新年あけましておめでとうございます。今年もちょくちょく更新していきますのでよろしくお願いします。
さて年明け初回は、iPhone/iPadで使えるサーキットロガー"TrackAddict HD"の紹介です。
きっかけは、サーキット走行を目前に控えていたとき、走行中のビデオ撮影をiPhoneでやろうとしたことでした。どうせやるならGフォースやラップタイム計測ができると超うれしいと思い、探してみました。600円でした。
似たようなアプリはいくつかありました。国産では、直球な命名が光るCIRCUIT LOGGERが有名です。その中でこのアプリを選んだポイントがこちらです。
・ビデオ撮影にGPSやGフォースデータをオーバーレイしてくれる
・ラップタイム計測
・車速で記録開始
・OBD-IIや外付けGPSからのデータ取得に対応
やっぱりビデオが決め手です。使い方の雰囲気をお伝えします。
1. 設定
起動するとこの画面になります。
最低限の設定は記録モードとトラック(場所)です。記録モードはサーキット(スタートとゴールが同じ場所)、セグメント(スタートとゴールが違う場所)、ドラッグレース(0-400mなど)から選びます。今回は[Circuit]を選びます。
続いて場所ですが、現在地のGPS情報を採用するのが簡単です。[Track]の横をタッチしてトラック設定画面を開きます。
[New]で項目を追加して、(>)マークを押すと場所設定画面が開きます。
[Set Point Here]をタッチすると現在地の航空写真が表示されるので、よければ[Done]で完了です。気に入らないときは希望する場所を長押しすると、いう事を聞いてくれます。
この時は、袖ヶ浦フォレストレースウェイのホームストレートにあるシグナル辺りに設定しました。
2. 車に取り付け
サーキット走行のGに耐えられる、強いホルダーで車に取り付けます。GPSの感度を上げるため、窓の下に付けましょう。カメラ調整は[Camera Preview]表示が便利です。
インパネに付けてちょっと失敗したのが、自分の運転操作が映っていないことです。今度はリアウィンドウで試してみます。
3. 記録する
[Record]表示にすると、記録待ちになります。
[Record Now!]ボタンで開始しますが、グローブをはめた手では操作出来ません。ここは車速検出による自動開始に任せると便利です。だいたい20km/hくらいで開始してくれます。
走行中は、GPS情報とラップタイムが表示されます。裏でビデオ撮影されているのでご安心を。記録終了は、下にある表示切り替えボタンのどれかをタッチすればOKです。
4. 記録を見る
[Sessions]表示で記録データを見れます。
記録データは、開始から停止までをセッションとして管理されていて、セッションを選ぶとラップタイム一覧になります。
下にあるボタンでビデオ再生、動画ファイルへ書き出し、セッションの削除が出来ます。
まずラップタイム右の(>)でラップの詳細を見てみましょう。
他のラップとの比較やGの変化、航空写真表示とか出来ますが、正直あまり活用してません。外付けGPSでもっとまともな位置になれば、使えると思います。
続いて[Video]のビデオ再生です。表示ラップは、ラップタイム一覧で指定する事も出来ます。
オーバーレイする情報は選択出来るので、好きなものを試してみて下さい。例えばこんな感じです。
これと同じ内容を、[Render Video to Album]で、動画ファイルへ書き出せます。ただし超時間がかかるので、充電しながら処理させましょう。動作が固まるほどのCPU負荷です。一晩くらいほうっておくのがベター。私はこの動画をiMovieに移してたのしんでいます。
だいたいこんな感じで、雰囲気が伝われば嬉しいです。とりあえず600円でここまでの事が出来るのがスゴイ。ちょくちょくバージョンアップもしてくれますし、望めばOBD2で車から情報を引き出せるし、GPSもつながる発展性がある。カーライフを楽しくしてくれるおすすめツールです。
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Posted at
2013/01/06 10:07:17