ぽにゃのブログ一覧

昨日、「陰日向に咲く」のあとに観たのがコレです。
山田洋次監督で、吉永小百合主演の昭和の母を描いた感動作だそうです。
太平洋戦争間近の日本で、ドイツ文学者の父坂東三津五郎が反戦を唱えたと、思想犯として逮捕されてしまう。
残された吉永小百合と志田未来、佐藤未来の二人姉妹は、父の教えを守り、周りのヒトたちに助けられながら強く時代を生きていく～みたいなハナシです。
戦争映画じゃないので、戦争のシーンはないですが、戦前戦中の日本国内の緊張感とか閉塞感みたいのはちょっと感じました。
いいハナシだし、いい映画だと思いました。
が、吉永小百合が二人の娘（１２歳と９歳）の母ってのはやっぱりムリを感じました。
どうみても母じゃなくて祖母、だろう～って...
いくら若作りしてても...
声もトシをごまかせないですね。
あと、終盤、いきなり現代になっちゃうってのは、このテの映画では多いパターンですが、観てても気持ちが一気に覚めちゃいますね...
ま、そのあたりを考えても、いいハナシだしいい映画だと思いました。
ただ、お客さんの年齢層はかなり高かったです...