TTの不具合とその後

２０１５年１０月にＴＴが納車されて早くも半年が経ちました。
走行距離も7300kmを超え、毎回好調な走りをしています。
しかしこの半年の間で、TTの目玉のひとつともいえる「バーチャルコックピット」に不具合が起きました。
新型TTを所有されている方の参考になればと思い、この記事を書くことにしました。

最初に不具合が起きたのは、納車されて約１か月後の昨年の１１月でした。

平日に有給を取り、ひとりで茶臼山へ行った帰り道でのことです。
塩尻市へ向けてＲ１９を北上している最中、突然メーター部分が真っ暗になり、マップはおろか速度や回転数までも消えてしまいました。
突然の出来事に慌てて路肩に停止。そしてこのような警告が…。




自宅までまだまだ距離はあるし、ひとりだし、どうしようかととりあえず取説を見てみるものの、解決策は載っていなく、近くのディーラーを探してみたら松本まで行かないとダメらしい。
そこでふと、エンジンを再始動してみようと思いつき実行してみると、警告が消え、いつものバーチャルコックピットに戻っていました。

一か月点検の時にこの不具合を説明して診てもらいましたが、コンピュータには故障の履歴が残っていないとのこと。当時はまだ新型のTTがあまり納車になっていない時期で、このような前例もないため、ひとまず様子を見ることにしました。


その後も何度か同じ症状が起き、しかも違う警告まで出る始末…。






そして半年点検の時、担当の方に「全国でいくつか同じような例が出始めています。」と言われました。「TTのコンピュータのアップデートが来ているので、後日都合の良い時に預けて頂けますか？」ということで、３日間ディーラーへ預け、アップデートをしてもらいました。
このアップデートで今までの不具合がなくなるのかはわかりませんが、今のところは何事もなく快調です。




が、二点ほど目に見えて変更になった箇所が…。

ひとつは、スモールライトがデイライトになったこと。
エンジンを始動すると必ずどんな時でもこのスモールライトが点灯します。
私のＴＴのように超初期に納車になった型はこのデイライトの仕様がなく、今現在納車している型は全てデイライト仕様になっているようです。


そしてふたつ目は、燃費計の表示が…




アップデート前




アップデート後




黄色く囲んだ部分ですがわかりますか？
今までは「１リッターに対して○○ｋｍ走る」という国内でよく見る通常の表記だったのですが、アップデート後には「100㎞走るのに○リッター必要」という海外仕様になってしまいました。
そのたびに計算するのも面倒なので、「100km走るのに7リッター必要」くらいでいいか、というようにしています(笑)


最近納車になっているTTは、このような表記なのでしょうか？




不具合はあったものの走りは快調ですので、今年のドライブも日本全国を走りまわりたいと思います。