【毎日新聞 2017年6月24日 地方版】
ひたちなか市の国道交差点で2015年9月、中学2年の根目沢瑠花さん(当時14歳)を車で
はねて死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)などの罪に問われた
千葉県匝瑳(そうさ)市の無職、小泉一也被告(29)に対する裁判員裁判の論告求刑公判が
23日、水戸地裁(小笠原義泰裁判長)であった。
検察側は、小泉被告が時速100キロを超える速度で国道6号を運転するなど、信号に
従う意思はなく意図的に無視したとして、懲役10年を求刑した。
一方、被害者参加制度に基づいて意見を述べた遺族の代理人弁護士は「遺族は日常が
一変し、瑠花さんの将来を思い描くと無念でいっぱいになる」として、懲役23年を求めた。
弁護側は最終弁論で、「赤信号でも直進の矢印が出ていると思い、積極的に信号を
無視したわけではない」と同法違反(過失致死)罪に当たるとして、懲役または禁錮3年を
主張した。
【加藤栄】