Another

Another 全4巻読み終わりました！


何を今更って思うでしょうが、小説は2009年の発売日に買って即読破しています。

ミステリー大好きな私にとって綾辻行人の作品は大好物！殆ど読んでます！

なので当時も綾辻行人の新作っていうそれだけで買ったんですよね。

でも、それが今迄の作風と少し違ってて面白いのなんのって！

得意としていたミステリー路線（本格推理物）とホラー路線（超常現象的な非現実的な要素を含む物）を見事にミックスしたホラーミステリー！そこにヒロイン見崎鳴の萌え要素という新機軸！

それがアニメで一気にブレイクして実写映画にまでなってしまった…

私にとっては不愉快だったのです。元々原作者が大好きで小説だからこそ面白いストーリーを映像化されるのって。それが萌え要素だけでブレイクするのが。


それで避けてたんですが先日たまたま映画の方をレンタルして観て。ストーリーがヒドイ改変で単なるスプラッタホラーになってて最悪。最大のトリックの部分も台無し。

それで色々調べてたらストーリーの面白さとしたら

漫画＞小説＞アニメ＞＞＞>映画

みたいな評価が多くて。
あの小説を超えるってマジっすか！？
と思っての漫画購入でした。


実際読んでみてそれは事実です。
ストーリーは素晴らしい小説を忠実に再現することに成功し、それが視覚化される事でさらに伝わりやすくなってますし、最大のトリックも上手く隠されています。つまりプラス要素しかないんですね。
特にラストの方の主人公の表情とか主人公の複雑な気持ちをよく表してて感動してしまいました！

漫画は小説より敷居が低いというか読みやすいですから、すべての方に超オススメです(*^o^*)



原作の小説は、エピソードSに続いてAnother 2001が連載開始しており、これが単行本としてリリースされるのを心待ちにしております！