タケジロウのブログ一覧

今日、昼過ぎのニュースで
登山家の山野井泰史さんが、奥多摩の自宅近くの山でジョギング中、クマに襲われ重症・・・とありました。

この方、登山史上に数々の歴史を打ち立てる世界屈指のクライマーです。
奥多摩にクマがいて、しかもそれにかち合うのも驚きですが、
血まみれで駆け込んだ近所の家の人に「僕がここで意識を失ったら、まず救急隊に腕の処置からお願いして」と説明する冷静さ・・・普通の人だったらその場でショック死してたかもしれません。

どうやら命に別状はないようですが、かなり腕に傷を負っているようで心配です。
2002年ギャジュンカン（7952m）で下山中の荒天と雪崩に遭うも奇跡的に生還。手足の指10本を失っていますが、それをものともせず挑戦を続けており、つい2週間ばかり前にキルギスのハンテングリ（7010m）他の遠征から帰ってきたばかりの出来事でした。

また復活されると思いますが、ホント、近くの山もどんな危険が潜んでいるかわかりませんね。

（写真は山野井氏の著書「垂直の記憶」直筆サイン入り）