【産経新聞 2014.7.5 17:11】
大阪市中央区の御堂筋で乗用車が暴走し、3人が重軽傷を負った事故で、低血糖症により
意識がもうろうとした状態で運転したとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)容疑で
逮捕された会社員、宮谷則幸容疑者(65)が「(事故前に間食をとった時点で)大丈夫だと思い
低血糖症になるとは思っていなかった」と供述していることが5日、大阪府警への取材で分かった。
宮谷容疑者は糖尿病を患い、過去にも低血糖症を起こして病院に運ばれたことがあったという。
事故当日は昼食を取っていなかったことも既に明らかになっており、府警は低血糖症を避ける
措置を怠ったとみて詳しい経緯を調べている。
府警によると、宮谷容疑者は主治医から運転を許可されていたものの
「低血糖状態を感じたら、すぐに車を止めるように」と指導されていた。
事故当日の6月30日はインスリン注射で血糖値を下げた後に朝食を取ったが
仕事の都合で昼食を取り損ねた。
このため、午後2時過ぎごろに車を運転していた際、体が熱くなる
低血糖症の兆候を自覚していたという。
宮谷容疑者は直後にどら焼きなどの間食をとり、運転を継続。
空腹を感じていたため、本格的な食事をしようとした矢先、意識障害に陥ったとみられる。
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御堂筋暴走、会社員を逮捕 低血糖症の危険運転致傷容疑
【朝日新聞 2014年7月4日16時37分】
大阪市中央区の御堂筋でワゴン車が暴走して通行人らが重軽傷を負った事故で、
大阪府警は4日、車を運転していた大阪市福島区の会社員、宮谷則幸容疑者(65)を
自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致傷)容疑で逮捕し、発表した。
糖尿病による低血糖症で、意識障害を起こした疑いがあると判断した。
5月施行の同法で、低血糖症の影響による危険運転致傷を問うのは全国で初めてだ。
交通捜査課によると、逮捕容疑は、6月30日午後4時ごろ、大阪市中央区心斎橋筋2丁目の
交差点付近で乗用車やトラックに衝突し、自転車の女性(32)に重傷を負わせるなど
男女計3人に怪我をさせたというもの。
宮谷容疑者も負傷して入院し、府警は回復を待っていた。
宮谷容疑者は事故前の状況について、「低血糖症の兆候が出たので午後2時半ごろ
車の中でどら焼きを食べてジュースを飲んだ。
その後、昼食を取るために御堂筋を走っている途中から意識がなくなった」と説明。
現場の手前約2キロから、急停止を繰り返す異常な運転をしていたという。
親族によると、宮谷容疑者は若い頃から糖尿病を患ってインスリン治療を
しており、低血糖症と診断されたことがあるという。
府警は、食事を取らなかったことで低血糖症になり、その影響で意識を失って
事故を起こしたとみて、過失による事故より重い危険運転致傷を適用した。
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御堂筋ワゴン暴走、運転の会社員を逮捕
【読売新聞 2014年07月04日 17時34分】
大阪市中央区・心斎橋の御堂筋で先月30日、ワゴン車が暴走し、自転車の女性らが
重軽傷を負った事故で、大阪府警は4日、車を運転していた同市福島区の会社員
宮谷則幸容疑者(65)を自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)容疑で逮捕した。
府警は、宮谷容疑者が糖尿病治療薬の摂取により、低血糖症で意識障害に陥る危険性を
認識しながら、十分な食事を取るなどの回避措置を怠り、事故を起こしたと判断した。
府警によると、宮谷容疑者は調べに対し、「食事をとるつもりで車を運転していたら、
意識を失った。事故のことは覚えていない」と供述しているという。
また、府警は同日、今回の事故で、ワゴン車が最初に正面衝突した
乗用車を運転していた男性(46)が首に軽傷を負っていたと発表。
事故に巻き込まれたのは男女計3人になった。
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「低血糖」でまた人身事故=運転男性、危険運転疑い―大阪
【時事通信 2014年7月4日13時39分】
3日午後6時半ごろ、大阪市東住吉区今林の今里筋で、同市の男性会社員(49)が乗用車を
運転中、信号待ちの車に追突した。
相手の男性運転手(55)が首に軽いけが。
追突した男性は府警東住吉署に「低血糖症で事故の少し前から意識をなくしたと思う。
医師から運転を控えるよう言われていた」と話しており、同署は自動車運転処罰法違反
(危険運転致傷)容疑を視野に調べている。
同署によると、男性の車は追突後も約70メートル走行して停止。
追突された運転手が駆け寄った際もしばらく意識がもうろうとした状態だったという。
男性は同署に「普段は運転しないが、雨が降っていたので自家用車で通勤した」と説明している。