2012年12月13日
茂原走行会
千葉フェスティバルから一週間ほど前に、茂原ツインサーキット走行会へ行ってました。
車両はシティ…ではなく、大学の後輩のP10型プリメーラという車です。
P10であってHP10でないのでエンジンはスポーツ車両の中ではあまり使われていないSR18DE。
購入時は2Lにボアアップ、カム角変更、コンピュータ変更されていたのが浅間台の
ファストインプレッションでブロー。
でぃーらーにもってったら車検証どおりのエンジンを載せられましたとさ。
ノーマル時で最大出力125馬力(日産のNAカタログ値)で1速と2速と3速の間がとても離れていて、
最終減速比3.888 エンジンのレブは6500rpm シフトアップ後に減速、加速をするような場面では
回転数は3000回転台にまで落ち込む。3人も乗ると首都高の上り坂で巡航ギヤから1つ
落とすだけではかなり踏み込んでも速度を維持できない。 さらに、初めのうちはもとついてたタイヤが
前後純正より2サイズぐらい幅広で大径だった為に、凄まじいパワーロスでとにかく走らない車だった。
自分より下の代の見てくれが車の価値観の比重の大半を占める人たちには、純正シート・ステアリングのままである事もあり、頗る不人気で遅くてかっこよくない車の代名詞となっていた。
「なんとかSR18でやれるところまでがんばります」
ブロー後に言った言葉通り、1年間で結構試行錯誤を行った。
・前後205 50 16では足は動いてる感じはあったけど兎に角パワーが食われすぎてる
→前後185 60 14ダンロップ☆
・低速時でのリヤタイヤのが速く曲がるための仕事をしてないような気がした
が、車高調整サスペンションを変えたりしたいがお金がない
→リヤタイヤ175 60 14ダンロップ☆
・大分バランスは良くなったが175でサイドでブレーキ添えてもロックがしづらいのはリヤブレーキ弱すぎる
→ 紫色の不明編摩耗ディスク→新品スリットディスク+アクレメタルパッド
(この時点でサイドターン初成功 240度ぐらいまでならバッチリ)
・吸排気交換・コンピュータ交換・軽量バッテリー交換
7000rpmちょっとまでのパワーがある所まで使えるようになり、使えるパワーが劇的に増えた。
そこからの1年間でEG6、EK9、AE111とハイパワーFFスポーツ相手にジムカーナから
ミニサーキットまででDC2を除きトップを争う位置で走り続けた。 そんな車。
卒業後はいずれ可変バルタイ付きのSR20VEという190馬力エンジンの仕様にしたいそうです。
彼のように車を「走らせて」楽しむ そのために真剣に真っすぐ頑張るような人は
自分の近い代では稀少だと思うので、今後も是非頑張っていってほしいと思いました。
さらにファイナル4.1、クラッチ交換、LSDオーバーホール、タイヤサイズ拡大を行ったプリメーラで
久々に乗せてもらえることになった。
当日には他大学の「プリメーラ仲間」である方の2リットルエンジンのP11も来るらしい。
それを何とか超えることが目標とされた。
しかし、ロールしすぎるとの事だったFスプリングを直前に変えたところ純正並かそれ以上まで
フロント車高が上がってしまった。なんか昔のベストモータリングで観たノーマルの
ランサーエボ2RSのスタート全開加速の姿勢のようだった。
さすがに厳しいと感じていたが、やっぱり厳しかった。
LSDはきっちり効いているものの、Fがコーナーの新入、旋回、脱出と全ての状態において
接地してない感が今まで感じたことのない程にある中で大きい効力を発揮することはなかった。
それでも効かせないよりは曲がって進むので、
侵入で止まれるだけ止まり
ハンドル切って曲がれる速度まできっちり落として素早く曲げて全開、という運転を
1速も多用して行った。
エンジンマウントが弱くなってるような感があり、シフトアップダウンが非常に難しかった。
結果としては2リッターを超えることができなかったが、オーナーが走行の助手席で
「勉強になった」と楽しんでくれたようだったので、とても安心した。
後に映像で見ると、コース中ほどにある広い縁石のある2つのコーナーが大幅なタイムアップの
ポイントだったようです。個人的には4輪縁石に乗る事でコース内側を突っ切って
劇的なタイムアップになるのはどうかと思いました。
サーキット自体は低速が連続する区間なんかはジムカーナに近い運転で、道幅も広く
上記の箇所以外は面白いサーキットだと思いました。
27日に行く走行会は学生企画のもので、この日に一緒に走ったP11の方から御誘いを受けました。
…が、当の本人がこれなくなったとの事なので普通にしっかり練習してこようと思います。
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Posted at
2012/12/13 23:56:15
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