
興行収入300億円を超え今年中に歴代1位になることは確実な、鬼滅の刃 無限列車🎦
全体で約2時間の作品ですが、1時間半で『鬼殺隊(主に炭次郎&伊之助)VS魘夢』の戦いを描きこの内容だけで普通の傑作なのですが、その後30分『煉獄杏寿郎VS猗窩座』が描かれてもう一段階上に行く大傑作になる。
それこそが、この作品の凄さで他の作品では超えられない秘密だと思うんです。
『鬼殺隊VS魘夢』があんなに面白かったのに劇場を出る時は『煉獄さん』しか頭にない。『煉獄杏寿郎VS猗窩座』は、観た人の人生を変えるくらいのインパクトがある。
先週の土曜日から配布のスペシャルブック、声優さんの対談が載っています。
日野さん(煉獄杏寿郎)と石田さん(猗窩座)の対談が読み応えたっぷりです。
それぞれのキャラクターをこう捉えてこういう気持ちで演じていたというが分かって、自分なりにモヤっと感じてものが明確になって、よかったです。
煉獄杏寿郎が、負けること、死ぬことを意識した上で、一切怯むことなく戦い抜いたというのが、感じてはいたけど、やっぱり知ると衝撃的でした。
猗窩座が手を抜いていたというのも分かっていたけど衝撃的でした。
原作を読み進めていくと上弦の鬼には柱2人以上でないと勝てないのが明確になります。(この設定こそが画期的で力のインフレが起きない素晴らしい手法です)
だから最初に手合わせをした時点で、煉獄さんが勝てないと感じたのは間違いないと思うんです。その上で、ここにいる者は誰も死なせない!相打ちもやむなし!という決意を固めていた。自分は死ぬがその生き様を背中で見せて炭次郎達に繋いでいく。そんな覚悟があったから戦い抜けたんだろうなと。そして伝わったと感じたから死を受け入れたんだろうなと。だから最後は満面の笑みだったんだろうなと。
吾峠呼世晴先生がジョジョの奇妙な冒険に影響を受けているのは有名な話です。ジョジョのテーマは魂の伝達。人は死ぬ、決して生き返らない。でも魂は伝わっていく。鬼滅の刃もそのテーマを守っている。だから尊いし感動する。
12/26より4DX版が上映開始です。当然観に行きます。18回目になります。
17回目で300億突破でしたが、18回目で歴代1位になりそうです。
とても良い作品なので、日本の歴史に永遠に刻まれるのはとても嬉しいことです。
この作品と対になるであろう、炭次郎VS猗窩座を描いた無限城編もぜひ劇場で観たいし、大号泣したいです😭
何年か先になるでしょうが、そういう楽しみがあるから人は生きていけます。
毎週土曜日にジャンプを立ち読みしたいから1週間頑張れます。
凡人の生きがいなんてそんなもんです。
そういう繋がりが集まって前に進んで行くんです。
Posted at 2020/12/17 02:33:40 | |
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