1ヶ月ちょいみんカラさぼってました。。何とかボチボチ生きてます。久々の更新はつい先日完売となったtSの試乗記です。
10日ほど前の話ですが担さんから電話が..何とまさかのtSの試乗車が入りましたとの事!!。岡山スバルもなかなか太っ腹です!!。速攻翌日にはディーラーに行っちゃってました。
用意されたのは画像の通りWRブルーのワゴン。
カタログ等の印象と全然違って、実物は凄くいい感じ。微妙に落ちた車高と4本出しマフラーと共にスペシャル感を強調する為にも、赤はないんで私が買うならこの色でしょう!!。ただ他の色と違い、この色だけメッキFグリルはな~んか似合ってないんじゃ??と思いました。
試乗前に暖気の為エンジンかけてもらうといきなり「おぉ?!」ってなります。排気音のチューニングが絶妙!!。「乾いたいかにも抜けの良さげな」凄く心地いい音で思わずアクセル煽ってもらいました。。これなら評判の悪いアイドリングストップからの復帰の度にニヤリとしてしまうんじゃないでしょうか??。てか試乗中の私がそうでした。
さて出発です。時間にして約30分、市街地と山道を走らせてもらいました。以下は主にはなぢくんとの比較インプレッションになりますが、あくまで個人の主観ですので..。
まず市街地走行で驚いたのが乗り心地の良さ!!。概ね「硬い」と表現されているインプレッションがほとんどですが、D型Sパケオーナーの私から言わせて貰えれば???です。全体的にシャキっとした印象はありますが、大真面目にほとんど変わらないです。店に着く前にはなぢくんで走っておいたコースですから間違いないです。そんなはずは..と思ってよ~く観察してみると、小さな凹凸はよく拾う傾向にありますが大きな入力に対する往なしの上手さはベースモデル同等か上、収束性の良さは明らかに上で、この特性は高速道路だともっと差が出るかな?とは思いました。圧倒的にフラットな乗り味でしょう。でも普段乗りでは分からない人もいるかもです。。
次は山道。そもそも、ベースモデルでもステアリングを切ったら切っただけピタっと狙ったラインに乗せられ、ちょい足しちょい戻しといった微妙な修正に対する反応が非常に正確なフィーリングが心地良く凄く気に入ってるとこなのですが、市街地走行の印象通り、飛ばさなければ結構似通ったフィーリングです。が、ペースを上げるとかなり話が違って来ることにこれまた驚かされました。
詳しいことはよくわかんないですが多分ロール剛性のチューニングが絶妙で、ヨーの立ち上がりが非常に早く感じます。かと言って強引にロールを抑えてる感じはなく、凄くしなやかに路面に吸い着く感覚に加えて、アウト側に見えない壁でもあるの??って感じ(表現下手ですいません)でメッチャメチャ気持ちいいですこれ!!。この感覚は決してはなぢくんでは味わえませんね~。試してないですが高速ダブルレーンチェンジとかでも相当動きの印象は違うでしょう。
試乗を終えて軽く興奮!!。市街地も山道も私には絶品の乗り味に思えました。D型Sパケとの比較において市街地走行の快適性は掛け値なしに『全く』犠牲になってないと断言しときます。その上でワインディングでの爽快さは市街地の印象や見た目からはちょっと想像できない気持ち良さ!。能ある鷹は爪を隠す!!。これぞ辰巳スペシャルの真骨頂?!。これに乗れる人は素直に羨ましいと思いました。そしてこれは想像ですが、市街地走行での快適性は、結果的に「アイサイト」というチューニングする上では足枷にしかならないものを敢えて残した為に実現出来たのかなぁ?とも思いました。
また、その一方で意外やベースモデルの実力もなかなかに侮れない事が確認出来ました。はなぢくん購入3カ月後に「NA tSリリースの報」を聞いてショックを受けた時に、「ベースになる位今度のNAは出来がいいと思うようにします。」と書いたのですが、案外その通りかも?。動力性能が全く同じと言う事も影響しているとは思うのですが、恐らくレガシィが一番大事にしているドライバーの操作に対する「リニア感」は普段乗りでは充分感じ取る事が出来ますし、 実際その程度の速度域での乗り味には想像してたより差がなくて内心ホっとしました。まぁ、ちょいとペースを上げて走るとそらもう圧倒的にtSですけどね..。
まあまあとにかく今回はガチ比較だったので私にとっては本当に久々に内容の濃い試乗となりました。
Posted at 2013/02/10 23:56:04 | |
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