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ミスターシービーRのブログ一覧

2015年07月03日 イイね!

ユーザー車検






時の流れは早いもので、FJに乗り始めて、気が付けばもう3年、初回車検の次期がやって来ました。
私の車はメーカー製造状態から少し手を加えており、国の検査機関による審査を受けたかったので、ユーザー車検に行って来ました。特にディーラーや民間車検場で入庫拒否されている訳ではありません。
私はユーザー車検を推奨する気はありませんので、手順など詳しくは書きません。
車に対する知識がない人にユーザー車検だけ受ければ良いだろうと安易な考えを持って欲しくないからです。

さて、私のFJの手を加えてあるところで、皆さんが「車検大丈夫なの?」と、気になるようなところを箇条書きしますと

1、ウイポジ
2、US仕様バンパー
3、ナンバープレート位置
4、リヤウインカー位置
5、バックランプ自体
6、US仕様リヤリフレクターをリヤフォグ化
7、サススプリング、調整式ラテラルロッド
8、タイヤの大径化
9、運転席セミバケ
10、マフラー

ザッと書いてみましたが、上記の手を加えたところを出荷状態に戻すこと無くそのままで受験しました。

結果は⁈





無事に合格です!

検査員が見落としたから合格出来た?

いえいえ、百戦錬磨の検査員が見落とす筈がありません。大袈裟に書きますと、私の持論と法の解釈に基づく対策による結果だと思います。(笑)
私が何故こんなに強気な事を書けるかと申しますと、かな〜り昔に、とある講習を修了しており、そういった職業の直近の講習を受ければ、みなし公務員として仕事が出来る人だからです。

(ちなみに今はその資格を活かした仕事にはついてません。)

それでは、私の持論と法の解釈に基づく対策って何?って気になる方もいらっしゃるかもしれませんので、箇条書きした順に書いて行きます。
但し、これらの変更を推奨している訳ではなく、不正改造を減らしたい目的と、同じように手を加えている方で自分の車は大丈夫か?と心配している方の為に書きます。
尚、私の車を検査した検査員は、私と同じ解釈で保安基準適合と認めて頂けた、という前提で書きますが、最終的には、その場の検査員の判断が絶対ですので、私と同じ対策をしたからと言っても絶対に車検合格出来るという保証はない事を付け加えておきます。


1、ウイポジ

これは定番の変更で、いい加減な配線は論外ですが、正しく対策してあればビビる事はありません。
取り付け個数は4個までOKなので問題無し!
問題は色と点滅にあります。
灯火色は白と決まりがあるのでアンバー色は本来ならNGですが、ウインカーと兼ねる物はアンバーでもOKという但し書きがあるので、ウイポジはOK!
では点滅は?ただ配線を追加しただけですとポジションランプが点灯している時にウインカーを作動させ、点灯の時は良いのですが、消灯する瞬間にもポジションランプが光っていると点滅とは言えず減光ということになってしまいます。
そこで私はこの対策として並行輸入車では当たり前のFCSリレーを回路に加えてあります。どうでも良い事ですが私はみんカラでFJ用にFCSリレーを紹介した元祖なので一番こだわる部分です。
配線追加だけでウイポジにしている方はその点も考慮してみて下さい。
ちなみに私のFJの純正ポジションランプのバルブは白のLEDバルブに変更しており、4灯になってます。


2、US仕様バンパー

バンパーは指定部品ではありませんが、指定部品のエアロバンパーやグリルガードと同等に扱われるので問題無し!
但し、リヤリフレクターの位置が日本の保安基準に適合しないので、移設の必要があります。
金属製のバンパーは外部突起物規制の項目が絡んでくるかもしれないのでここでは触れません。


3、ナンバープレート位置
4、リヤウインカー位置

私の勝手な想像ですが、メーカーが日本仕様として型式指定を取るのにお役人さんから指示が出て厳しくした自主規制的なものだと思います。
特にリヤヒッチを架装した使用過程車や輸入車では、他に適した場所がないのでUS仕様でもOKなんだと思います。
当然、取り付け状態、封印、灯火の機能はきちんとしている事が前提です。
そもそも、日本仕様が発売される前に逆輸入車が日本で登録出来たのですから(笑)


5、バックランプ自体

取り付け状態、高さ、色、個数、Eマーク認定と全て基準を満たしているので全く問題無し!
一応、検査員はメジャーを当てていました。新規検査だとランプに認定Eマークが付いていないと車検不合格になる場合もあるみたいです。


6、US仕様リヤリフレクターをリヤフォグ化

灯火装置検査時に、きちんと点灯させていたのですが、全くスルーでした。光量、取り付け位置、灯火色も問題ありませんし、そもそもスイッチやインジケーターは元の物ですから!


7、サススプリング、調整式ラテラルロッド

車高アップによる光軸の狂いや灯火の取り付け位置が保安基準を満たしていれば、スプリング自体は指定部品の為、何センチ上がろうが問題ありません。調整式ラテラルロッドにも特に規定はありません。
問題は純正ではない調整式アッパーアームに交換している場合で、これは変更登録が必要になります。公認で無い場合は不正改造になり車検不合格となります。
ちなみに公認にすると型式に「改」の文字が入りますので、ダイレクト系の任意保険に加入できなかったり、ネット割引が適用されなくなったりするようです。私はこれがあるので、アッパーアームを変えたいけど変えておりません。


8、タイヤの大径化

ノーマルタイヤより大きくなっているので実際はスピードメーター誤差があるのでしょうが、法の範囲内の為、問題無し!
極端な大径タイヤなら補正が必要かもしれません。


9、運転席セミバケ

保安基準適合品なので問題無し!
私のはメーター内サイドエアバックのインジケーターも点灯しないようにしてあります。


10、マフラー

指定部品なので問題無し!の筈
ですが、実はこれが一番心配でした。

結果は、4800rpm時の音量を計測されただけで合格!でした。

私のはガナドールのダウンテールに変更してあるのですが、マフラー取説によるとリヤバンパーを純正から変更した場合は不正改造になるとハッキリ書かれてあります。
バンパーが変わっているからといって音量が変化する事はないでしょうし、US仕様バンパーも日本仕様バンパーもマフラーの突き出し部分の出幅は変わらないし、突起物規制も法規通りの角度の円すいに見立てた物を自分で製作して当ててみても当たらないので、テールエンドがカール形状でなくても大丈夫だし、何より純正マフラー自体もテールエンドはカール形状でないのに、、、
一応、購入したショップに聞いても、製造元のマツショウさんに電話して問い合わせても納得が得られない回答でしたので、「これは国の検査機関の判断に任せるしかない」と、持ち込み受験したのですが、問題無く合格し、とりあえず良かったです。
私の勝手な想像ですが、やっぱりマフラーメーカーも車検対応のお墨付きを得る時にお役人さんから厳しく突かれたのでしょうか?


最後に備忘録として、今回の費用を記します。

自賠責保険 ¥27,840
検査登録印紙 ¥400
審査証紙 ¥1,400
重量税印紙 ¥32,800

上記の他に
ヘッドライトテスター代 ¥3,240

7/6バンパー、シートは指定部品ではありませんでした。お詫びして訂正致します。





Posted at 2015/07/03 16:14:16 | トラックバック(0)

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