「ポロTSI Comfortline Upgrade Package」(FWD+乾式7段DCT)
・支払総額(消費税込)約3,700,000円。
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・車両本体価格:2,495,000円。
・車体色:オリックスホワイト マザーオブパールエフェクト(0R)=64,800円。
・純正ナビゲーションシステム:714SDCWパッケージ(メーカーオプション)=199,260円。
又は613SDCW(販社装着オプション)=203,040円。
・アルカンターラパッケージ=162,000円。
*アルカンターラ&レザレットスポーツシート+シートヒーター(運転席/助手席)
-------------------------------------------------------------------
・マッドフラップ=15,120円。
・純正HIDバルブキット=118,800円。
・ドアサイドモール=34,560円。
・ラゲージトレー(ボックスタイプ)=37,800円。
・ドアシルプロテクションフィルム(ブラック/シルバー)=17,280円。
・フロアマット(チェック)=21,600円。
・サイドバイザー=16,200円。
・キーリングイルミネーション=10,286円。
・テールゲートストラップ=3,024円。
-------------------------------------------------------------------
・Volkswagen New Service PLUS=37,000円。
・延長Service PLUS=35,000円。
・Wolfi Support(+2年プラン)=79,000円。
「ポロTSIコンフォートライン Upgrade Package-BMT」(DBA-6RCJZ)
・車両重量=1,130kg
・原動機型式=CJZ
・直列4気筒DOHC16バルブICターボ
・最高出力=90ps(66kW)/4,400rpm~5,400rpm
・最大トルク=16.3kgm(160Nm)/1,400rpm~3,500rpm
・総排気量=1,197cc
・内径×行程=71.0mm×75.6mm
・圧縮比=10.5
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「ポロTSIアクティブ2-BMT」(DBA-6RCBZ)
・車両重量=1,100kg
・原動機型式=CBZ
・直列4気筒SOHC8バルブICターボ
・最高出力=105ps(77kW)/5,000rpm
・最大トルク=17.8kgm(175Nm)/1,500~4,100rpm
・総排気量=1,197cc
・内径×行程=71.0mm×75.6mm
・圧縮比=10.0
富士山の麓では、中国企業からの問い合わせが殺到していました。【2014/08/15 00:53】
中国に買われるニッポン。
水資源をめぐる買収の動きを検証しました。
名水地・富士山の麓では、中国企業からの問い合わせが殺到していました。
静岡・御殿場市、富士山の麓は、中国の人に人気のあるスポット。
求めているものは、世界遺産に登録された絶景の富士山だけではない。
水関連のビジネスを手がける。勝間田 仁さん。
今、彼のもとへ、多くの中国人が訪れている。
勝間田さんは「(雨が)降って、200年とか400年とかって言われてるじゃないですか、湧水が。
(それが中国人には)余計、神がかり的なものを感じるのではないか」と話した。
案内してくれたのは、勝間田さんの田んぼ。
無農薬で耕作し、オタマジャクシも泳いでいる。
この水も、富士山に降った雨が、長い年月をかけて湧き出てきたもの。
湧き出る天然水は、中国の人には新鮮に映るのだという。
現在、勝間田さんはこの水を採取し、ミネラルウオーターとして中国に輸出。
販売価格は、日本円で1リットルあたりおよそ100円と、中国では高額だが、
それでも購入する人は多いという。
勝間田さんはかつて、中国で展開した日本のスーパー「ヤオハン」の海外戦略部に所属していた。
退職後は、対中国ビジネスの日本側カウンターパートとして奔走している。
取材中に絶え間なくかかってくる電話。
その多くが中国から。
水資源を求めて、土地購入やビジネスの仲介をしてほしいという依頼。
劉海山さんは、勝間田さんの仲介で、水源地利用の権利を購入し、富士山の水を中国に輸出している。
中国との貿易を営む劉海山さんは「中国の水が、非常に悪いですね、今の現状は、汚染されていると。
(中国の)人たちが不安でありながら、その水を飲んでます。
できれば日本の水を、いい水を紹介したいなと思いまして」と話した。
現在、静岡県に土地を購入し、生活している劉さんは、勝間田さんのヤオハン時代の
部下で、信頼できる数少ない中国のビジネスパートナーだという。
勝間田さんは「(問い合わせてくる中国企業は)9割方いかがわしいですね。表現は悪いですけど」と話した。
勝間田さんが警戒するのは、外国資本が森林を独占し、水資源も利益も、全て海外に流出させてしまうこと。
身分や目的がはっきりわからない人物や企業などのビジネスの申し入れには、特徴があるという。
勝間田さんは「最初、5つ星ホテルのロビーで待ち合わせして、『会いましょう』と。
なかなか本社に連れていっていただけない。ITの進歩でメールがどんどんきて、実態が
つかめない」と話した。
2014年3月、水循環基本法が成立した。
地下水を含めた水は、日本国民の共有財産であると、法的に位置づけたもの。
法案作成の中心人物だった自民党の高市政調会長は、外国人による水資源独占を防ぐ第一歩にすぎないと警鐘を鳴らす。
高市政調会長は「水循環基本法は、今国会で成立したが、あくまでも基本法ですから、具体的に、
(外国人による独占を)阻止をする力はない。(関連法案の)環境整備をしている」と述べた。
購入された森林で、ある日突然、伐採が始まり、水源や保水林の役割を果たせなくなるときが、いつか来るかもしれない。
【2014/08/14 00:57】
北海道の広大な原野を購入する外国資本の動きに、地元からは、不安の声も上がっています。
北海道・共和町は、ニセコ、倶知安など、外国人に人気の一大スキーリゾート地に隣接し、
町の一部が原発5km圏内に位置する。
共和町内の土地が購入されたのは、2013年のことで、香港にある中国の企業が、163haの
森林を購入した。
リゾート地から離れ、主要道路からも外れた原野に近い場所。
民間取引のため、いくらで取引されたのかなどの情報は、町役場でさえわからない。
共和町企画振興課の成田慎一課長は「えっ、大丈夫かなと。やはり、資本が資本で、日本の
資本じゃないものですからね、ちょっと不安はあったんですけれども。
法的なものを全部確認させて、それで問題はないということで、不安はありながらも。
(開発して付加価値をつけられる土地?)いや、私どもとしては、それはないのではないかなと
思っています」と話した。
こうした海外資本が購入した森林について、林野庁は、調査結果を発表した。
2013年の1年間に、外国資本が買った森林は14件で、あわせて194ha、東京ドームおよそ40個分にのぼる。
資料で目につくのは、買い主の国籍に中国系が多いことと、購入目的が未定や不明となっていること。
いったい、彼らの目的は何なのか。
北海道・砂川市一の沢地区では、外国資本単体による森林買収としては、これまでで最大となる292haが買われた。
国際リゾートにするとのうわさもあったが、近くにはゲレンデ以外、目立った観光資源もない場所。
購入された土地には、ある場所も含まれていた。
一の沢でアウトドアショップを経営する穴田弘喜さんは「あそこの町内会館もそうなんですよね」と話した。
外国企業名義となった土地に建っていたのは、地区の集会所。
買い主との話し合いで、地区に貸し出されているという。
登記簿を取り寄せてみると、買い主の住所は、イギリス領バージン諸島の私書箱となっている。
住民は不安を感じないのか。
穴田さんは「(自分の周囲では)あんまり気にしないっていうか、事が決まって進めば、いろいろな意見もあると思うけども」と話した。
購入されたのは5年前だが、今のところ開発している様子もない。
実態がわからない、この買収劇に、砂川市経済部の佐藤 進部長は「この森林売買という部分については、
なかなか、一自治体の方で、例えば、それを止めるような権限とか、許可っていう部分には、なっておりません。
やはり、それなりの法整備が重要じゃないかなと」と話した。
一部の住民からは、大規模開発や伐採への不安も寄せられているという。
砂川市は、東京にいる代理人を通じて、連絡はできる状態だというが、現在の法律では、自治体に購入目的を調査する権限はない。
さらに取材を進めるうち、驚くべき事実が判明した。
2010年、北海道庁は、森林を所有する企業2,141社に、購入目的や今後の活用法について、アンケートを行っている。
しかし、宛先不明で913社分が戻ってきた。
宛先不明の法人が所有する森林は、およそ1万4,000ha。
また、自衛隊や警察施設周辺の579haは、現在、所有者が特定できていないという。
誰が、何のために、日本の土地を買うのか。
日本全国で、この問いへの答えが導かれていない。
【2014/08/13 00:16】
中国に買われるニッポン。
首都圏の防衛施設近くでも行われていた、驚くべき土地買収の実態について、検証しました。
横浜みなとみらい地区。
ここ数年、本社をこの場所に移す大手企業が増え、人口増加を見込んだマンション建設が加速している。
外国企業からも、投機の対象として、注目が集まっているが、一部では、問題も起き始めている。
街の人は「投機の目的で買われて、結局、住んでないので、管理費とか払う文化がないので、
ためちゃって、管理組合が困ってるっていう話は」と話した。
さらに、懸念もある。
みなとみらいの高層マンションの先に見えるものは、美しい海だけではない。
在日アメリカ軍の補給基地・横浜ノースドック。
南西諸島海域で、中国の行動が活発化してからは、300km先の動きを察知できる音響観測船も入港する。
ドックに程近い、高層マンションの付近を訪れた。
マンションが立ち並ぶ、みなとみらい地区。
マンション群のすぐ近くには、アメリカ軍の港がある。
高層マンションからは、重要な船の動向が、一目で分かる状態。
懸念は、別の地域でもある。
在日アメリカ海軍が、一大基地を展開する神奈川・横須賀市。
マンションが、基地に隣接したエリアに立ち並ぶ。
ここでも、海上自衛隊やアメリカ海軍のイージス艦が、丸見えの状態。
マンションを購入しているのは。
地元の不動産業者・テンマヤエステートの臼井国博さんは「確かに、中国系の方が最近、増えていると
思います。投資目的で買って、日本で会社を作って、ビザが出やすいと。そうすると、投資ビザですとか
日本に来やすくなると」と話した。
横須賀基地では2008年、極左集団が、基地を見下ろす丘の上から、手製の迫撃砲で、攻撃を仕掛ける
事件が起きている。現在、その場所は、政府が買い取って、国有地となったが、基地の見える
マンションなら、同じような攻撃や監視も可能となる。
たとえば、あるマンションは、中国の企業が、1棟全てを購入している。
地図で見ると、アメリカ海軍の基地から、わずか200メートルの場所。
近くにある同じような高層マンションを訪ねた。
該当するマンションと、同じ高さの建物の高層階からは、在日アメリカ軍の横須賀基地が、一望に見渡せた。
アメリカ軍兵士の官舎や倉庫、アンテナなどが、丸見えの状態だった。
また、東京・新宿区の防衛省のすぐ近くに建つ、マンションの高層階の一室は、中国資本の企業が購入している。
部屋からは、防衛省の敷地が、全て見渡せるという。
2013年、ニュースJAPANでは、長崎・対馬で、海上自衛隊基地のすぐ脇を、韓国資本の企業が購入したことを
突き止め、特集した。
観光施設からは、レーダー施設が丸見えの状況だった。
購入者の全てが、防衛情報を探っているわけではないとみられるが、購入された物件が、日本の安全保障上
重要な場所に位置するのも事実。
【2014/08/12 00:35】
日本の土地をめぐり、ここ数年、中国をはじめとする外国資本による買収が
相次いでいることが明らかになってきました。
そのターゲットには、防衛関連施設や、水源地に近い土地も含まれています。
沖縄で起きた謎の買収劇に迫りました。
沖縄本島、那覇市内からおよそ2時間。
美ら海(ちゅらうみ)水族館の近くでは、観光バスがひっきりなしに行き交う。
中でも多いのが、中国系の観光客たち。
香港からの観光客は「美しい海、そしてビーチ。全ての人が親切で、素晴らしいです」と話した。
本部町商工観光課の謝花裕作班長は「ここ最近は、アジア中心に、外国からの観光客が増えていますね」と話した。
増えているのは、観光客だけではない。
周辺には、別荘エリアが新たに作られることになり、すでに土地を購入した中国系の人も多いという。
しかし、こんな事態も発生している。
舗装されていない山道を進むこと20分、到着したのは原野の真ん中。
インフラなど、ままならぬこの土地を、購入する人が現れた。
今帰仁村総務財政課の峯井雄二係長は「(地元の人は、ここで何かを建てる?)ないと思いますね。
(分譲地?)地形的に、ちょっと厳しいところがあると思いますけど」と話した。
登記簿によると、持ち主は、那覇市内に本社を置く日本名の企業。
しかし、その会社の登記簿をさらに確認したところ、役員全員が中国系の名前だった。
巨木や雑草が生い茂り、道路も舗装されていない。
なぜ、別荘地でもない、この土地を購入したのか。
調べてみると、ある事実が判明した。
購入された土地から、およそ4km先にある山の頂上に、何かが設置されている。
車で10分ほどの距離を訪ねてみると、そこには、無数のアンテナが立っていた。
近くまで行くと、「在日アメリカ軍管理」と書かれた看板が掲げられている。
アンテナは、アメリカ陸軍が本土と通信するためのものだった。
さらに、その隣には、巨大なレーダードームが設置されている。
これを管理するのは、国土交通省。
国土交通省那覇空港事務所の奥 和弘システム運用管理センター所長は「このレーダーは、沖縄エリアの航空管制をするための航空路レーダー。非常に重要な施設であります」と話した。
このレーダードームは、「八重岳ARSR」と呼ばれ、沖縄の全ての島を発着する航空機の誘導と監視を行っている。
国土交通省はすでに、24時間態勢で警備を敷いているが、今後も、この土地買収を注視していくという。
また、レーダー近くでは、海上自衛隊のアンテナの建設が予定されている。
くわしい情報は明らかにされていないが、尖閣諸島周辺をパトロールする哨戒機からのデータを受信するものだという。
この一帯は、防衛上、極めて重要な地区となっている。
土地を買った目的は何なのか、登記簿に記されていた購入者の住所を訪ねてみた。
しかし、該当する企業はなかった。
ビルの中、全てを確認したが、登記簿に記されていた会社は入居していなかった。
規制のない外国人の土地購入問題を、どうすればいいのか。
自民党の高市早苗政調会長は「『何もかも、外国人は買っちゃだめよ』ということは、国際条約上できないし。ただ、少なくとも、やっぱり国防施設やテロに遭っちゃいけないとか、情報がとられちゃいけないという場所については、一定の制限をかけてもいいし、多くの国は、そういったことをやっておりますからね」と話した。
外国人観光客を増やすとともに、投資を呼び込むことは、今後の経済成長に不可欠。
しかし、危機管理と経済成長のバランスの微妙なかじ取りが求められている。
大阪・御堂筋 暴走事故 実況見分
【毎日放送 2014年07月13日(日) 11:44】
大阪の御堂筋で乗用車が暴走し、3人が重軽傷を負った事故で、警察は
事故の状況を調べるため、13日朝から実況見分を行っています。
警察の実況見分は午前9時すぎから始まり、暴走した車の
通った経路や速度などについて調べています。
この事故は6月30日、大阪市中央区の御堂筋で乗用車が暴走し、3人が
重軽傷を負ったもので、自動車運転処罰法違反の疑いで逮捕された
福島区の会社員、宮谷則幸容疑者(65)は糖尿病の治療を受けており
低血糖症の兆候があったにもかかわらず乗用車を運転した疑いが
持たれています。
宮谷容疑者は医師から、症状が出そうな時は車の運転を控えるよう
指導されていたということで、警察は宮谷容疑者が事故を起こす
おそれがあることを知りながら運転を続けていたとみて調べています。
御堂筋暴走事故、交通規制し現場検証(大阪府)
【読売テレビ 2014/07/13 12:10】
先月大阪ミナミの御堂筋で、糖尿病を患う男の車が暴走した
事故で13日、警察が事故の状況を再現する現場検証をしている。
現場検証は、今朝9時すぎから大阪市中央区の事故現場を中心に、
南北150メートルほどの範囲を交通規制して行われている。
この事故は先月、会社員の宮谷則幸容疑者(65)がワゴン車を運転中に
低血糖で意識朦朧の状態となり、男女3人が跳ねられるなど重軽傷と
なったもの。
危険運転致傷の疑いで逮捕された宮谷容疑者は、当時の状況を
覚えていないなどと話している。
このため現場検証では警察が、目撃者の証言などを元に車の
動きを再現するなど、事故の状況を慎重に調べている。
【産経新聞 2014.7.5 17:11】
大阪市中央区の御堂筋で乗用車が暴走し、3人が重軽傷を負った事故で、低血糖症により
意識がもうろうとした状態で運転したとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)容疑で
逮捕された会社員、宮谷則幸容疑者(65)が「(事故前に間食をとった時点で)大丈夫だと思い
低血糖症になるとは思っていなかった」と供述していることが5日、大阪府警への取材で分かった。
宮谷容疑者は糖尿病を患い、過去にも低血糖症を起こして病院に運ばれたことがあったという。
事故当日は昼食を取っていなかったことも既に明らかになっており、府警は低血糖症を避ける
措置を怠ったとみて詳しい経緯を調べている。
府警によると、宮谷容疑者は主治医から運転を許可されていたものの
「低血糖状態を感じたら、すぐに車を止めるように」と指導されていた。
事故当日の6月30日はインスリン注射で血糖値を下げた後に朝食を取ったが
仕事の都合で昼食を取り損ねた。
このため、午後2時過ぎごろに車を運転していた際、体が熱くなる
低血糖症の兆候を自覚していたという。
宮谷容疑者は直後にどら焼きなどの間食をとり、運転を継続。
空腹を感じていたため、本格的な食事をしようとした矢先、意識障害に陥ったとみられる。
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御堂筋暴走、会社員を逮捕 低血糖症の危険運転致傷容疑
【朝日新聞 2014年7月4日16時37分】
大阪市中央区の御堂筋でワゴン車が暴走して通行人らが重軽傷を負った事故で、
大阪府警は4日、車を運転していた大阪市福島区の会社員、宮谷則幸容疑者(65)を
自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致傷)容疑で逮捕し、発表した。
糖尿病による低血糖症で、意識障害を起こした疑いがあると判断した。
5月施行の同法で、低血糖症の影響による危険運転致傷を問うのは全国で初めてだ。
交通捜査課によると、逮捕容疑は、6月30日午後4時ごろ、大阪市中央区心斎橋筋2丁目の
交差点付近で乗用車やトラックに衝突し、自転車の女性(32)に重傷を負わせるなど
男女計3人に怪我をさせたというもの。
宮谷容疑者も負傷して入院し、府警は回復を待っていた。
宮谷容疑者は事故前の状況について、「低血糖症の兆候が出たので午後2時半ごろ
車の中でどら焼きを食べてジュースを飲んだ。
その後、昼食を取るために御堂筋を走っている途中から意識がなくなった」と説明。
現場の手前約2キロから、急停止を繰り返す異常な運転をしていたという。
親族によると、宮谷容疑者は若い頃から糖尿病を患ってインスリン治療を
しており、低血糖症と診断されたことがあるという。
府警は、食事を取らなかったことで低血糖症になり、その影響で意識を失って
事故を起こしたとみて、過失による事故より重い危険運転致傷を適用した。
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御堂筋ワゴン暴走、運転の会社員を逮捕
【読売新聞 2014年07月04日 17時34分】
大阪市中央区・心斎橋の御堂筋で先月30日、ワゴン車が暴走し、自転車の女性らが
重軽傷を負った事故で、大阪府警は4日、車を運転していた同市福島区の会社員
宮谷則幸容疑者(65)を自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)容疑で逮捕した。
府警は、宮谷容疑者が糖尿病治療薬の摂取により、低血糖症で意識障害に陥る危険性を
認識しながら、十分な食事を取るなどの回避措置を怠り、事故を起こしたと判断した。
府警によると、宮谷容疑者は調べに対し、「食事をとるつもりで車を運転していたら、
意識を失った。事故のことは覚えていない」と供述しているという。
また、府警は同日、今回の事故で、ワゴン車が最初に正面衝突した
乗用車を運転していた男性(46)が首に軽傷を負っていたと発表。
事故に巻き込まれたのは男女計3人になった。
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「低血糖」でまた人身事故=運転男性、危険運転疑い―大阪
【時事通信 2014年7月4日13時39分】
3日午後6時半ごろ、大阪市東住吉区今林の今里筋で、同市の男性会社員(49)が乗用車を
運転中、信号待ちの車に追突した。
相手の男性運転手(55)が首に軽いけが。
追突した男性は府警東住吉署に「低血糖症で事故の少し前から意識をなくしたと思う。
医師から運転を控えるよう言われていた」と話しており、同署は自動車運転処罰法違反
(危険運転致傷)容疑を視野に調べている。
同署によると、男性の車は追突後も約70メートル走行して停止。
追突された運転手が駆け寄った際もしばらく意識がもうろうとした状態だったという。
男性は同署に「普段は運転しないが、雨が降っていたので自家用車で通勤した」と説明している。
【毎日新聞 2014年06月30日 22時28分】
「危ない、よけろ」。
多くの人でにぎわう大阪のメインストリートの御堂筋で30日、ワゴン車が車に衝突して人をはねた。
タイヤをきしませながら急発進する暴走車。買い物客らの叫び声が響いた。
会社員の福田向翁(ひさお)さん(46)=大阪府八尾市=は午後4時ごろ、乗用車に
乗って八幡筋で信号待ちをしていたら、ワゴン車が正面から突っ込んできた。
ワゴン車はバックして再び前進し、計2~3回ぶつけられたという。
ワゴン車の男性は車から降りて、福田さんの車に近づいたが、再びワゴン車に乗り込んだ。
福田さんは「男性は興奮していたようだ。その後、自転車の女性をピンポン球のように
はね飛ばした」と振り返った。
アパレルショップで買い物をしていた20代の女子学生は「ドン」という衝突音で店の外に飛び出した。
歯ぎしりをしてうなり声をあげながら福田さんの車に近付く男性。
「怒り狂ったような表情で、怖くてすぐに店に逃げ込んだ」
ワゴン車は御堂筋を横切って自転車の女性に衝突、交差点東側の
高級ブランド店前のトラックに衝突して止まった。
ワゴン車内の男性は顔から血を流し、放心した様子だった。
駆け付けた警察官が「大丈夫か」と声をかけると、男性は手を振るように動かした。
車内には煙が充満し、フロントガラスに大きなヒビ。
男性は救急隊員に担架で運ばれる際、手足の力が抜けたような状態だった。
当時、周辺は買い物客や通行人であふれていた。
女性がはねられる瞬間を見たという大阪市中央区の男性会社員(31)は
「車はタイヤをきしませながら走り、横断歩道を渡っていた自転車の女性をはねた。
自分も巻き込まれてひかれたかもしれないと思うとゾッとした」と震えていた。
神戸市東灘区の女性会社員(31)は「東京・池袋で6月24日に暴走事故があったばかり。
目の前で同じような事が起きるとは」と興奮していた。
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御堂筋:バックと前進繰り返し…ワゴン車暴走 3人重軽傷
【毎日新聞 2014年06月30日22時24分】
30日午後4時ごろ、大阪市中央区心斎橋筋2の御堂筋の交差点でワゴン車が
暴走し、乗用車と正面衝突したり、自転車の女性(32)をはねたりした。
停車中のトラックに追突して止まった。
女性は肋骨などを折る重傷。
ワゴン車を運転していた男性(65)とトラックの男性運転手(58)も軽傷を負った。
大阪府警南署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで捜査している。
南署によると、御堂筋の本線を南に向かっていたワゴン車は交差点を右折、
一方通行の八幡筋を逆走したところで信号待ちの乗用車に正面衝突した。
御堂筋の側道をバックで南下した後、再び前進して御堂筋を西から東に横切るように右折。
自転車の女性をはね、八幡筋に停車中のトラックにぶつかった。
女性は横断歩道を横断中、トラック運転手は路上で作業中に事故に巻き込まれた。
ワゴン車は逆走後、バックと前進を繰り返して乗用車に何度も衝突したという目撃情報もある。
車を1人で運転していた男性は糖尿病でインスリンの治療歴がある。
家族によると、低血糖になることがある。
低血糖になると、めまいや動悸が起きることがあり、南署は事故との関連を調べる。
現場は大阪・ミナミの繁華街で、高級ブランド店や飲食店が並ぶ。
事故を目撃した大阪市東淀川区の男性会社員(38)は「暴走車は急発進して弧を描くように
御堂筋を横切り、人や車にぶつかっていた。恐ろしい光景だった」と驚いていた。
【2014.1.11 18:00】
まさに紙一重の脱出劇だった。
東京都武蔵野市で昨年12月、女児(7)が車で連れ去られそうになったのを父親が
気付いて逃げ出させ、その後、未成年略取未遂容疑で府中市多摩町、元証券会社
社員、橋本明 容疑者(46)が警視庁に逮捕された。
自宅からは過去の誘拐事件や警察の捜査手法をまとめたメモが見つかるなど、
身代金目的で着々と誘拐計画が進められていたことが発覚。
逮捕された場合の取り調べの受け答えも想定していた。
捜査関係者が「警察への挑戦」と憤る犯罪計画の全容とは。
(宇都宮想)
■父親の怒鳴り声で脱出 逃走車両が逮捕の決め手
「お父さんが事故に遭った。病院に行こう」
JR三鷹駅に近い武蔵野市内の閑静な住宅街。
昨年12月19日午後、自宅に入ろうとした女児に、橋本容疑者がこう声をかけた。
女児の手を引っ張って車に押し込んだが、偶然、仕事を早めに切り上げて
帰宅していた父親が室内から見とがめ、声を張り上げた。
「何をしているんだ。逃げろ!」
父親の怒鳴り声を聞いた女児は慌てて車内から脱出し、橋本容疑者は車で走り去った。
父親からの通報を受け、警視庁武蔵野署は連れ去り未遂事件として捜査を始め、
父親が目撃していた車の割り出しを急いだ。
現場近くには商店街があり、交通量の多い井ノ頭通りもほど近い。
やみくもに逃げ回れば、店舗や路上の防犯カメラに映り込むはずだったが、全く見つからない。
捜査員の間には早い段階で突発的な犯行ではなく、入念に準備された計画的な犯行ではないか
という推測が広がった
捜査員らは犯人が車を処分して証拠隠滅を図ったとみて、周辺の自動車整備
工場などをくまなく探し回った。
そして、12月下旬に父親の目撃情報と似た車を発見。
年末の休みに入っていた経営者に工場を開けてもらい、犯行に使われた車と確認した。
これが決め手となり、12月30日に橋本容疑者が逮捕された。
■過去の事件のメモ発見 組み立て式の小屋も?
橋本容疑者は逮捕直後、「女児を狙い、何度か下見をして連れ去ろうとした」と
計画的な犯行であったことをあっさり認めた。
府中市内の自宅の家宅捜索では「完全犯罪計画」をうかがわせる「物証」が次々と出てきた。
捜査員らの目を引いたのは、過去の誘拐事件や警察の捜査手法をまとめたメモ。
そこでは、昨年11月に大田区田園調布で女子中学生が連れ去られ、約3時間後に
無事保護された誘拐事件についても言及し、「自分ならこんな失敗はしない。
違うやり方でやる」と書かれていた。
他に、スタンガンを用意したり、1億円以上の札束の大きさを計算したりしていた。
橋本容疑者は身代金目的だったことを打ち明け、「数カ月前からバイクや車で、
女児の行動や自宅周辺を下調べしていた」と供述している。
供述によれば、女児が普段、友人と一緒に自宅近くまで下校するため、自宅前で
1人になる瞬間を狙ったほか、女児の帰宅時間には父親が仕事中であることも調べていた
さらに、監禁場所として組み立て式の小屋を建てていたが、連れ去りに失敗した
後に壊したといい、その痕跡も確認された。
捜査幹部は計画の全貌を知って冷や汗を流したといい、「父親がたまたま
帰宅していなければ、連れ去りが成功していた可能性は高い」と語った。
■関西で車を購入、複数のナンバープレート…残る謎
事件の動機は解明されつつあるが、依然として不可解な部分も残る。
まずは、なぜ、女児を狙ったのか。
女児の父親は近所では名の知られた音楽家で、裕福な家庭であったことは想像できる。
ただ、橋本容疑者は少なくとも十数年前から15キロ以上離れた府中市で生活していたと
みられ、父親とは全く面識がないという。
また、犯行に使われた車は1年以上前に関西地方で購入されていた。
当初から犯行に使用しようとしていたとみられるが、なぜ、わざわざ関西だったのか。
さらに、橋本容疑者の供述に基づき、自宅近くの河川敷で複数枚のナンバープレートが
埋められているのが見つかっている。
付け替えながら逃走するためだったとみられるが、入手方法などについては明らかになっていない。
捜査関係者によると、橋本容疑者は大学を卒業後、証券会社で腕を振るったが退職。
退職後は何で生計を立てていたかははっきりしないという。
捜査関係者は最悪の場合を想定し、こうつぶやいた。
「取り調べの様子をみても、とにかく頭が切れるという印象。
身代金の受け渡しについても、われわれを欺く手段を考え抜いて犯行に及んでいたはず。
今後の教訓にするためにも、不可解な部分も全て解き明かさなければいけない」
【NHK 2013年12月30日 16時29分】
東京・武蔵野市の路上で小学生の女の子が連れ去られそうになった事件で、逮捕された男が
使っていたのとよく似た車が、今月に入ってたびたび現場近くに現れていたことが分かり、
警視庁は男が以前から下見を繰り返し連れ去る機会をうかがっていたとみて捜査しています。
この事件は今月19日、東京・武蔵野市の路上で小学生の7歳の女の子が、軽自動車から
降りてきた男に「お父さんが事故に遭った。病院へ行こう」と声をかけられ連れ去られそうに
なったもので、警視庁は走り去った車の捜査などから府中市多磨町の橋本明容疑者(46)を
未成年者誘拐未遂の疑いで逮捕しました。
これまでの調べによりますと、事件に使われた車には盗まれたナンバープレートが
取り付けられていましたが、よく似た車が今月に入ってたびたび、現場近くの
防犯カメラに写っていたことが警視庁への取材で分かりました。
また、車にはその日によって、関東と関西地方の2種類の異なるナンバー
プレートが取り付けられていて、いずれも盗まれたものでした。
調べに対し、橋本容疑者は「同じ女の子を狙って、何度か下見をした」と供述しているという
ことで、警視庁は以前から連れ去る機会をうかがっていたとみて詳しい動機を捜査しています。
女児連れ去り未遂 46歳の男逮捕
【NHK 2013年12月30日 12時52分】
今月、東京・武蔵野市の路上で小学生の女の子が男に声をかけられ、車で
連れ去られそうになった事件で、警視庁は府中市に住む46歳の男を未成年者
誘拐未遂の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、府中市多磨町の職業不詳、橋本明容疑者(46)です。
この事件は今月19日、東京・武蔵野市の路上で帰宅途中の小学生の7歳の
女の子が、軽自動車から降りてきた男に「お父さんが事故にあった。
病院へ行こう」と声をかけられ、車で連れ去られそうになったものです。
警視庁は未成年者誘拐未遂事件として、現場から走り去った
軽自動車について捜査を進めてきました。
その結果、この車には盗まれたナンバーが取り付けられていて、事件後に
千葉県柏市にある自動車解体業者に持ち込まれていたことが確認された
ということです。
こうした捜査の過程で、橋本容疑者が事件に関わった疑いが強まったということで、
調べに対し、容疑を認めたうえで「この女の子を狙って、何度か下見をして連れさろうとした」と
話しているということです。
警視庁はこの女の子を狙った動機などについて捜査を進めています。
連れ去り未遂容疑で男逮捕=「この女の子狙ってた」-警視庁
【時事通信社 2013/12/30-13:04】
東京都武蔵野市西久保の自宅から小学校低学年の女児が連れ去られそうになった
事件で、警視庁武蔵野署は30日、未成年者略取未遂容疑で、府中市多磨町、職業不詳
橋本明容疑者(46)を逮捕した。
同署によると、橋本容疑者は容疑を認め、「この女の子を狙っていた。
何度か下見をした」と話しているという。
逮捕容疑は19日、学校から帰宅した女児(7)に「お父さんが事故に遭ったから
連れて行ってあげる」と声を掛け、自宅敷地から連れ去ろうとした疑い。
同署によると、父親(53)が、橋本容疑者が女児を車のトランクに入れようと
しているところを目撃し、「何しているんだ」と呼び止めた。
女児は自力で逃げ、同容疑者は車で逃走した。
現場近くの防犯カメラなどから、使用された軽乗用車と同容疑者を特定した。
【日刊スポーツ/共同 2013年12月30日12時40分】
小学校低学年の女児を連れ去ろうとしたとして、警視庁武蔵野署は30日、
未成年者略取未遂の疑いで、東京都府中市の職業不詳 橋本明 容疑者(46)を
逮捕した。
武蔵野署によると、橋本容疑者は「この女の子を狙い、何度か下見をして連れ去ろうとした」と供述。
女児の保護者によると、面識はないといい、同署は動機を調べる。
逮捕容疑は、19日午後3時20分ごろ、都内の女児の自宅出入り口付近で、
女児に「お父さんが事故に遭った。病院へ行こう」と嘘をついて腕を
引っ張り、車に押し込んだ疑い。
自宅にいた女児の父親が連れ去りに気付いて「逃げろ」と叫び、女児は車から脱出。
車は走り去った。
武蔵野署は、周辺の防犯カメラに写った車の画像などから橋本容疑者を特定した。
複数の盗難ナンバープレートを使い、下見を繰り返していたとみられる。