クリストファー・ノーランがまたやってくれました❗️
見終わった時の感覚は、メメントやインセプションを見終わった後と近い感じでした。
つまり…
❓❓❓❓❓
頭が混乱してるんですよ!
初めて観た概念に理解しようと頭が一生懸命なんです😅
これこそが、クリストファー・ノーラン監督の作品の魅力ですよね。他では絶対に味わえない。
メメントは、10分区切りの映像のコラージュですが、それが時間軸通りに見せられているとは限らない。主人公が10分で記憶をなくすから、嘘の情報が紛れてる可能性がある。頭をフル稼働して真実を観ている私達が見つけ出す映画でした。
インセプションは、人の夢の中に入って擬似世界の中で戦う話でした。そのコンセプトはマトリックスに近いのですが、夢の中で更に夢の中に入ると更に深層心理に近づける。結局4階層目まで入る多重構造。そして深く入る程時間の感覚は長くなる。そんな複数の時間軸で異なる闘いを同時に繰り広げる新体験でした。また最後まで真実が夢の世界なのか分からず、その判断は観ている私達に委ねられるました。
テネットは『時間逆転、時間戻し』って前情報でしたが、表現として適切だと思うのは『全く新しいタイムスリップの概念』でしょうね。
既存のタイムスリップって、今の時点から過去のある時点に行く。そしてその時間軸の中でタイムスリップした自分が共存して、その時の流れ(正方向)で行動する。って感じですよね、こういう風に解釈して語ること自体が斬新ですけど(笑)
テネットでは、ある時点から時間逆行する自分になる。つまり時間軸で正方向と逆方向の自分が存在し、結果的に過去にタイムトラベルしている。
そもそも発明されたのがタイムマシンではなく、時間を逆方向に進める物質なのですから。
なので目の前にある結果を示す物から、その前に行われた行動を予測して、対処しなければならないという新しい概念のアクションです。
また時間を戻っていくという体験は本当に新しいですが、それがミステリーにもなっている。
最初の1時間は普通のスパイ映画だなって退屈だったのですが、そこから逆転して最初の場面まで戻って行く。その過程であの時、あの行動、あの人物は実はこうだったと明かされるミステリーなんです!
時間逆行させるポイントがいくつかあるので、そのポイントの時間軸を自分が正確に把握出来てないので戸惑いがあります。初見なら当然ですけど。
また何回か観て自分なりの解釈を加えて行きたいと思います。
劇中で主人公が全てを語ってくれる作品を望む方は絶対にノーラン作品を観ないでください。
更新終わったので止めますが下記のコメントを最後に書いて2回削除しました。その間にイイねを付けてくださった方がいますが、そういう方は絶対に楽しめない作品ってことです。
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まだ途中です、更新する度、過去の記事は削除します。(この概念も新しいでしょ?)
Posted at 2020/09/19 23:44:43 | |
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