
走りに生きた、という誇り
涙腺崩壊するフレーズですよ。
ランサーエボリューション ファイナル。
遂にこの日が来てしまった。
この車に出会い、僕はクルマが好きになりました。
まだ僕が中学生の頃、ランエボはエボⅦの時代です。
当時はR34型スカイラインGT-Rが友達の間でも超人気だった時代。
僕も好きでしたが、ランエボⅦが1番輝いて見えていました。
ランサーエボリューションというまさに厨二心をくすぐる名前、戦闘機のようなスタイル、しかも4ドアセダン。
その頃、レースで活躍するスポーツカーと言えば2ドアのクーペやスーパーカーという概念があった自分にとって、WRCで活躍するスポーツセダン=ランエボの姿が衝撃的でした。
その流れで、高校生の頃にはすっかり三菱自動車のファンになってました。
ベストカーでエボⅧのニュースを食い入るように見ていた事を思い出します。
遂には社会人になって免許を取った瞬間、トヨタ党の我が家で唯一三菱車を買うという愚行に←
本当は中古のエボⅥを狙っていましたが、当時240万円というのはとても高く、当然お金も無く親からの理解も得られなかった為、ディーラーに飾ってあったパジェロミニを見て「じゃあこれで!」と即決してパジェロミニの5MTターボを購入。
リコール隠し問題でとんでもなく叩かれてた最中、しかも新車で購入してる僕はハタからはただの無知で馬鹿な奴に見えていたことでしょう。
でもそれは違います。
ランエボを作る三菱が大好きで、絶対に乗るんだという夢を持って僕は三菱車のオーナーになりました。
しかし、それからはライフスタイルの変化などもあり、スノボや釣り、バンド活動と言った趣味を中心にクルマを選ぶ自分がいました。
ボード仲間が沢山いた時代のグランディス。
そして様々なシチュエーションで頼りになるアウトランダー。
気がつけばランエボは、本当にただの夢と化していました。
そんな中、発表されたランエボ終了のニュース。
そしてファイナルエディションの発表。
「走りに生きた、という誇り」というキャッチコピーを見た瞬間、オーナーじゃないですがほんとに終わりなんだなって物凄く寂しい気持ちになりました。
三菱からランエボが消えるなんて信じられない。。。
最後のエボをこの目で見なければ…
と、ファイナルエディションが展示されるというハイパーミーティング(レースイベント)が開催されている筑波サーキットへ行ってきました。
エボの周りには常に人が集まっており、注目度の高さを実感。
スペックも内部資料を見せてもらいましたが、現時点ではWRXを超える馬力です。
装備を見てもとてもお買い得で、完売するのは時間の問題でしょう。
ここでますます寂しい気持ちに(笑)
だって会場の駐車場に並んでいる車、高い割合をインプレッサとランエボが占めてるんですよ。
会場ではスリーダイヤ、ラリーアートのフラッグが風になびく中、多くのスポーツカーファンや三菱ファンが集い盛り上がっているわけです。
オモテでは目立たない存在の三菱車と三菱オーナーが、物凄く輝いている場なんですよ。
これが、三菱からランエボがいなくなったら……
そういった場も減っていきますよね。
そう思うと辛いです。
本当にやめちゃうのでしょうか。
エボ無しの三菱、それはミッキーマウスのいないディズニーランドと同じです←前にも何処かで言ったような(笑)
そんな、ファイナルエディションの興奮と寂しさが交差する中…
帰りの車中…
ワイは決断しました。
ランエボを買う!
ここでランエボに乗らなかったら、一生後悔するんじゃないか?
そう思ったら居ても立ってもいられなかった。
ハイパーミーティングの帰り、ディーラーに直行し即決してきました←爆速
これまでのライフスタイルから少々外れますが、これからはエボに合わせたライフスタイルを築く!
そう決心しました。
1ピースバスロッドは処分する!(爆)
ちなみに、ファイナルエディションではないです。
ファイナルエディションは僕みたいな奴より、これまでエボを乗りエボを愛してきた人達が乗るべきです。
そういうことで、前置きがかなり長くなりましたが、エボX TC-SST FINALモデル契約しました。
ディーラーに置いていた展示車になります。
正直かなり無理をしましたが、後悔はありません。
アウトランダーローデストは、弟が引き続き乗ることになりました。
これまで相当に可愛がってた車なので、兄貴としてもそれが一番の望みです。
これまでアウトランダーでお世話になりました皆様方に心から感謝申し上げます。
車種は変わりますが、今後とも変わらぬお付き合いの程よろしくお願いいたします。
これを機にアウトランダー/RVRオフ会などに誘われなくなると寂しすぎるので、誘ってくださいね♡(笑)
Posted at 2015/04/15 02:15:59 | |
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