【産経 2013.7.4 15:47】
仕事で知り合った20代の女性会社員を誹謗中傷する文書を送りつけたなどとして、脅迫と
名誉毀損の罪に問われた元毎日新聞記者の無職、平元英治被告(41)=東京都杉並区=に
仙台地裁(柴田雅司裁判官)は4日、懲役2年6月、執行猶予5年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。
検察側は論告で「強固な犯意に基づく行為で、女性が抱いた不安や羞恥心は著しく大きい」と指摘。
弁護側は「犯行には重度の鬱病が影響しており、執行猶予付き判決が妥当」と主張していた。
起訴状によると、平元被告は昨年7月11日に「死」と書いたファクスを女性宅に3回送信して
脅したほか、同11月26日には女性の名誉を傷つける言葉や女性の写真を付けた文書を
宮城県庁などに郵送したなどとしている。
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元毎日記者に猶予判決=知人女性ら脅迫、中傷-仙台地裁
【時事通信 2013/07/04-14:40】
知人女性らを脅したなどとして、脅迫と名誉毀損の罪に問われた元毎日新聞記者
平元英治被告(41)に対する判決が4日、仙台地裁であり、柴田雅司裁判官は
懲役2年6月、執行猶予5年(求刑懲役3年)を言い渡した。
柴田裁判官は「犯行は執拗かつ陰湿で極めて悪質」とした一方、「本人なりに
反省の言葉も述べている。以前は記者として通常の社会生活を送っていた」などと
執行猶予とした理由を述べた。
判決によると、平元被告は昨年7月11日の午前5時半ごろと午後6時半ごろ、
東京都内のコンビニから仙台市内の知人女性宅に「死」と記された紙を
ファクス送信し脅迫。
同年11月26日には、女性の顔写真とともに中傷する文書を宮城県副知事らに
宛て15枚郵送した。
また、同年12月25日、横浜市内にある女性の上司宅に電話し「代わりに
あんたとあんたの家族に復讐してやる」などとメッセージを残し、脅迫した。
判決は当初、5月28日に言い渡される予定だったが、本人の体調不良により延期されていた。
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元毎日新聞記者の判決期日取り消し 知人女性の名誉毀損
【産経 2013.5.28 14:35】
仕事で知り合った20代の女性会社員を誹謗中傷する文書を送りつけたなどとして、脅迫と
名誉毀損の罪に問われた元毎日新聞記者の無職、平元英治被告(41)=東京都杉並区=の
裁判で、仙台地裁(柴田雅司裁判官)は28日、午後に予定していた判決期日を取り消した。
弁護人によると、平元被告が体調不良で出廷できないためとしている。
新たな判決期日は未定。
検察側は論告で懲役3年を求刑。
弁護側は「犯行には重度のうつ病が影響している」として執行猶予付き判決を求めている。