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「チェーン規制」と「冬用タイヤ規制」の違いって知ってる？

私は知らなかった。
実は昨日の夜にみんカラのお友達である「山雀」さんからコメントの返信をいただくまでスタッドレスタイヤがあればタイヤチェーンはいらないなんて思ってた。
そもそも、「冬用タイヤ規制」なんていうものが存在することも、「チェーン規制」の場合タイヤチェーンを装着していなければならないことも知らなかった。。
・・・そんなこんなで、暮れにはちゃんとタイヤチェーンも持っていこうと思った。
(山雀さんに感謝！)
【参照 冬用タイヤ規制とチェーン規制ではどう違うのですか】

どこのページにも書いてあるけど、雪道を走るならばスタッドレスタイヤは必須で、タイヤチェーンは緊急用という感じらしい。

スタッドレスタイヤを履いていればタイヤチェーンはいらないって感じにも読めるけど、タイヤチェーンがまるっきり不要というわけではない。
単純な制動距離では、スタッドレスタイヤよりもタイヤチェーンの方が短いし、いくらスタッドレスタイヤを履いていても登れない坂道などもあるらしいのだ。

タイヤの種類	制動距離
スタッドレスタイヤ	38.1m
夏タイヤ+タイヤチェーン	33.0m
スタッドレスタイヤ+タイヤチェーン	27.8m

上のデータだと「それなら夏タイヤ+タイヤチェーンでいいじゃん。」って思っちゃうけど・・・。
タイヤチェーンは金属で30km/h、非金属で50km/hの制限速度もあるし、実際の走行場面では、直線での発進と停止だけじゃなく、カーブなんかもある。
これは雨の日に前後で溝のあるタイヤとないタイヤを付けたときを想像してもらえばわかると思うけど、FRやFRベースの4WDの場合前輪が滑って曲がれないだろうし、FFやFFベースの4WDでも後輪が滑ってふらふらするだろう・・・。
そもそも、金属製のチェーンは、横方向のグリップには期待ができない。
・・・要するにスタッドレスタイヤを履いてタイヤチェーンを携行しろってことなんだろうね。

ちなみに、最近では、高速道路にタイヤチェーン規制がしかれた場合、スタッドレスタイヤにもタイヤチェーンの装備が必要なのは、ごくまれなケースになってきたらしい。

ところで、「スタッドレスタイヤをつけた場合、タイヤを細く(高扁平に)したほうがいい」とか、「それはスパイクタイヤの時の話だ」とかいろいろ書かれてるよね。
これについては、タイヤの外径を同じにするために行う一般のインチアップ・ダウンの場合、低扁平のタイヤと高扁平のタイヤでは接地面積はほとんど変わらないため、性能が大きく変化することはないことがわかった。
タイヤを細く(高扁平に)するメリットがないわけではなく、タイヤ・ホイールの値段が安かったり、雪から受ける抵抗が減るため、雪上での性能が上がるが、その一方デメリットもあり、氷上では性能が下がってしまうらしい。

レガシィみたいに、出力や車重に合わせて大径低扁平のタイヤを装備している場合、細くする（扁平率を上げる）と剛性が低下するデメリットの方が大きいらしく、実際のところは夏タイヤと同じサイズがいいみたいだ。

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