私が購入したのはこの二冊。
少し前に買って部分的に読んで放置してたのを、まだ読んでなかった所を読んでます。
小説や漫画なら最初から最後まで一気に読みますが、雑誌やムック本は読みたいとこから読んで、少し時間おいてまだ読んでない所を読んで時間を掛けて読み潰していくって感じです。
自分自身がまだプリンスが亡くなったという実感がないので、追悼文的な所をまったく読まずに、まずはアルバムレビューを読んで放置、今日は過去のインタビュー集を読んでって感じです。
そもそもインタビューあまりしない人だったから、ここに収録されてるのも年数が凄く飛び飛びだし最近のがない。だから未だに亡くなったという印象がないんですよね。。。
DIRTY MIND(1980)、CONTROVERSY(1981)を聴きながらですね。
この頃が1番princeらしい、1999からは一気に世界のprinceになっちゃってセールス量も桁違いだし音楽的な革新性も持て囃されて。。。
ミネアポリスファンクという物はこの2枚で確立されてprinceの基本が出来て、それから縦横無尽にジャンルの拡大と実験を行った。だからこの2枚に戻って来ますね。
private joyのドラムとシンセを聴いてると圧倒的な完成度ですね。もうミネアポリスファンクが完成してる。ヴォーカルワークも複雑で美しい。そこにファンキーなベースにロックなギターソロ。リアルタイムで聴いてた時も好きだったけど今聴いても新鮮さはまったく薄れていません。
LET'S WORKも同じですね。完成してる。
CONTROVERSY、DO ME BABYもあるしなんてアルバムだ!(笑)
DIRTY MINDがデモテープそのまんまの荒さがあるから余計感じるけどCONTROVERSYは異常な完成度の高さですよ。ドラムマシーンとシンセを多用してるけどバンド感が凄いですね、グルーヴがある。1990年の急遽東京でレコーディングした裏話記事を読んだばかりだから余計だけどprinceは全部1発録りで後で編集しない。だからこんなに生の感じがあるしライブのレベルも高かったんだなと感じます。
ところで追悼本の表紙が両方共に1986年、パレードの時の物ですよね。不思議と自分もこの時期が1番しっくり来ます。
初来日の時の印象が強いからかな?1番聴きこんでた時期でもありますし。自分の多感な10代の頃とガッツリ一致してる。
忘れる事はないですよね。
Posted at 2016/06/27 02:32:27 | |
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