由希と 奈緒は 高校時代に 知り合った。
由希は 地元で 有名な 和菓子屋さんの 一人娘
活発で 裏表のない ひとあたりの いい お嬢さんだった
普通 こういう環境なら もうすこし 意地悪かったり するよね
奈緒は 由希の 明るさが 大好きだった
二人が なかよくなったのは 1年の 入学式当日
ふたりの 席が 前後に なっていたから。。。
まず 話しかけたのは 由希・・・
『 どこの 中学?? 』
『 S 中 』
『私は K中! ねぇ チャリでくるの???』
『ううん! 電車!』
そんなふうに 一方的に 会話を 進めて行く
でも 奈緒にとって なぜか 由希との 会話は
楽しく まるで 今日知り合ったばかりという感じもしない
ふしぎな 空気をもった 子だった。
それから 1年 ほとんど 毎日 べったり 一緒だった
俗に言う 親友的 ポジションを お互い しめていた
そして それは 2年になって クラスが 分かれても おんなじで
三年に なっても
そして 卒業しても。。。
そう そして 今まで ずっと いい関係で 付き合いを 続けている
由希には 年上の カレが いた。
なんとなく 奈緒は お嬢様には 年上の 大人が似合うんだよね
そう 思っていた
ただ 由希が お嬢様っぽい 仕草や 言動を することゎ
まったくと いって いいほど なかったのだけれど。
由希のカレは 32歳
見た目は 若いけど やっぱり 大人 だった
そして これも 奈緒にとっては おとなの 恋だなっと 思わせるの
だけども
二人は 遠距離恋愛を している
由希が カレ 友也と 知り合ったのは ネット上だった
しばらくは そこで いろんな話や 相談事を 聞いてもらっていたら
しい
十分 信頼できると感じて 由希は 携帯の 番号を 教えた
それからは 電話と メール そして
3ヶ月に 1度くらい カレの とこを 尋ねるという 付き合い
そのときは もちろん 奈緒も 同伴!
奈緒は 邪魔しない程度に 二人と 過ごし
あとは ひとりで ブラブラと いろんなとこに 出現してみる
ただ それも 休みを 利用した 1泊2日の ミニ旅行だから
そこそこ 買い物!や 散策で つぶれる時間内だし
大好きな 海遊館に 行けるのも 楽しかった
いつか ふたりは 結婚するのかなぁ。。。
そんなこと 考えながら
大水槽の ジンベイザメを ぼーーーっと 見てた
・・・・つづく・・・・