「白瀬南極探検隊記念館」
ココへは行く予定も無かったために
ホントにたまたまで驚いたけれど
その翌週にサッポロビール千葉工場の
SHIRASE5002&黒ラベル コラボレーションツアーとは…
三代目の南極観測船「SHIRASE5002」の船内見学と縮小「黒ラベルツアー」が一緒に楽しめます。
船内見学と「黒ラベルツアー」をそれぞれ70分でまわる、約2時間20分のツアーとなります。
黒ラベルツアーはビール工場見学の最後にビールの試飲があるので
今回は電車で移動。駅から無料で送迎バスも出ている。
バスに間に合わなかったのでタクシーで移動💧
このツアーは水・木・日の週3回開催。
参加費:大人1,000円 中学生〜20歳未満:600円 小学生以下:無料
平日は結構空いているけれど、日曜はあっという間に埋まってしまう。
受付を済ませ、まずはSHIRASEの見学。
SHIRASE5002(三代目南極観測船しらせ)は船橋港に係留されている。
しらせが何故SHIRASEになったのかは
wiki参照。
ウェザーニュース社がしらせを買い取った時の金額は四千万。
改修に10億円で、年間維持費には1〜2億かかるとされている。
ツアーの前に映像と、ツアーコンダクターの方の紹介(元海上自衛官の方)。
1グループ10人くらいに分かれ、船内を巡る。
デッキから下を覗く。海上までは20mあるとか!
しらせの艦橋の横幅はちょうど新幹線の一両分と同じ位とのこと。広いね〜。
南緯55度通過時の記録。
南極周辺の暴風圏の海域には俗称がついており
「吠える40度 狂う50度 叫ぶ60度」といわれている。
平成13年12月23日の記録では、左53度 右41度の動揺記録。
そんな時は、当然立っていられる状況ではない。
天井にはバーがあり、それを握りながら伝い歩きをしたり
また、動ける状況でない場合には両手でバーを握りしめたまま2時間とか
壮絶な時間を過ごさなくてはいけないそう…。
甲板上はクレーンが2基。
はるか遠くにはスカイツリーも見えた。冬場には富士山も見えるだろうね。
両舷には脱出艇が搭載されている。
ここにそのままあるという事は、使う必要がなかったということ。
船内の調理室。
曜日感覚がわからなくならないように、当然金曜日のお昼はカレーの日♪
元日には一人一人におせち料理のお重も配られるのだそう。
当然この調理室で全員分のおせちを調理するということで…。いやはや大変だなぁ💧
長い航海の間、食事は最大の楽しみということで調理設備も数多く備え付けられている。
パンの発酵機、アイスクリーム製造機、もやしの栽培機まで!
ただ、もやしの栽培機はあまり使用されなかったとか。
自衛官のパーソナルスペースは自分のベッドだけ。
船が揺れるということもあり、上のベッドだった人はイヤだっただろうね。
手術室もある!
こちらは歯科。麻酔を使えないということから
どうしても抜歯をしなくてはならない場合は麻酔無しで抜くという…。
(艦に乗る前に、同意書も書かされるそうだ)
長い航海なので髪の毛も伸びる。そんな時は…
恐怖の理髪店「タイガーカットハウス」へようこそ!
お代は無料。
でも店員がいるワケでもなく、お互いで頭を刈り合うので
タイガーカット=虎刈り というワケw
なのでザビエルカットにしてみたり矢印状に残してみたりと、やりたい放題をする。
資料室にはペンギンの卵や南極の隕石などが展示されている。
南極には数多くの隕石が落ちていて、なかでも昭和基地近くのヤマト山脈で数多く採取された。
ちなみに今は石ころひとつ持ち出す事はできない。
毎晩8時半を過ぎるとけん玉部員たちが、
けん玉の練習をはじめるそうだ。
甲板から格納庫へ向かう。
物資の輸送を行うため、かなり大きな格納庫で大型ヘリが3機が収容できる。
片隅に置かれていた自販機。当然ポッカサッポロ。
購入したかったけれど、ささっと通り過ぎなくてはいけない感じだった💧
ガイドさんのお話も面白く、こちらの質問にも丁寧に説明して頂けたりと
大満足の約1時間30分のSHIRASEツアーはこれでおしまい。
次はサッポロビール工場の見学へ。
「令和」も黒ラベル!
〝黒ラベル〟はサッポロ側が付けた名称ではなく
「あの黒いラベルのビールを下さい」とお客さんが言っていたことで
〝黒ラベル〟の名称になったとのこと。
黒ラベルの原料のこだわりやビールの製造工程などを体験する約30分のツアー。
大人はそれよりもツアー後のテイスティングが待ち遠しいといったご様子で
我先にとビールを受け取る。
子どもにはもちろんソフトドリンクが用意されている。
ツアーに参加しなくても、このマリンサロンで出来立てのビールが頂ける。
その場合は当然有料(400円)。
このツアーでは3杯まで試飲可能。ただし時間は20分間で3杯勝負!
SHIRASEを眺めながら。
試飲中に〝缶ビールの注ぎ方〟のレクチャーをするので体験したい人〜と聞かれるも
みんな試飲に夢中だったので、手を挙げてレクチャーを受ける事に。
カメラをダンナに預けて撮ってもらったけど、確認すると見事に全部の写真がボッケボケw
注ぎ方を写真で紹介したかったんだけど、仕方ないので文章にて。
まず、ビールは3回に分けて注ぐ。
1回目は、グラスの半分位までかなり上からビールを注ぐ。泡はほぼグラスのふちギリギリまで。
2回目は、泡が半分位まで消えたらグラスのふちから今度はゆっくりとビールを注ぐ。
3回目は、泡が落ち着いてきたらまたゆっくりとビールを全て注ぐ。
この時泡がグラスから溢れそうになるけれど
きめ細かい泡はそのままグラスの縁より盛り上がって溢れない。
かなり時間のかかる(レクチャー開始から5分かかってた!)注ぎ方だけれど
生ビールと缶ビールとの差がほぼ変わらなかったのには驚いた。
ショップではお菓子やサッポロビールにちなんだ雑貨等を販売。
〝北海道限定のお菓子〟と書かれているとついつい買っちゃうんだよね〜。
ツアー解散後は併設されているレストランへ移動。
サッポロライオン直営のビール園でSHIRASEを眺めながら
出来立てビールとジンギスカンを楽しむことができる。
またまたビールを飲みながら、ラムづくしプレートとジンギスカンを。
SHIRASE見学、工場見学、試飲3杯&小袋のおつまみとビールグラスで1,000円!
2カ月前に予約を取らなくてはいけないけれど、かなりお得でおススメなツアー😊
あと、チャレンジングSHIRASEというイベントを年間5回行っており
SHIRASE内でトークやプラネタリウムなど様々なコンテンツを楽しめるし
何といっても、自由にSHIRASE内を歩きまわることもできるので
興味ある方はぜひ行ってみてくださいね♪