腕時計が止まってしまったので、「電池を交換しなければ…」とずっと気にかけていました。
それで、昨日のお休みにホームセンターに行ったのですが→「電池交換は、2週間のお預かりになります」と、言われてしまい…“百貨店の時計売場なら!”と思いつき問い合わせてみると「電池はすぐに交換出来ますが、品質検査のため、一度お預かりになります」とのことでした。
でも…どうしても、直ぐに交換したかった私は…
「あっ、そうか!」通勤途中に何となく通り過ぎていた、町の小さい時計屋さんを思い出し…訪ねることにしました。
「すみませーん

」何度声をかけても、なかなか気付いてもらえずに、やっと出てきてくれたのは、かなりご年輩のご夫婦…。
「大丈夫かなあ

」
と、内心ちょっとドキドキしながら、他のお店で言われた経緯を話し、電池交換をお願いすると…
私の時計

を見たおじさん(おじいちゃん)の目がキラリ

と光った!
「問題ない!そこに、お座りなさい

」
そうして、いろいろな工具を取り出し作業を始めてくれました。
細かい作業をじーっと…感心しながら見ていた私に、おじさんは…
「今の若いもんは、辛抱が足りないんだよ。時計は…心棒(部品)は細いが、真棒(心)が太くなくちゃ、扱えない仕事なんだよ。今の若い人は、…心を落ち着かせてその時計と向き合うことができないから…淋しいね。」
そんな話をしてくれました。
まさに、職人魂

!奥が深い!!そのお言葉を、胸に刻ませていただきます…
時計に命を吹き込んでもらった私は「ありがとうございます…また、お願いします!」とお礼を言って、そのお店を後にしました。
大きいお店は、品数も豊富で便利なことも多いけど…
腕の確かな素敵な職人さんに出会えて…感動をもらった週末のトロでした!
o(^-^)o

Posted at 2012/12/02 11:20:35 | |
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