今年も新作2話!
昨日は、ブレーメンの音楽隊
そして今日は

赤ずきん👧
心神喪失なら罪に問われない
それが今回の焦点です。
赤ずきんはオオカミを殺した。
それは確定している。
問題はその時、赤ずきんは正常だったのか心神喪失だったかのか?
心神喪失なら無罪になる。
それを陪審員が判断する
誰もが裁判に感じる…矛盾?
それを誰もが知ってる昔話を題材に視聴者に考えさせる。特に子供に。
とても素晴らしい番組で毎年楽しみにしてます。
なぜ赤ずきんは、猟奇的な殺人方法を選んだのか?
腹に大量の石を詰めると言う常軌を逸した殺害方法。それは本当に心神喪失だったからなのか?それとも心神喪失を演じる為だったのか?
気絶していたおばあさんを起こしてから、その犯行現場を見せているのが、意図的だったと検察側から指摘されてましたね。
なぜオオカミは赤ずきんを森で襲わず、おばあさんの家に行ったのか?
これは私も昔から不思議だったのですが、検察側から驚愕の指摘!赤ずきんはおばあさんを売った!?
赤ずきんは自分が助かりたいから、おばあさんの家の鍵をオオカミに渡しておばあさんを身代りにした。
その事実の発覚を恐れてオオカミを殺害したというのだ!
確かにこれなら筋は通る。オオカミはおばあさんを食べたあと、更に欲を出して赤ずきんを食べる事にしたのだ。赤ずきんはおばあさんを犠牲にした負い目があるから、おばあさんが無事なら安心する。そして騙される。そうオオカミは計算したのではないか?
いやー奥深いですね。ミステリー好きにはたまりません(笑)
昔話は勧善懲悪。ヒーローものと同じ。悪は死ね。
だから悪役を殺してハッピーエンドが多い。
しかし現実は単純ではない。人を殺せば裁判になり、動機や経緯を持って判決する。陪審員が判断する。
その穴をついた見事な作品です。
*追記
色々と調べました。そして真実に辿り着きました。
オオカミが、森で赤ずきんを襲わなかったのはキコリなどに犯行現場を見られない為。
その為おばあさんの家で惨殺に及んだのです。更にオリジナルでは、赤ずきんにおばあさんの肉と血を食べさせたり、猟師は当時せず赤ずきんが食べられてエンドだとか。
これならストーリーに全く矛盾がありません。
今回の裁判も不要だ。
ちなみに若い女の子が見知らぬ人に声を掛けられてペラペラと何でも喋るのはよくないよ。そういう教訓の話なのだそうです。納得。
Posted at 2018/08/14 09:52:37 | |
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