日頃を振り返って

長い間続けてきた生活を替えて9ヶ月日頃を振り返ってみると...。
ぱんだは何をしているんだろうと考えてしまいます。
今のぱんだの生活の中心は熊とのお話です。
だからここで熊の事をまとめてみようと思います。
ぱんだかしなくちゃいけないこと！見えてくる気がする。


2年半前、突然、熊は自分の記憶が抜けていることを知りました。
自分の友達の友達に
「思い出して！」
と言われて知ります。ぱんだには衝撃的で困惑しました。
熊本人はもっとすごい衝撃を受けたことだと思います。
でも、
その時は、その子と過ごした時間を忘れているだけだろう。
と思っていました。それを思い出せば良いのだと思っていました。

すごい勢いで自分の過去を思い出そうとする熊、だからすぐに思い出せると思っていました。

でも、熊が忘れて居たのはその子のことだけではありませんでした。
もっと、たくさん。もっと長い時間。全貌は明らかにはなりません。忘れているのだから。

次から次へと出てくる、熊と過去を過ごした人。
今年の2月、熊の悪友さんから
「忘れている人たちの主要メンバーはほぼ出揃ったよ。」
と言われて、先が見えたと思っていました。

でも、それは本当に主要な人。熊の人生で出会った人の本当にごく一部です。
その人たちとのことも断片的に思い出しています。
熊と結婚していた人もいました。そんな大切な事も忘れてしまっているのです。
生活に必要なことだけ覚えているだけでほとんどを忘れているみたいです。
今、街で昔の知り合いに会っても誰だか判断つかない。
本当に知り合いなのか、知らない人なのか。
うっすらでも、それが解らない熊は一人で外に出るなんて出来ません。
近寄ってくる人が、本当に知り合いなのか判別つかない。
もし、悪い人が知り合いぶって近寄ってきてもそれを回避することが出来ないから。
記憶のある人なら考えられないトラブルに巻き込まれてしまう確率が高いから。
だから家で、思い出すしかありません。


熊は上手に話すので思い出したと思うことがたくさんありますが、あまり思い出せていないようです。
なんだかふとした瞬間にきっかけを思い出し、それをゆっくり考えて思い出してまとめていく。
そうやって、思い出しているようです。
みんな、それを待つしかありません。そうしないと記憶の改ざんが出来ちゃうから。
熊が一つづつ思い出すのをみんな辛抱強く待っています。

それなのに...
ぱんだは、そんな熊の精神状態を悪くしたり、怒らせたりして、ゆっくり考える邪魔をしてしまったり、
わけの分からない事を言って熊の頭の中を混乱させたりしています。
ぱんだがそばに居るのも熊の記憶を思い出すのに時間がかかっている原因になっています。

それでも、熊は根気よく思い出そうとしていて、前向きでかっこいいです。
そう思うなら邪魔せず応援しろ！なんですが...。

今は思い出した事を時間系列に並べてまとめて居ます。
熊の今年18歳になった娘の提案だから真剣にやってます。

その子が娘だと知ったのは最近だけど、昔一緒にいっぱい遊んだそうです。
なのに熊は覚えて居ないのです。その子と遊んだことを。
娘がそれを思い出して欲しいと願っているので熊も真剣に取り組んでいます。

話をするとまとまる。今はぱんだしか話相手が居ない。
ぱんだは邪魔ばっかりしていますが、重要な役割があります。
はやく、熊が一人で出かけても大丈夫になるように過去を思い出しまとめられるように、
ぱんだもちゃんと協力して頑張りたいと思います。

そうしたら、熊もみなさんの前に出てくると思います。
ぱんだも！そしたらみなさん遊んで下さいね♫

なんだか支離滅裂...。
でも、これでぱんだ的には少しまとまって今の状況が見えてきました。
こうやって記録しておくことは大切だな！
と思ったので、これからはたわいのないことも記録しておこう。
と思います。また、自分がわけがわからなくて不安になったとき読み返せば
そこにちゃんとヒントや答えがあるから。

明日からもがんばるぞ！！