こんにちは!
前回にも書いたとおり、今は「
運転が楽しくなる車」を主眼に活動しているおびです。
先週末に「
ライトウエイトオープン2シーター」を探しに色々と活動しましたので
ブログにしてみました。
今回のクルマ選びのテーマは
「コンパクト」
「走りに軽さを感じられる」
「オープンカー」
「所有する喜びを感じることができるプレミアム感」
この4つを重視しています。
ライトウエイトオープン2シーター、というとみなさん真っ先に浮かべるのが
マツダ・ロードスターかと思います。
ライトウエイトオープン2シーターというジャンルを確立した日本を代表する名車であることは昔から聞いておりましたが、今まで興味が沸かなかったのも事実です。
相反する属性だと思いますが、「ライトウエイトオープン2シーターの高級車」ってなにがあるんだろう?
と思い、探しているうちに値段も遊びで買うクルマとしては手頃な
BMW Z3
という車の存在を知りました。
駆け抜ける歓び
を標榜するBMW。
運転の楽しさを主眼に置いたクルマ作りをするBMWのライトウエイトオープン2シーターならさぞ楽しいに違いない・・
乗ってみたい。乗りたいぞ。
この車、すでに最終型の生産が完了してから10年が経過するモデルなので
中古車を探しても車検が切れていて試乗ができないものばかりです。
また、試乗=即商談というような強引な中古車屋にも行きたくありません。
そこでやっと見つけた場所が高崎のBMWの正規ディーラーでした。
東京から高崎なら日帰りで行ける距離です。クルマ好きの友人に付き合ってもらって行ってみました。

途中の首都高でRX270を発見!テールレンズがクリアなので前期型でしょうか。
先方には予め電話でZ3の試乗をしたいことと、現行のZ4にも乗りたいと話しておきました。
前橋ICを降りて2km程度幹線道路を走ると見えてきました。

「オマエが来るのを待ってたぜ・・」といわんばかりの位置に準備されたZ3と現行Z4。

ってかZ4がカッコよすぎてヤバイwwwwww
友人達は4倍の価格差のあるZ4をしきりに勧めてきますww

そりゃ10年前のクルマと新車で売ってるクルマじゃ新車のがいいだろうよww

一通りクルマの状態をチェックしていよいよZ3の試乗です。
このためだけにわざわざ高崎までやってきたのです。
2シーターなので家族と友人はショールームで見学ですwwww
さてZ3の感想は、
私の期待とは違った乗り味のクルマでした。
一言でいうと巡航速度でゆったり流す系のオープンカーという印象でした。
コペンのような軽快な出足や交差点を曲がった後の加速感などの「
軽さ」を感じるオープンカーではありませんでした。
誤解をしないで頂きたいのは、Z3がダメというわけではなく、性格の違うクルマだったということです。
よくよくスペックを読み解いていくとこの結果はある程度予想できたのかもしれません。
2.2L DOHC直6
170ps/21.4kg・m
車重 1350kg
とはいえさすがBMW、下道でも巡航速度でのコーナーリングや乗り心地など、高いバランスで上質な走りを感じることができました。期待していた走りとは違うけど「
駆け抜ける歓び」を感じることができました。
以下、正直な感想
・全然ライトウエイトじゃなかった(1350kg)
・認定中古車とはいえさすがに経過年数を感じる内装だった
・直6エンジンは静かで滑らかだった
・乗り心地がしっかりしていた
・ハンドリングは確かに楽しいが、最近の国産も追いついてきていると感じるものだった
こういう方向付けのクルマなら、よりラグジュアリーなZ4や家族が乗れるIS-CやSCのようなカブリオレでもいいかな・・
というのが正直な感想でした。
続いて現行のZ4にも試乗させてもらいましたが、上記のZ3を進化させた感じで乗り味の方向性はやはり今回探しているライトウエイトスポーツとは異なるものでした。しかしながらそれを覆すスタイリング、内装の豪華さなどは
ほ、ほしい・・
と思わせるのに十二分なものでした。

Z4内装。ホワイトレザーと木目パネルがオサレ過ぎて欲しい・・

チクショウ・・欲しいぜ・・

友人が撮影してくれた走り出すワタシ。
やはりZ4の方が颯爽感・ラグジュアリーさを感じます。
Z3は
ジョギングできるカジュアルな服装、Z4は
小洒落たディナーに着ていくフォーマルな服装・・そんな印象でした。
期待していた乗り味とは違いましたが、BMWのオープンカーを運転できる機会を得たことはとても貴重な体験でした。
CTを手放して以来家族全員でドライブできなかったので、みんなでドライブすることもできましたし、充実した一日でした!
Posted at 2012/06/06 18:18:33 | |
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