私立高校で女子ソフト部員の耳にライターの火、監督を解雇 茨城
【FNN 2013/11/29 17:26】
学校の部活動での体罰・暴力行為が、また相次いでいる。
創部わずか2年で、全国大会にまで導いた高校の女子ソフトボール部の監督が、部員に対して行った驚きの行為。
女子ソフトボール部の監督が行ったのは、部員3人に対し、点火したライターを近づけるというものだった。
2013年8月、茨城県の私立鹿島学園高校の女子ソフトボール部の監督が、遠征中のバスの
中で、寝ていた部員3人の耳元にライターを近づけ、うち1人の耳に軽いやけどを負わせた。
ライターを耳元に近づけられた部員の中には、今も部活動に戻れないでいる生徒もいるという。
学校側は、9月に事務職として勤務していた、この監督を懲戒解雇とした。
監督は以前、学校が発行したパンフレットの中で、「『感激』し、『感動』し、そして
『感謝』する気持ちを素直に持てる人間に意成してほしいと思います」とコメントしていた。
過去多くの実業団選手を育てた実績を持つ男性は、日本女子ソフトの牽引者と呼ばれるほど
その指導には定評があった。
緊急に行われた保護者会でも、監督の去就については、意見が分かれたという。
学校の職員は、「(保護者から)行為自体は許せないけど残ってほしいという声と、
もうやめさせてほしいという声と、割れました」と語った。
さらに、東京・港区の私立普連土学園高校の剣道部でも、2011年7月に、顧問の女性教諭と
男性コーチが、女性部員の腹をけったり、竹刀で、のどを突いたりするなどの体罰を
加えていたとして、刑事告訴されたことが明らかになっている。
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女子部員の耳に火 高校ソフト部監督を解雇 鹿島学園
【朝日新聞 2013年11月29日01時16分】
茨城県鹿嶋市の私立鹿島学園高(余湖三千雄校長)で、女子ソフトボール部の
監督だった男性(44)がライターで部員の耳に軽いやけどを負わせるなどし、
学園が懲戒解雇していたことが28日わかった。
学園によると、男性は8月10日、遠征で静岡県から神奈川県へ移動中の
バス車内で、寝ていた1、2年生計3人の耳元にライターの火を近づけ、
1年生1人に軽いやけどを負わせた。
6月にはホワイトボードで部員の頭をたたくなどしたこともあったという。
保護者から相談を受けた学園が8月27日に事情を聴いたところ、男性は
「色々な面で度が過ぎた」などと事実を認め、31日の保護者会で謝罪することを約束した。
だが、男性は体調不良を理由に欠席し、学園は9月15日の理事会で懲戒解雇を決めた。
9月下旬の保護者会でも経緯を説明したという。
男性は他県でソフトボール指導の実績があり、2010年に事務職員として採用された。
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女子ソフト部員の耳にライターの火、監督を解雇
【読売新聞 2013年11月28日19時14分】
茨城県鹿嶋市の私立鹿島学園高で今年8月、女子ソフトボール部監督だった男性職員(44)が、
部員3人の耳元にライターを近づけ、1人の耳たぶに軽いやけどを負わせていたことが28日
わかった。
同高は行き過ぎた体罰だとして、職員を9月15日付で懲戒解雇した。
同高によると、元職員は遠征中の8月10日、静岡県から神奈川県に向かうバスの車内で
寝ていた1、2年生の部員3人を起こそうとして耳元に点火したライターを近づけた。
このほか、6月と8月の練習試合中にも、部員3人の頭をB4判大のホワイトボードや
バットのグリップでたたくなどしていた。
元職員は2010年、競技指導の実績を買われ、同高に事務職員として採用された。
2011年4月の女子ソフトボール部創部から監督を務め、今春には初の全国大会出場に導いた。
同高の杉本裕介事務局長は「保護者に説明して理解が得られ、公表の必要がないと
判断した。隠していたわけではない」と話している。
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男性監督、ライターで女子ソフト部員の耳に火傷負わす
【スポーツ報知 2013年11月27日21時51分】
茨城県鹿嶋市の私立鹿島学園高で今年、女子ソフトボール部の監督を務めていた
男性(44)が部員6人に対し、ライターで耳に火傷を負わせるなどの行き過ぎた行為が
あったことが27日、学園への取材で分かった。
学園は9月15日付で懲戒解雇した。
保護者や学園関係者への説明を十分に果たしたとし、公表はしていなかった。
学園によると、8月10日、遠征で静岡県から神奈川県に移動するバスの中で
寝ていた1、2年生計3人の耳元に点火したライターを近づけ、1年生1人の
耳たぶに軽いやけどを負わせた。
6月の練習試合では、2年生の頭をホワイトボードで数回たたき、8月の
練習試合でも、ヘルメットをかぶっていない1年生と2年生の頭をバットの
グリップ部分でたたいた。
3人とも大きな怪我はなかった。
8月下旬、保護者が学園に相談し発覚。
男性は8月27日、校長らに「いたずらの度が過ぎた」「やりすぎた」と釈明したが
4日後に開いた保護者会は体調不良を理由に欠席し、正式な謝罪がなかったため
学園は理事会で解雇を決めた。
男性は2010年に事務職員として採用され、県内外の中学生を自らスカウトし2011年4月に創部。
今春には初の全国大会出場に導いた。
余湖三千雄校長は取材に「部に新監督をおき、クラス担任も協力して部員への
精神的なケアに努めている。(男性本人も)非常に反省している」と答えた。
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やりすぎ指導!女子部員の耳元にライター 強豪、茨城・私立鹿島学園高ソフト部監督を解雇
【産経 2013.11.27 21:10】
茨城県鹿嶋市の私立鹿島学園高で今年、女子ソフトボール部の監督を務めていた男性(44)が
部員6人に対し、ライターで耳にやけどを負わせるなどの行き過ぎた行為があったことが27日
学園への取材で分かった。
学園は9月15日付で懲戒解雇した。
保護者や学園関係者への説明を十分に果たしたとし、公表はしていなかった。
学園によると、8月10日、遠征で静岡県から神奈川県に移動するバスの中で、寝ていた
1、2年生計3人の耳元に点火したライターを近づけ、1年生1人の耳たぶに軽いやけどを負わせた。
6月の練習試合では、2年生の頭をホワイトボードで数回たたき、8月の練習試合でも、
ヘルメットをかぶっていない1年生と2年生の頭をバットのグリップ部分でたたいた。
3人とも大きなけがはなかった。
8月下旬、保護者が学園に相談して発覚した。
男性は平成22年に事務職員として採用され、県内外の中学生を自らスカウトし23年4月に創部。
今春には初の全国大会出場に導いた。