DSG=ダイレクト・シフト・ギヤボックス VW(DSG)、AUDI(Stronic)
MTトランスミッションを進化させ、クラッチ操作とギアシフトを電子制御化したもの。2組のトランスミッションユニットを並列に組み込んだ比類のないテクノロジーで、シフトチェンジスピードはわずか3~4/100秒(Stronic=2/100)というプロドライバーを凌ぐスピードとスムーズさを実現している。
DSGのコアとなるメカニズムはダブルクラッチのギアボックスで、1-3-5速と2-4-6速のギアを受け持つクラッチを一体化したもの。一方のギアボックスにパワーが伝わっている間、もう一方はあらかじめギアを繋ぎ、クラッチは開放した状態で次のシフトチェンジを待機している。そのため変速の際、瞬時にクラッチを繋いでギアを切り換えることが可能となっている。エンジンパワーが途切れることなく伝達されるので、加速はこの上なく滑らかである。(VW、AUDIカタログより)
文章だけでは分かりにくい?ので↓
『各部名称と作動時のギアの状態』

スタートではクラッチ1からインプットシャフトにトルクが伝わり、1速ギヤを介してアウトプットシャフトの出力ギヤに伝達。
その間に2速ギヤもシフトが完了して、クラッチ2で空回りしている。

1速から2速へ切り替わった状態。ただ単にクラッチ1を切り、2を繋いだだけ。これならショックがでるはずもない。
さらにアップシフトに備え、クラッチ1を切ったまま、ギヤは3速へ入っている。これが繰り返される。
う~ん、よく出来たシステムです!
ATの油流体継手ではロスがあり過ぎて話にならないかぁ。。
Posted at 2007/04/21 20:03:22 | |
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