
それは10時28分にかかってきた一本の電話から始まった。
携帯「プルルルル~」
私「あっ、嫁さんからの着信だ。」
私「はい?もしも。」
嫁「ごめん、今何処?早く帰ってきて!」
私「今、自宅の駐車場に着くところだよ。何?」
嫁「手を切って血が止まらないの!」
私「はいは~い。(ガチャ)」
私はちょうど娘と二人で朝マックに行って食事をして、その後
天皇賞の馬券を買おうと思っていましたが、無料の駐車場が
混んでいて空いてなかったので帰宅するところでした。
私「お母さんケガしたんだってよ。」
娘「ええ?そうなん。痛いの痛いの飛んでけ~ってすると。」
そんなのん気な会話をしながら玄関を開けて台所に行くと
嫁さんが右手親指を抑えて手を上に上げてました。
私「どれくらい切ったの?」
嫁さんは無言で傷口のティッシュをめくると・・・
私「ゲッ!Σ( ̄□ ̄;|||(とてもお見せ出来ないグロな状況)」
これじゃ解らないので説明すると、右手親指の付け根の間接の
やや上のところをUの字型に切っており、肉がめくれて関節の
骨膜が見えてる状況でした。
こりゃ、縫うしかないなと思った私は早速病院を探そうとします。
しかし今日は日曜日。大抵の病院は休診です。そこでまず・・・
・これは救急搬送(119)に該当するか一瞬考えて救急車の
適正利用を考えると該当しないと判断。
・近所の消防署の電話番号をネットで検索。
・消防署へ電話し、どこの病院が開いてるか問い合わせ先の電話番号を聴取。
・そこに電話し、近くの救急病院を検索して、電話番号を聴取。
・その病院に電話して、そこで処置が可能か確認。
・可能と判明したので、保険証を持って即行病院へ。
(この間、約6分)
診察の結果、指の筋や神経は大丈夫だが、静脈の破損及び骨膜が
見えてるので、この部分を2針縫合。また、この部分の縫合が
しにくかったので表面の皮膚(肉の部分)を少し開いて、表面を
10針縫合。合計12針の縫合で処置完了となりました。
今回反省すべき点は、事前に夜間・休日の緊急連絡先を調べて
それを電話機の近くに掲示しておけば、最初のようにあちこち
調べて電話せずに済んだので、そのぶん時間の短縮が出来たはずです。
今後は連絡先を掲示して速やかに対処出来るようしないといけないと
思いました。
なお指を切った原因ですが、決して夫婦喧嘩ではなく
ヒビが入ったガラス製のボールを洗おうとした際に
真ん中から真っ二つに割れてしまい、左手で持ってた
皿の切り口が右手親指にヒットして、ざっくり切れたようです。
今後はヒビが入った皿の使用を中止するようにしないと
いけませんね~。今回は貧乏根性丸出しで、少しでも長く
使い切って食器購入の出費を抑えようとしたために
医療費という代償を払ってしまいました。しかも当分は
皿洗いや洗濯などの家事全般に支障が出るので、私がカバー
する事になります。
ちなみにケガをした今日は、10月28日。
嫁さんから第一報を受けたのが、10時28分。
さっき携帯の着信履歴を見て、少しゾッとしました。
Posted at 2007/10/29 13:06:30 | |
トラックバック(0) |
家庭内の出来事 | 暮らし/家族