
こんにちは、課長のKazです。
3月11日、オランダ-キューバ戦を観戦しました。
オランダがキューバを7-6のサヨナラで下し、初の決勝ラウンド進出、ベスト4を決めました。
試合は逆転に次ぐ逆転、4時間の大熱戦となりました。
初回にはオランダの主砲・我がスワローズの4番バレンティン選手が足を痛め負傷交代、さらにデカスター選手も負傷交代とトラブル続きのオランダでした。
試合内容は割愛しますが、最後まで手に汗握る好ゲーム。両チームともに2番手、日本風にいうと第二先発が試合を締めていました。
オランダはMLBのプロスペクト(若手有望株)やバレンティン(東京ヤクルトスワローズ)など若い選手が多くムラっ気がある波の激しいチームですが、やはりメジャー通算434発のアンドリュー・ジョーンズ(東北楽天ゴールデンイーグルス)がチームを引っ張っていますね。
また、千葉ロッテマリーンズ・東京ヤクルトスワローズでプレー経験があり、現サンフランシスコジャイアンツのヒッティングコーチ、ヘンスリー・ミューレン(本名:ミューレンス)がオランダを率いており、日本風の野球もしてくるチームです。
ジョーンズは今季から日本で、年齢も35歳で正直引退前に観光気分で日本に来たんじゃないかと私は期待していなかったんですが、オランダ代表で若手に積極的にアドバイスをしたり、打撃でチームをけん引するなど素晴らしいキャプテンシーを発揮しています。
楽天でもこの姿勢で臨むなら要注意ですね。
一方キューバですがこの2大会は決勝ラウンドにも進めていません。
感情表現豊かで日本にもお馴染みになったビクトル・メサ監督が良くも悪くも影響しましたね。

さすがにメサ監督に委縮しているわけじゃないでしょうけど、キューバの捕手と監督が揉める、それを気にしてかキューバの英雄グリエル選手は走塁ミス・エラーなどチームがまとまっていない感じが特にひどかったです。
また、メサ監督は以前日本の社会人チームシダックスでプレー経験があり、日本の細かいバントや走塁など俗に言うスモールベースボールを掲げていましたが、これも裏目に出ました。
やはりキューバは中南米系の特有の野性的な選手が多いので細かいプレーは向かないですし、せっかく世界最高峰の打撃陣が揃っているのですから打ちまくるチームのままでもよかったと思います。
今大会は別プールでイタリアが勝ち抜け、オランダがベスト4とヨーロッパ勢の躍進、台湾・ブラジルの健闘など、世界的に野球が普及しレベルが上がってきました。
オリンピックが無くなった今、WBCの役割は大きくなってきています。
大会自体は素晴らしいのでMLBとMLB選手会主導の現運営も、MLBの利益だけを考えずに各国の野球関係者と共に新しい組織を立ち上げて運営を強化して欲しいものです。
Posted at 2013/03/12 00:00:41 | |
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