2008年05月07日
後ろ髪を引かれる思い
今朝、原チャリで出勤途中に交通事故発生直後の交差点を通りました。
ちょうど私の進行方向が赤になったで事故車両を見ると
軽自動車2台の正面衝突事故っぽくて、2台ともエンジン
ルームから湯気が出ていました。おそらくラジエターの
冷却水が漏れてエンジンの熱気で蒸発したものと思われます。
一台の軽からは女性がふらふらしながら降りてきましたが
もう一台の軽の女性は運転席でぐったりしていました。
そこで、信号待ちしていた中学生2人とサラリーマン1人が
軽に近づき、ぐったりしている女性を車内から出そうとして
ドアを開けようとしましたが、車が揺れるくらいドアノブを
引いても開きませんでした。そこで、運転席側がダメだったので
助手席側でも挑戦しましたが、ドアは開きません。
ふとこの時、私の中に二人の自分が現れました。
自分A「こりゃ助けた方が良いんじゃない?」
自分B「いやいや、助けたら会社に遅刻するじゃん」
自分A「でも、このままじゃ通行の妨げになるので車両を移動
した方がいいんじゃない?」
自分B「現場保存しなきゃいけないから、事故車両を勝手に動かしたら
ダメでしょ?それに、変に関わると後でやっかいになるかもよ?」
自分A「しかし、女性がぐったりしているので窓を割って助け出すとか
警察への連絡とか救急車の要請くらいは手助けした方がいいんじゃない?」
自分B「きっと誰かが通報してるよ。それに、怪我の恐れのある人を
素人が動かしたら、よけいに悪化するかもよ。」
自分A「でも、このまま見過ごす訳には・・・。」
自分B「ほら、信号が青になったよ。さっさと行かなきゃ後ろが迷惑するよ」
結局私は会社へ向かいました。でも頭の中はさっきの事でいっぱいです。
「大丈夫だろうか?もしかして手助けすれば状況が良くなったかも?」
後ろ髪を引かれる思いで出勤しました。
今思えばすごく後悔してます。要救助者がいるのに自分の都合を優先して
会社へ出勤した、何て小さな自分。自分が情けない・・・。
今回の事を教訓に、以後同様な場面に遭遇したら、原チャリを邪魔に
ならない場所に停めて救助します。
車を運転中にそういう場面に遭遇したら、駐車スペースの問題で
なかなか難しいと思いますが、原チャリなら歩道の端に駐車可能です。
今回の事故の方、助けなくてごめんなさい・・・。
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Posted at
2008/05/09 13:44:34
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