TEIN FLEX Z  

H23年式-9万kmの中古車、納車時から純正ダンパーがへたっていました。乗り心地は悪く、運転も危険。子供が人生初の車酔いをしたので足回り交換です。

ストリームの車高調は商品によって形式が様々（下段データ参考に）。何を優先すべきかで商品が限られると思います。

自分は「テイン FLEX Z」を選びました。
フロントもリアも「マウント強化ゴム」が決め手です。マウント再利用は、純正ダンパーからマウントを取り外し、車高調に取り付ける手間があります。また、純正マウントが劣化しているため再利用は難しいと判断。

FLEX ZのバネレートはF5kg/R8kg。やや硬めですがファミリーカーとしても適正内だと思います。フロントは「全長式」のため、硬さと車高は別々で調整できます。問題はリアの「ネジ式」です。

ネジ式は硬さが調整できず、車高の高さに比例して硬さ（乗り心地）が変わります。車高を低くすれば乗り心地は硬く、車高を高くすれば柔らかくなる。

FLEX Z 納品状態で調整せずに取付てみました。個体差はあると思いますが、自分の場合「純正比：フロント車高は約２cmダウン、リア約３cmダウン」でした。タイヤサイズにもよりますが、フェンダーとタイヤの隙間は２～３cm間隔です。

この状態の乗り心地は硬いです。凸凹路面で跳ねます。とくにリアはストロークが足りず強い衝撃の跳ね方。子供も不満気でした。

その後、リアの車高を２cm上げ、フェンダーとタイヤの隙間は約４cmに。ストロークが伸びた分、強い衝撃は減りました。それでもファミリーカーとしての乗り心地は悪い方だと思います。
結果、純正比リア１～２cmダウン。見た目はダウンサスですね。これが我が家の適正値でした。


【備忘録】
取付はDIY。アライメントは簡易計測でフロントトーのみ調整。
97832km

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[FLEX Z データ引用]
車名：　ストリーム
形式：　RN6
年式：　H18/7～H26/5
グレード：　1.8X　・　1.8RSZ
駆動方式：　FF
排気量：　1800
バネレート：　F=49.0(5.0)/R=78.5(8.0)
自由長/内径：　F=190 R=200/Φ70
車高調整範囲(最大)：　F=-67 ～ -2　・　R=-79 ～ -2
車高調整範囲(推奨)：　F=-35 ～ -15　・　R=-40 ～ -20
純正比：　F=-25　・　R=-30
減衰力：　16段

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[各メーカーの仕様比較] まちがってたらゴメンなさい

★ TEIN FLEX Z　（減衰力16段）
F：　全長式　5k　マウント強化ゴム
R：　ネジ式　8k　マウント強化ゴム

★ TEIN　STREET ADVANCE Z　（減衰力16段）
F：　ネジ式　4k　マウント純正再利用
R：　ネジ式　7k　マウント純正再利用

★ BLITZ ZZ-R　（減衰力32段）
F：　全長式　8k　マウント純正再利用
R：　全長式　7k　マウント強化ゴム
※リアの減衰力調整は内装取り外しが必要（＝バラす必要あり）

★ タナベ　サステックPRP CR　（減衰固定）
F：　ネジ式　5k　マウント純正再利用
R：　ネジ式　7k　マウント強化ゴム

★ ラルグス スペックS　（減衰力32段）
F：　全長式　10k　マウント純正再利用
R：　全長式　10k　マウント強化ゴム