指宿で砂蒸し温泉を満喫して、夜は宴会で
バカ騒ぎして、翌朝を迎えました。
朝風呂に入ってスッキリした後、早速出発です。
まずは薩摩酒造の見学です。ここでも
写真撮影不可のため写真は一切ナシです。
薩摩酒造を見学したのち、知覧特攻平和館へ移動しました。
↓開聞岳。(車窓見学のみ)知覧の茶畑もきれいです。
↓この日は天候が良くて、珍しく硫黄島と隣の竹島も見えました。
知覧特攻平和館も写真撮影不可のため写真はありません。
私はここを初めて訪れましたが、特攻隊員の方々の遺品や
遺書を見て涙が出ました。最年少17歳から最高齢32歳の
若い方々が国を守らんと、この知覧から出撃したそうです。
出撃途中、開聞岳を周回して別れを告げられたとの事。
ちなみに開聞岳の高さは924m。その高さを借りて
「国よ(924)、さらば」と言ったそうです。
今回はたった40分しか時間が無かったので時間が全然
足りませんでした。いつかじっくり訪れようと思います。
知覧から昼食会場までの道中、バスガイドさんが
こんな話をしてくれました。
<バスガイド>
私が以前、ご老人の方々のガイドを務めた時のこと。
出発時間になってもバスに戻らないお婆ちゃんが
一人いらっしゃいました。どうしたんだろう?と
思って館内を探したところ、一人の特攻隊員の遺影の前で
そのお婆ちゃんは泣き崩れていました。「バスに戻りましょう」と
声をかけてもなかなかその場を離れずに、ただ泣いているお婆ちゃん。
肩を抱えながらバスに戻って「どうなさいましたか?」と聞くと
『私の初恋の人なんです。話には聞いていましたが、まさか本当だったとは』
私はこの話を聞いて泣けました。戦争当時、恋人や家族と
ゆっくり過ごす事など出来ません。きっとそのお婆ちゃんも
初恋の人との色んな思い出や、一緒にやりたかった事がたくさん
あったのでしょう。しかしそれも出来ぬまま戦争が始まり
初恋の人は特攻隊員として戦地へ行き、そのまま帰って来なかった。
今平和な時代に生きている我々は、過去にこういう事があって
今日の平和がある事を認識しなければいけません。現代では
親が子を殺めたり、子が親を殺めたり、自殺したり、簡単に
命を絶っています。知覧に来て、もう一度命の大切さを
皆さん勉強して欲しいと私は思います。
↓知覧に行って胸がいっぱいになったところで、お腹もいっぱいに
なるために昼食会場へ移動しました。昼食は、鹿児島名物の黒豚を
使った焼肉。これは最高に美味しかったです。お店は確か
旬祭館さつま海鮮市場。90分大人一人2500円で食べれます。
オススメです。
↓食後は桜島や錦江湾を眺めて鹿児島ともお別れです。
今回の旅行はとても楽しかったですし、勉強させられました。
鹿児島は最高ですね!また是非とも訪れたいと思います。
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Posted at
2007/09/11 14:05:42