
東京ヤクルトスワローズの林昌勇(36)が今季限りでの退団を発表しました。
今季は右肘痛などの影響で出遅れ9試合の登板でした。チームは2年連続本塁打王のバレンティン、トップバッターに定着したミレッジ、セーブ王のバーネット、先発で9勝を挙げたロマンと外国人枠争いが熾烈で、林昌勇は手術の影響で復帰が来年夏以降とのことでリリースとなりました。
林昌勇は2008年から5年間東京ヤクルトスワローズで238試合で11勝13敗128セーブ防御率2.09。最速160キロの速球でアジアンエクスプレス、“はやし まさお”の愛称で親しまれました。
高田政権下で倒壊状態だったリリーフ陣でクローザーとして活躍してとても頼もしかったです。毎年夏場に離脱してましたが、林のお陰で松岡、押本、バーネットと鉄壁のリリーフ陣を結成。接戦で強いチームへ変貌を遂げたのは林がいたからこそです。
また2009年WBCでは日本の前に立ちはだかり、決勝ではイチローにタイムリーを打たれ敬遠のサインを無視したとバッシングされましたが、韓国投手コーチがサインを伝えていないのが原因でした。ですが林は「どうであれ抑えられなかった自分の責任」とコメントし、人間的にも素晴らしい選手でした。
今回の退団は残念ですが、
奥村編成部国際グループ次長は「第2章、第3章も期待して関係を続けていきたい」とコメントしており、リップサービスだとしてもリハビリを終えたらぜひスワローズへ復帰して欲しいです。
林昌勇投手、5年間ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

Posted at 2012/11/16 20:11:50 | |
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