2018年11月02日
追記あり。。API SN Plus エンジンオイル規格
API SN Plus エンジンオイル規格
近年流行している、ダウンサイズターボエンジンに求められる性能をクリアしたエンジンオイルの規格で今年になってから出来た規格だそうです。
jinteng先生と色々お話をしていて、センセの許可を得まして。
ネット等でちょっと見聞きしたことを、素人ながら、紹介したいと思った次第であります。
直噴ターボエンジンが、宿命的に発生しうるとされている、低速高負荷領域での異常燃焼。
LSPI。(ロースピードプレイグニッション)
ノッキング的なものと近い意味合いになるでしょうけど。。
エンジンのピストン等に致命的なダメージを及ぼすことがあるそうです。
また一方で。。
また皆さまがご存知のように、ポート噴射と比較して直噴エンジンの筒内で燃料の濃い部分ができやすいことから、煤の発生がとても多いことから、
オイルにもスラッジが溜まりやすい状態になるそうです。
このオイルスラッジが、タイミングチェーン方式であるTSIエンジンの、
タイミングチェーンを摩耗させ、バルブタイミングに狂いが生じ、
最悪エンジン全損の状態まで引き起こしかねないとの指摘があるそうです。。
(今のゴルフ7とかはタイミングベルト方式に戻っているのかな?)
実際、ネット上では走行距離が30000キロ程度のエンジンのタイミングチェーンを交換した修理工場のブログ等が存在します。
初めて直噴ターボエンジンに乗った2006年のAudiA3.
タイミングチェーン方式になっているので、タイミングベルトに比べて耐久性が向上し、
走行を重ねてもタイミングベルトのように交換する必要性が減ることが多いと、聞いていたのですが。。
LSPIの対策については、トヨタ自動車が多くの研究成果を公開しているそうです。
エンジン設計から、燃料噴射やピストンの形状などを適正化したり。。
エンジン設計と同時に、エンジンオイルからもLSPIの抑制に関わる部分の研究をしたそうです。
エンジンオイルの添加剤である清浄分散剤のうちのカルシウム塩がLSPIの発生に影響したり、
その他の添加剤も発生に影響するそうです。
従来のSN規格のエンジンオイルに、LSPI対策を施したエンジンオイルが、
新規格のSN PLUSという新規格のエンジンオイルです。
ワコーズのプロステージSの5w-30や、中国興業のエンジンオイルの一部、
SUNOCOのスベルトの今年のマイチェンバージョンのエンジンオイル等が、
LSPI対策を謳っています。
不要なエンジンオイル添加剤の使用もやめようと思っています。
添加剤添加後のエンジンオイルの成分分析で、
明らかにカルシウム塩の増加がみられる商品もあるようです。
とあるベースオイルや添加剤をメーカーに納入している会社のHPにも問い合わせてみたwww
LUBRIZOL PVシリーズ という添加剤専門の会社の
添加剤を採用したエンジンオイルもあるそう。
この添加剤は、LSPIや、タイミングチェーン摩耗対策をしていて、
エンジンオイルをSN PLUS規格に適合させるための添加剤らしいです。
この会社の方にも教えていただきました。
貴社の添加剤を採用したエンジンオイルメーカーはどこですか?って(笑)
そしたら親切にご返信いただいて。
とある兵庫県の潤滑油会社のエンジンオイルに採用したりされているそうです。
この会社は、本日の夕方にまたメールいただけるそうなので楽しみにまっております。
BMWエンジンの、ロングライフエンジンオイルの交換サイクルを真面目に守り。
エンジンオイルが減ってきたらきっちり補充し。
その結果、シリンダーヘッド内に大量のスラッジが貯まっているインターネット写真や。。
色々見ていると。
ロングライフエンジンオイルの規定サイクルを守ったり、
ロングライフエンジンオイルを使用すべきだと妄信してきた私は、
少し考えを変えてみようかと思っています。
このSN PLUS規格のエンジンオイルで、純正ロングライフエンジンオイルの半額とまではいきませんが。かなりお値打ちな価格で販売されています。
それをこまめに交換する方式でいくこととします。私はw
ロングライフエンジンオイルであってもそうでなくても。
廃油処理や環境問題を別として、エンジンにとっての。
こまめに交換することのデメリットを教えていただきたい。
デメリットってあるの?
ないから、この考えに至る。
日本では、ヨーロッパほど廃油処理とかにうるさくないし(笑)
都会のちょいノリばっかり野郎としては、ヨーロッパ人の車の使い方より明らかにスラッジが貯まりやすい状態の乗り方。
私は、車素人ですので、何か私が決定的に間違えている部分があれば、ご指摘くださいませ(;^_^A
追記
某開発製造卸。
BtoBが専門の会社にメール凸で突然聞いてみて、
一般ユーザーの私などにも関わらず、
夕方に返信をご丁寧にいただきました。
とある商品は、LUBRIZOL社製の添加剤を使用しており、
他社の製品と違い、
対LSPI性だけでなく、
タイミングチェーンの摩耗によるタイミングチェーンの伸びに対しても対策している点では、
他社のSN PLUS規格のエンジンオイルに対して優位であると、自信を持って
仰られました。
しかし、純正オイルはベースオイルにPAOを配合させている可能性が高く、
ACEA規格を取得しているので、別次元の性能にある可能性が高いので、
純正オイルを考えていただくのもいかがでしょうかとの回答。。。(;^_^A
とあるみんカラユーザーの御方のご意見では、
カストロールが開発した純正オイルなんだから、
化学合成油と謳っておきながら、
どうせベースオイルにVHVIを使用し、PAOを配合させているだけなんでしょうが!
とのご意見もw
(気になる方は、化学合成油 カストロール モービル で検索♪)
私の場合はロングライフ性能を求めないので(;^_^A
(ちょいちょい交換することにしますので)
ACEA規格を取得していなくても、
エステル配合である、SUNOCOのマイチェン版SN PLUSを使ってみようかと。
そんな感じ。
ちなみに、回答いただいた御方のタイミングチェーン摩耗対策の添加剤が入っている
エンジンオイルはT-BREND SN PLUSというエンジンオイルです。
※素人の雑感なので、間違い多数ある可能性ダイwww
ですので、テキトーに聞き流していただければ幸いです。
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Posted at
2018/11/02 15:05:34
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