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DunkelBlau@R32の掲示板
【産経新聞 2014.4.17 20:33】
珍島(韓国南西部)沖で転覆した韓国の旅客船「セウォル号」は、かつて日本の
国内定期船として運航され、韓国側に売却後、定員は100人以上増えていた。
航路変更による座礁や急転換での横転の可能性が事故原因として浮上する一方
船長らの避難誘導も疑問視されている。


・日本で18年間運航
「セウォル号」は平成6年6月から24年9月まで、鹿児島県奄美市のマルエー
フェリーが鹿児島や沖縄を結ぶ国内定期船「フェリーなみのうえ」として運航。
日本では運航に支障が出るような事故はなく、仲介業者を通じ24年10月に韓国側に売却。
約半年の整備期間を経て韓国で昨年3月から就航した。

日本製船舶は中古船として、アジア向けに転売されるケースも多く、整備や
改造により30年ほどは運航できるという。

韓国では船体改造が行われたとみられ、定員は日本時代の804人から921人に増加。
細分化された客室が大部屋に改造され、一気に海水が流れ込む構造になっていたとの情報も。
総トン数も800トン増え、船体のバランスが不安定になっていた可能性もある。


・航路変更か?
セウォル号の運航状況にも注目が集まっている。
韓国の聯合ニュース日本語版は17日、「旅客船は針路を変更する際に
急激に方向転換したことが事故原因となった可能性が高い」と報じた。
事故現場の珍島付近は、済州島に向かう船舶が針路を変更する「変針点」。
船首の向きを急激に変えたため積載貨物が一方に偏り、バランスを崩して傾いた
可能性がある-との韓国海洋警察関係者の見立てを紹介している。

乗客が「ドン」という音を聞き、座礁する直前までジグザグ航行していたという証言も
踏まえ、「衝撃音は急な進路変更で偏った貨物が船体にぶつかった音と考えられる」としている。

周辺海域での航行経験がある鈴木邦裕・神戸大海事科学部客員教授(77)は
「暗礁に乗り上げることがない本来の基準航路から何らかの理由で外れた可能性が高い。
船員の確認不足など初歩的なミスではないか」と指摘する。


・避難指示は?
乗客の安全確保では、船長や船員の対応にも批判の声が高まっている。
朝鮮日報日本語版によると、事故発生当時、旅客船には船長など約30人の
乗組員がいたが、事故発生直後に素早く脱出して救助されていたという。

こうした船員らの行動について、船員を養成する独立行政法人「海技教育機構」(静岡市)の
担当者は「船員にとって乗客の安全確保は最も重要なのに、これでは職務放棄ととられかねない」とし
船員らの対応が犠牲者の拡大を招く可能性を示唆した。
鈴木客員教授は、事故現場の航空写真に救命いかだが写っていないことにも着目。
「旅客船に備え付けられているいかだが海上に下ろされていないのは大きな問題。
本来なら救える命も救えなくなる」と話す。
「セウォル号」、売却後に改造…総トン数・定員増加
【読売新聞 2014年04月17日 14時53分】
「セウォル号」は以前、鹿児島―沖縄航路などに就航していた中古船だが、韓国に
売却された後に改造したとみられ、新造時から総トン数が800トン以上増えていた。

国土交通省などによると、「セウォル号」が新造されたのは1994年6月。
当時、総トン数は5,997トンだったが、同年7月に改造が行われ、総トン数は
6,586トンに増えた。

その後、マルエーフェリー(鹿児島県)の定期船「フェリーなみのうえ」として
使われてきたが、2012年10月に韓国の運航会社に売却された。
今回の事故後に明らかになった総トン数は6,825トンで、新造時から800トン以上増えていた。
日本国内で運航されていた当時の定員804人も921人に増やされていた。




韓国沈没船、鹿児島―沖縄航路などで20年使用
【読売新聞 2014年04月17日 11時35分】
「セウォル号」は以前、鹿児島―沖縄航路などに就航していた中古船だった。
運航していた鹿児島県奄美市の海運会社「マルエーフェリー」によると、同船は
「フェリーなみのうえ」として1994年6月に就航。
舵の利きが悪くなる低速でも自在に操舵できる「サイドスラスター」を備えていた。
同社で運航していた際には、大きなトラブルはなかったという。

就航から20年近く経過し、新船の購入時期になったため、2012年10月
東京の商社を通じて韓国の会社に売却。
2013年3月から韓国で運航していたという。



沈没船、20代女性の3等航海士が急旋回指示
【読売新聞 2014年04月18日 11時52分/木浦=釈迦堂章太、珍島=中川孝之】
韓国・珍島沖で旅客船「セウォル号」(6,825トン)が沈没した事故で、韓国の検察と海洋警察の
合同捜査本部は18日午前、記者会見を開き、同船が16日朝に横転する直前、操舵室にいた3等
航海士が急旋回を指示していたことを明らかにした。

同船は横転前、不自然な急旋回をしており、捜査本部は近く、業務上過失
致死傷容疑でイ・ジュンソク船長(68)らの逮捕状を請求する方針だ。

韓国メディアは、3等航海士が入社4か月の20代の女性と報じた。
船長は捜査本部の調べに対し、「危険な所なので自分が直接みるべきだった」と供述したという。
捜査本部は18日の記者会見で、船内の勤務態勢に問題はないとの見方を示したうえで
横転前の旋回や、船の維持管理に問題があったか調べることを明らかにした。

一方、現場海域では18日午前、潜水士が初めて船内への進入に成功し、食堂などの捜索をしている。
18日未明には、現場海域周辺に引き揚げ船3隻が到着した。
船体を引き揚げるため、船内に空気を注入する作業も始まった。
このほか、現場では、船舶173隻、航空機29機などによる捜索が続いている。
海洋警察庁は18日、乗客乗員は475人、179人が救出され、死者25人、安否不明者271人と発表した。

船長には船員法で最後の乗客が下船するまでの在船義務があるが、韓国紙・朝鮮日報は、船長が
取り調べで、「船が沈み始めて救助隊が来たので、急いで乗り込んだ」と供述したと報じた。
今回の事故では、案内放送で乗客に待機を求めた一方、船長が乗員に退避を指示した疑いも浮上。
韓国内では乗員の58%が救助された一方、乗客は35%だったとして、運航会社や船長の対応に
厳しい批判の声が上がっている。




日本運航当時は「全く問題なかった」と国交相
【産経新聞 2014.4.18 11:07】
太田昭宏国土交通相は18日の記者会見で、韓国南西部沖で沈没した旅客船「セウォル号」が
平成24年まで日本で運航していたことについて「船の建造から韓国側への売却まで、問題は
全く生じなかった」と述べた。

国交省などによると、船は平成6年建造。
鹿児島や沖縄を結ぶ国内定期船「フェリーなみのうえ」としてマルエーフェリー
(鹿児島県奄美市)が平成24年9月まで運航し、同10月に韓国側に売却された。
太田氏は売却後について「手直しをされたということですが、十分に承知していない」と話した。

また、海上保安庁が行方不明者捜索への協力を申し出ており、「要請があれば
直ちに動ける態勢を取っている」と明らかにした。
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