
先週の木曜日に注文しておいたアウディの燃料ポンプが届きました。
土曜は仕事だったので、予定通り昨日交換です。
みん友さんたちはみんなカニを食べに行ってしまったので、一人寂しく交換スタート。
まあ、2、3時間でおわるだろ、って思っていたのですが・・・。
自分のアウディS4(B5)の燃料ポンプはインタンクタイプ。
トランクルームのカーペットをはぐると、サービスホールがあって、そこからアプローチするタイプ。
ガソリンタンクを降ろす必要はありません。
ロックリングをドライバーでコンコンして外し、
ホース・コネクタ類を外してポンプを取り出して交換すればOKのはず。
ポンプ自体は樹脂製のケースに固定されており、これでポンプAssyという構成。
ポンプAssyは、タンク内のハウジングに切ってあるガイドに沿って15゜ねじ込むとロックされる構造。
これは同じS4乗りのTakeyさんから事前に情報をいただいて勉強済み!
外すときは当然、15゜左回転させてロックを外して上に引き上げるわけです。
通常はSSTを使うのですが、1万以上する二度と使いそうにないSSTを購入するつもりは当然なく、
まあ、なんとかなるんじゃね。てな感じでチャレンジしたのですが・・・。
これがまったく外れません。
うんともすんとも。
しかも、樹脂製のケース自体の剛性がなく、無理すると破損してガソリンタンク内に破片が落ちそう。
さらにサービスホールは片手しか入らない上に、トランク内に縮こまっての作業、ガソリンに手突っ込んで作業しなきゃいけないわ(ガス抜いとけよ!って話ですが)、気化したガソリン吸い込んで気分悪くなるわでもう大変。
昼から夕方まで頑張りましたが、一旦撤退。
もう車屋もってくか?
ご飯を食べながら考えました。
ポンプAssyのケースはφ100強、これをつかんで回せることが出来ればいい。
オイルフィルターレンチやプーリーを固定するレンチは柄の部分が長いしごつくて、
多分タンク内で固定できない。なんかないかなー?
と一生懸命考えた末、ひらめきました。
急いで近所のバイク用品屋に行って買ってきました、バイクのサイレンサーの固定バンド。
1,200円なり。これにショートコンビレンチつけて、自作SST化。

これなら柄の部分が自由に動くので、タンク内に突っ込んで工具を振ることが出来そう!
狭いタンク内で自作SSTをポンプケースに固定するのに、これまたかなり苦労しましたが、何とか成功!

結局終了したのは23時。
あぁ、つかれた・・・。
B5アウディ乗りの方で、もしかして参考にする方がいるかも知れないので、今度整備手帳に工程をUPするつもりですが、SSTを購入せずにポンプを取り外すとなると、何かしら工夫が必要です。
2回目は1時間もあれば交換出来ると思いますが・・・。
まあ、SST買えば瞬殺デスケド。
SSTのいる作業はなめちゃダメですね。勉強になりました。
これでアウディでぬくぬく通勤が出来ます。やれやれ。
Posted at 2012/12/04 01:37:33 | |
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