サムスン工場 猛毒漏れ ソウル近郊 作業員5人死傷
産経 2013.1.29 07:13
【ソウル=共同】
韓国メディアによると、ソウル近郊の華城にある同国の半導体・電子機器最大手
サムスン電子の半導体工場で27日夜から28日にかけ猛毒のフッ化水素酸が2度
漏れる事故があり作業員1人が死亡、4人が負傷した。
聯合ニュースによると、同社は事故を消防などに通報せず隠蔽し、当局の指摘を受け認めた。
漏れたフッ酸の量も、当局側が10リットルと推定するが
サムスンはもっと少ないなどと主張している。
フッ酸は日本でも毒劇物法で指定される揮発性の液体。
皮膚を壊死させ、吸い込んでも死に至る危険がある。
工場では、貯蔵施設の老朽化で最初の漏洩が起き、サムスンの関連
会社の作業員5人が修理に当たった際にも漏れ出していたとみられる。
うち1人が頭痛を訴え病院で死亡した。
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【The Hankyoreh Media 2013/01/28 21:03】
三星(サムスン)電子華城(ファソン)工場でフッ酸が漏れ出し、バルブ
修理作業をした協力業者の職員1人が亡くなり4人が負傷した。
三星側は工場内で作業者がフッ酸に露出し人命被害が出たにも
関わらず、9時間以上にわたり当局に申告しなかった。
去る27日夜11時頃、京畿道華城市の三星電子華城事業場の半導体生産区域である
11ライン付近にある中央化学物質供給装置(CCSS)からふっ化水素希釈液(フッ酸)が
漏れ出した。
警察は「フッ酸が漏れ出した貯蔵タンクは500リットルのフッ酸を保存する
タンクで、タンクの下部バルブが溶けてフッ酸が漏れ出した」と28日明らかにした。
これに先立ち三星側は27日午後1時30分頃、フッ酸供給装置の異常を把握し
協力業者であるSTIのパク・某(36)氏など職員5人を呼び夜11時から補修作業に入った。
協力業者職員は28日午前4時30分頃、バルブ交換作業を終えたが午前7時30分から首と胸の痛みを訴えた。
症状が激しかったパク氏はソウル漢江(ハンガン)聖心(ソンシム)病院に運ばれたが、午後1時頃亡くなった。
三星電子側は27日午後、フッ酸漏出事故を感知して28日午前に人命被害が生じた
しばらく後である午後2時42分頃にようやく電話で京畿道(キョンギド)に通知した。
協力業者職員パク氏がフッ酸の漏れ出たタンクの故障したバルブを修理し、異常
症状を見せてから9時間ぶりのことだった。
現行の有害化学物質管理法は、有害化学物質事故が発生したりまたは、人の健康や
環境に危害が発生する場合、該当地方官公署などに申告することになっている。
三星電子はフッ酸の外部流出可能性はないと公式確認した。
三星電子関係者は「今回の事故で漏れ出たふっ化水素希釈液は2~3リットルで
きわめて少量であり、流出時に廃水処理場へ自動移送される構造であるため
社外へ流出する可能性はない」と話した。
しかし京畿道は「漏れ出たフッ酸の量を10l程度と確認した」と明らかにした。
京畿道消防災難本部は消防車7台を現場に送りフッ酸流出にともなう対備に入った。