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テロリスト皆殺しにして俺たち正義(^-^)v的な典型的なクソアメリカ映画に成り下がってやがるじゃねーか！ヽ(｀Д´#)ﾉ



謎解きは考える間もなくサクサク解かれ、登場人物は単純な善と悪に書き換えられ最後はテロリストは死ね！のＢ級アクション映画。

最悪なのはゾブリストとシエナがただの細菌テロリストにされてしまったこと！

原作ではウイルスは止めれず世界中の人に感染してしまう。しかしゾブリストの作ったウイルスは単純な大量殺人ウイルスではなかった。誰も死なずDNAのある情報が書き換えられるだけだった。彼なりに人類を守ろうとした意思がハッキリと伝わる。
シエナはゾブリストを愛しながらもその行いが間違いだと思いウイルスを止める為に行動し、ウイルスがバラ撒かれた後は自殺を考えたがラングドンに説得され、ウイルスのワクチンを作るためにWHOで働く。そんな希望に満ち溢れたラストです。

それを映画ではシエナを単なる悪として描いてて最後は自爆って…何の救いもねーじゃねーか！

しかも完全な蛇足であるラングドンとWHOのババアのラブストーリーの追加(´Д` )
誰がこんなん見たいんだよ！！！！



ダヴィンチコードや天使と悪魔では、簡潔にまとめられた部分はあったが、原作の良いところはちゃんと残っていた。
しかしこのインフェルノでは原作へのリスペクトがまったく感じられない。

アメリカ人は知能が低いからバカでも分かる内容に書き換えてあげましょうという脚本家の悪意が見て取れる。

ラングドン・シリーズの汚点です(ﾉД`)