして使用する場合、万が一電源のピンジャックが抜けてしまうと、フルコンへの出力電圧が0Vになってしまうため、フルコン側では空燃比が非常に濃いと判断して、燃料を絞るので、空燃比が非常に薄くなってしまい、エンジンストールやブローの危険もあると考えるからです。
そこで、姑息的ですが、カプラー配線と電源の配線などをタイラップで固定し、さらにカプラー側に若干テンションをかけておくことにより、ピンジャックの抜けを防止しました。
メーターはコラム上にステーを製作して設置しました。メーター自体は非常に軽量で薄いのであまり悩む必要もないと思います。
私のAE86はフリーダムコンピュータを空燃比連動で使用しています。この配線ですが、プラス側の配線はPLXのアンプ側からフルコン連動用の出力があるので0-5Vが出力される端子から附属のグレーの配線を使用し、フリーダム側の赤色配線に接続します。
また、マイナス側の配線はPLXから出力される端子がありませんので、フリーダム側の黒色配線にはアースを接続します。
次に、フリーダム側の設定を変更し、PLXに表示される空燃比の値と、フリーダムに接続したPCに表示される空燃比を一致させます。
空燃比計電圧ゲイン:10
空燃比系電圧バイアス:9.8
でほぼ一致しました。
PLXのメータに表示される空燃比の値と、PCの画面上に表示される値ですが、メーターの数値はデータを間引いてあるのか、スムージングしてあるのか、PCの画面上の数値より変化のスピードが遅く感じました。
とは言えフリーダム側も0.2秒ごとのサンプリング速度とマニュアルに記載がありますが、0.2秒という速度が、フィードバック速度だけなのか、画面の表示も含めてなのか解りませんが・・・。
さらに、フリーダムの学習機能の設定を変更します。
E&EのHPによると、PLX等ボッシュセンサーを用いた空燃比計を用いる場合は
NTKセンサーに比べて反応速度が遅いとのことで、
フィードバック比率:0.1
フィードバック比率(アイドル):0.03
程度にすると良いとありましたので、これも変更します。
以前バルタイを変更したままなので、またこれからセッティングをし直さなければなりません。どうか、うまく行きますように。

なんとか時間をつくらなきゃ、ですね。
Posted at 2013/03/27 02:20:44 | |
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