おびのブログ一覧

VersionSの試乗後、独身時代であれば迷うことなくVersionSに
決めているところだが、今回は今までのクルマ選びの様には
いかない。奥さんがいる。そして来春には子供も生まれる。

家族カーとしてVersionSは果たしてどうなのだろうか??

というわけで、乗り心地も含め、金額のこともあり奥さんと
家族会議。

VersionLは最初から除外。本革シートは魅力的ではあるが、
現在のレカロシートを移設するかもしれないし、本革シート
と本木目パネル以外に大きな差が見当たらない。
(電動リアサンシェードやスカッフプレートの違いくらいか)
この内容で標準に+45万円はコストパフォーマンスに難アリ。
との二人の共通意見で除外。

残るは標準とVersionSとだが、このVersionSの装備内容を
標準と比較すると、とても+15万円で済む内容とは思えない。
特筆すべきは18インチホイールと専用のサスだ。しかもローダウン
仕様ときたもんだ。まぁ、今回はその18インチ+専用サスが悩み
の種な訳だが･･･

他に自分の中で大きい差が電動テレスコピックステア。クルマの
スタートボタンを押したときのあの自動で「ウィ～ン」と移動する
様に一種のプレミアムを感じてしまった(笑)。小市民である。

そして奥さんにも好評だったのが、シートの生地。これがとても
気に入ったらしく、確かに標準の方はアルテッツァ??とも思える
生地で目新しさを感じなかった。一方、VersionSの生地は肌触り
もよく、高級感を上手に演出していた。

以上の点から、VersionSはとてもコストパフォーマンスに優れて
いる。要はお買い得、との共通意見でひとまず奥さんがVersionS
に試乗してから最終的な判断を下すことになるが、現時点では
VersionSに決定！

さぁやってきた大本命。IS250 VersionS。

しかも色は気になっていたブルーイッシュパール以下略。
件の友人が契約した色だ。なるほど、確かにシルバーでもパール
でもない、光の当たり方によってシルバーにもパールにも見える
不思議な色だ。いい色だ。

さて平日の東京ということもあり、道路は凍結状態が予想され
たが、営業氏の指定した時間に試乗に出ると、意外と空いている。
東名高速までニーヨンロクを走る。

首都高の高架下＆交通量が多い道路だが、騒音があまり車内に
入ってこない事は確かに高級車な感じだ。これだけ騒音がシャット
アウトできれば満足。これより静かなGSやセルシオってさぞ
静かなんだろうなぁ･･･と感心しつつ東名へ。

ETCゲートを越え、いざアクセルを踏み込む。

うん、イマイチ！

いや、先に350の強烈な加速を経験してしまった後ではイマイチ
と感じるのは仕方ないでしょう。しゃーないでしょう。

現車のヴェロッサが直６2.5リッターのNAなのだが、エンジン
スペック的にはこのＶ６エンジンとそんなに違わない。車重が
ISの方が重いこともあり、現車とさほど変わらない印象を受けた。

もちろん、私にとって2.5リッターは不満のないエンジンなので
このイマイチは、350との相対評価だと思って頂きたい。

さてさて、巡航速度に到達してまず感じたのが

アシ、かたい。

拾うんですよ。つなぎ目を。ガツンと。しっかりと。

これは意外だった。ISはスポーツに振ったレクサス。この
グレードは特にスポーツに振った専用のサスペンションだが、
ここまで硬いとは思わなかった。勿論、社外の走り向けの
車高調ほどの硬さはなく、「純正」と呼べる範囲の硬さでは
あるが、走りにさほど興味のないドライバーだと気になる
硬さではないだろうか。

但し、その硬さの恩恵か、コーナーリングや急な車線変更
は安定そのもの。高速道路を折り返し、先週と同じ試乗コース
を走ったのだが、同じコーナーで同じスピードで突入するが
コーナーリングの気持ちよさはこちらが遥かに上だった。

私が前々車のアルテッツァに乗っていた当時、TRDから
スポルティーボというサスキットが出ていた。当時の
インプレッションは「これが純正で装着されていれば
アルテッツァの評価はまた違っただろう」という声が多かった
サスで、実際私も運転させてもらったことがある。

VersionSの足回りはこのスポルティーボの様な印象を受けた。

走りこんでみないとわからないが、この試乗では足回りを
イジる必要は無いな、と思った。

でも１つ大きな問題がある。

妻の説得だ。

奥さんと私をISへの道に引きずり込んだ友人と３人でレクサス
店へ赴く。

友人はすでに地元のレクサス店で何度か試乗し、来週にもIS250
VersionSを契約するらしい。今回は後部座席の居住性を実際に
乗って確かめたい、という理由でご同伴。

ディーラーに到着。相変わらずの総出で迎えられる。
と、奥にパールホワイトのISが。先週、展示してあったヤツだ。
ナンバーがついて試乗車になっていた。

早速、私と奥さん、友人、そして営業氏が乗り込む。この車での
実質的なフル乗車だ。定員は５名だが、室内の大きさを考慮する
と４名が現実的だろう。

地元のディーラーなので、土地鑑はある。営業氏曰く

１時間内で戻れるなら好きな道を走ってください。

早速、渋谷・青山などの人目を引く場所を走る(笑)
いい感じで信号に捕まりまくる。

見るわ見るわ。沿道を歩く男性の多くから注目を浴びる。
試乗車とは言え、やはり気分がいいものだ。注目される新車の
醍醐味か。

走行性能を試すために、少々カーブの多い通りを走ってみる。
よく使う道路なので、今の愛車との違いを確かめるにはもってこいだ。

VersionLなので足回りは標準と同じ、ノーマルなアシだ。
それなりのスピードでカーブに突入する。なるほど、ロールを
確かに感じるが、クラウン等の「トヨタの高級車」的なロール
ではない。愛車はAdvoxを装着しているが、それに近い印象を
受けた。

動力性能は言わずもがな。3.5リッターという車体の大きさに
対してオーバースペックともとれるエンジンの加速は強烈。
そして意外にも音がいい。気に入った。気に入ったんだが･･･

金が無い。

来週の水曜日にIS250のVersionSの試乗車が来るとのことなので
平日なら試乗時間も沢山とれるらしいので、高速道路の試乗
をお願いすることにした。来週が楽しみだ。

正式に
LEXUS IS
が発表された。SC,GSに遅れて１ヶ月。

と同時に先日訪れたレクサス店から連絡が入る。

ISの試乗車のナンバーが本日取れたそうだ。先日展示して
あったIS350のバージョンＬだ。

早速、週末に試乗の予約をした。週末が楽しみだ。

アルテッツァ仲間の友人が、近くのレクサス店でISを見てきた
らしい。曰く
「実車はハンパねぇ。見たら欲しくなるよ!!」
との事なので、以前から興味はあったが、ヴェロッサに一目惚れ
した頃とは環境が違う。いまは所帯持ちの身だ。

まぁレクサス店にはまだ言ったことないし、「おもてなし」と
やらを受けてみようじゃないか。



ハイ、もてなされました

IS実車見ました。

これはヤバイ。ホッスィィィィィィィィィィ。

写真でもリアのボリュームに惹かれていたが、実車の塊感と
言ったら。特にＣピラーからリアフェンダーにかけての造型が
すごい。

でもやはりレクサス。値段は高い。あこがれで終わる車だろう。

そうこうしている間に、色々と詳しい話を聞いている間に
物は試しで査定したヴェロッサの下取り額が提示された。

私のIS購入への道が開けた。