
こんにちは、新年早々、愛媛県美術館に
「黄金の都シカン展」に行って参りました。
シカンとは今から1000年前(日本では平安〜鎌倉時代)に
現在のペルー共和国の北海岸で栄えた文化です。
「シカン」は、現地土着のムチク語で、「月の家(神殿)」
という意味があり、シカン文化の発掘に携わった
日本人考古学者 島田泉教授が名付け親となっているそうです。
今回の「黄金の都シカン展」では、
島田泉教授、現地発掘隊、PAS(シカン文化学術調査団)が、
30年かけて行った発掘調査で得られた考古遺物を中心として、
192件のシカン文化の遺物について展示・紹介されています。
CMから金ピカ!!って勝手にイメージしてましたが、
意外にそんなこともなかったです。
それにしても1000年も前にこんなに高い
金属加工の技術があったんですね〜
手の込んだ装飾の数々にこの時代からデザインが必要とされ
現代に残っていたのに歴史の重みを感じました。
デザインに関わる仕事をしている自分にとって
感慨深い時間になりました。
年何度かは、美術館に足を運ぶように心がけていますが、
今回も行って良かったです♪お陰で良い年の始まりになりました。
Posted at 2011/01/04 14:21:21 | |
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