12/7 この日をひとつの目標に2018年を生きて来ました。
キングクリムゾン 金沢公演
30年来のファンですが、3年前の渋谷公演が初めてのクリムゾン体験でした。
その時も今迄感じたことのない"演奏会"でしたが、今回はその時よりも更に進化した演奏を体験出来ました!
8列目のど真ん中という良席だったのでメンバーの様子がかなり細かく分かったのでそれも感動を増幅させました。
トリプルドラムが今回のラインナップの特徴ですが、正直必要なんかい!って突っ込みは私もありました。
しかし、3人同時に叩くと音量は3倍になるんです!
ここぞのキメでユニゾン!それ以外は異なるパターンでポリリズム!また3人順番にリレー!
リズムの大洪水や〜
思えばロバートフィリップが完全なリーダーとなった太陽と戦慄からはリズムの追求が主だった。フィリップのギタープレイがそもそもリードではなくリズムですからね、とはいってもカッティングではなくアルペジオループというか独自なものですけどね、太陽と戦慄part2みたいなカッティングもありますけど。
90年代のダブルトリオもそのアイデアのひとつなんだろうけど、それを経て完成したのがトリプルドラムなんだと!
ただそれだけじゃないんですよね、昨年からキーボード専任者が増えて、ドラムの一人とフィリップもキーボードを弾くので場合によってはトリプルキーボードなんですよ!こちらはリズム主体になる前の宮殿の頃の楽曲で威力を発揮してました!メロトロンの再現に1台は必要だから賢明な判断だと思います。
更に2018年からセットリストに追加されたディシプリンではフィリップとジャッコのギターユニゾンのループ!リズムの波が消えてギターだけになってこれですから緊張感マックス!
トニーレヴィンが3種のベースを持ち替えてプレイするのもハッキリ見れましたがステックって常時ライトハンドするベースですね、キーボードライクに扱ってました。
発見もかなり多かったライブですが、デビュー50周年目にして最強のクリムゾンを見せてもらえたのは感動でしかないです!
さすがフィリップ先生!毎日が鍛錬だ!
Posted at 2018/12/08 07:44:37 | |
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