
前日のセレモニアルスタートの興奮もさめやらぬままLEG-1の朝を迎えました。
いよいよラリージャパンの本格開催です。
って、まだ外は真っ暗!
時間は4時・・・
SS4観戦のため
リクベツまで約2時間の旅に出ました。
この時期明け方は路面凍結のおそれがあるということで、スタッドレスに履き替えて万全の態勢で臨みましたが、天気がよいこともありドライコンディションで全く問題ありませんでした。
あとは先頭を走らないようにして流れに乗って気持ちの良いドライブができました。
昨年に引き続きリクベツの特別駐車場チケットをゲットしていたので、第1駐車場で引換券をもらったあとリクベツサーキット隣接の駐車場へ・・・優越感。
駐車場はレプリカを施したそれらしいクルマもチラホラ・・・
たまたま隣にレプリカインプが停まったのでオーナーさんがいない隙にツーショットを。
その後ゲート前に並びましたが、昨年に比べると全然前の方に並べました。
開門まで1時間ほどあったので、折りたたみイスに座って宿で出された夜食用のおにぎりとお茶(今回の宿は毎日おにぎりとお茶を出してくれます。ホテルムサシさんありがとう!)をほおばりながら待ちました。
この日のリクベツは朝靄に包まれてちょっと寒かったですが、陽が昇り始めるとちょうど良い暖かさとなりました。(でも内地の人にとってはやっぱり寒かったかな?)
そして入場!
今年はどこで見ようか最後まで悩みましたが、昨年と同じE~Fエリア間の通路(ちょうどDエリアからラリーカーが飛び出してくるところ)で観戦することにしました。
途中、蛍光イエローさんとお会いし「ラリー北海道で下見したけどそこが一番いいよ」と教えてもらったので、ご夫妻&お友達の3人とご一緒させてもらうことに。奥様とは再会を祝して握手なんぞさせていただきました。(照
このご夫妻、ラリーファンの間では結構有名というか、よく雑誌や映像に映ってたりします。(笑
とても気さくな方々で待ち時間もずーっと楽しい話を聞かせてもらったり温かいコーヒーをごちそうして頂いたり、マル秘情報を教えて頂いたりたくさんたくさんお世話になりました。ほんとうにありがとうございます。
待ち時間の間に隣接するラリーパークの中を一人で散策してきました。
ここで一人で行動したことがボクの運命を左右することに・・・(爆
ラリーパーク内はお土産屋さんや食べ物屋さん、各メーカーのブースが立ち並んでおり、当然前日に発表となったインプSTIも展示されていました。やっぱり実物はカッコイイ!
そのほかヒストリックカーも展示されていて、ロータスヨーロッパやフェラーリを間近で見ることができました。
その後、謎の行動を・・・
コ・ドラちゃんがあれほどダメっていってたのに・・・
ボクもあきらめていたのに・・・
案内所の前でスタッフの方と話をしていたら・・・
手が勝手にぃ~ ポチッと!
特別駐車場の利用者だけに与えられた特権を行使することに・・・(謎∞
真相は次回ブログにて・・・
さて本題に戻って
LEG-1 SS4 リクベツ の開催です。
今回の観戦ポイントは、林間コースのDエリアから駆け下りてきたラリーカーがちょうど後ろから飛び出してきてジャンピングスポットで軽く飛んだあと奥のFエリアの山の周りをぐるーっと回ってから眼前を通って最終コーナーを抜けてフィニッシュに向かうまでを見ることができます。
オフィシャルのセーフティーカーが状況確認のために走行したあと000カー、00カー、0カーが走り抜けていきました。
ここリクベツサーキットはMCの方がいて次のドライバーの紹介やこぼれ話をしてくれます。
そしていよいよラリーカーの登場
一番手は
フォード・フォーカスWRC07を駆る
マーカス・グロンホルム!
林間コースから飛び出してくるフォーカスを撮ろうと一斉にカメラを構える観客・・・
それはまさに目前で起きた!
尋常ではないスピードで駆け下りてきたフォーカスはそのままコース脇の大型土のうにリアをヒットし180度スピンしてコース下へ。
信じられない状況に一瞬凍り付く。
駆け寄っていくギャラリー・・・
コース内には入れないので近くで見ているしかない・・・
マーカスはマシンを前後させ必至に脱出を試みるが、柔らかい地面にスタックしているためなかなか動かない。
スバルもフォードも関係ない。思わずボクも「もう少しだ。がんばれ!行けぇー!」と叫んでいました。
その後、強引にバックしてフロントバンパーを失ってしまいましたが無事脱出に成功し、フィニッシュまでのコースを力一杯駆け抜けていきました。
しかし、マシンに与えたダメージ(ロールゲージの損傷)は予想以上に大きく、その後撤退を余儀なくされてしまったそうです。本当に残念。
気を取り直して後続のマシンの応援を続け、各車が豪快に下っていくのを観戦し続けました。
今年こそはRJポディウム復活を願う
我らがペターも順調な滑り出しできれいなラインで走り抜けていきました。
その後プライベータのマシンが最終コーナーでインに乗り上げて転倒し、後続マシンが迫る中で緊張する一幕が・・・
オフィシャルの力でマシンを元に戻し拍手の中無事フィニッシュされました。
もちろん、アーレスティ・ラリーチームの北村組長やフユネン、ぶぶにゃんさん、こずゑちゃん、アキバのセブさんも思いっきり応援しましたよ。
リクベツの良いところは午前と午後の2回のSSを同一チケットで観戦できること。スタートからフィニッシュまで林道やウォータースプラッシュ、ジャンピングスポット、オフロードサーキットなど多彩なコースを選択して観戦できることです。もちろん競技中の移動も可能。
マイフェイバリットな観戦スポットは04年に観戦したCエリアのスネークコーナー。ここはマシンが右に左にと振り替えして高速で駆け抜けていくので迫力満点です。
でも雰囲気的には今回のE~Fエリアの開けたところが好きです。マシンの様々な挙動を見ることができるしフィニッシュを見届けることもできるので・・・
LEG-0で真っ白な灰となっていたはずなのに、この日もナゼか復活してスバルの大旗を脚立の上で振り回しながら元気いっぱい応援し続けたのでした。
こうして午前のSSが終了し、蛍光イエローさんご一行と一旦お別れのあいさつをして一路帯広のサービスパークへ向かうことに
・・・
・・・
の、はずだったんだけど
・・・
・・・
ドラマはここから始まるのでした!
LEG-1の長い一日はまだまだつづく・・・
【本日のフォトギャラ】
■
RJ 2007 VOL.14 【SHAKEDOWN】「PWRC!」
■
RJ 2007 VOL.15 【SHAKEDOWN】「サービスパーク徘徊中・・・」
■
RJ 2007 VOL.16 【SERVICE PARK】「スバルのテントに張り付き中・・・」
■
RJ 2007 VOL.17 【SERVICE PARK】「ペターの出待ち中・・・」
■
RJ 2007 VOL.18 【オレンジの会】「アーレスティ・ラリーチームは最高!」
■
RJ 2007 VOL.19 【オレンジの会】「アーレスティ・ラリーチームは最高!」
■
RJ 2007 VOL.20 【SERVICE PARK】「再び徘徊中・・・」