
乗れるようになって、最初に来たトラブルは、
エンジンが温まるとすぐにラジエターのクーラントがリザーブタンクいっぱいになり、やがて溢れ出して来る。
(´Д` )
冷えたら元に戻るはずがほとんど戻らない。
ラジエターキャップを変えても効果なし。
原因を探る。
まずは暖機。そのまま様子を見てると、気泡と共に少しずつクーラントが増えて来る…。
気泡と共に…。 気泡…気泡。
気泡?
ままま、まさか…(|||°д°)
エンジンを止めると気泡が出なくなる。
コレ…アレちゃうん?
ヘッド吹き抜けてるんちゃうの?
とりあえずヘッドg/k、
カバーパッキン、
テンショナーg/kをネットで注文。
プーリーカバーをはずしてクランクを手で回してみる。
案外軽く回るなぁ…て、そらおかしいやろ!
圧縮無さ過ぎちゃう?
排気量のせいか、ものすごくフツーに走れてしまうから分からんかった…。
ピストンリング?バルブ?
g/k抜けてるだけ?
あ~も~サイアクやわ…(~_~;)
しかし、状況からいって、リングではない。
なぜなら、排ガスがキレイ。煙なんか皆無。
とすれば、バルブかg/k。
既に気泡が出ているため、g/kはクロ。
とにかくバラすコトに。
クランクを圧上に持っていく。
ヘッドカバーをはずして…
あれ?ボルトを緩めるだけで勝手に
浮き上がって来る。なんで?(・・?)
排気上死点と間違えたかな?
いや、合ってるなぁ…
カバーをめくると、めっちゃフツー。
その時は、気付かなかったので、どんどんバラす。
カムホルダー、カムシャフト、
シリンダーヘッド。
ほら~やっぱり~…(~_~;)
g/kに明らかに漏れた跡が…
シリンダーとヘッドの端面をオイルストーンでシャコシャコ…
歪は無いみたいやな…
シリンダーもクロスハッチがキレイに残ってるし、カム周りも汚れが少ない。オイル管理も悪くなかったみたい。
新しいg/kを組んでもとに戻していく。
そして、ヘッドカバー。
取り付けると、わずかに浮く。
何でなん??
あああああ!コレかいな!
排気側のタペットアジャスターがデタラメなトコで締め付けられてるし~!
カムが押してなくても、バルブが少し開いてたんやね~(^^;;
ヘッド、ヘッドカバーとトルクレンチで丁寧に締めていく。
最後にタペット調整して、
クーラント入れて、
再び手でクランクをまわしてみる。
おぉ!コレコレ!
250の単発なんやもん、圧縮はこれくらい抵抗がないとね!チカラかけてもジワ~ッとしか回らない感じ!
早速エンジンスタート!
セル一発!
温めながらウォータージャケットのエア抜き。
エアが抜けたところでキャップを締める。
アイドリングで放置プレイ。
リザーブタンクを見つめる…(・・;)
イケるんちゃう?
イケてるんちゃう?
ついにラジエターのファンが回り出した!
おぉ~!完璧!d(^_^o)
乗ってみる。ぬおお!すんげえトルクやぁ~o(^▽^)o
オモロいバイクになって来たぞ!
次回は追加された品々を紹介して行きます( ´ ▽ ` )ノ♪
Posted at 2012/07/10 01:19:02 | |
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