えすやまのブログ一覧

退野絞堪(たいやこうかん)
古来中国の戦場において、撤退の時間稼ぎとして用いられた戦法。
一人で四人の丈夫を相手取り、瞬く間に締め上げる恐るべき技である。
そのあまりの早業に相手陣営は震え上がったという。
現代においてその技術は自動車の整備に応用されている。

バレーノを購入して2か月ほどが経ち、1000㎞と少し走りました。
その間に感じたことをいくつか。

良い点
・ステアリングテレスコピックがついている
　座高の高さと足の短さには自信があるため、これがついていない車では運転姿勢がひどいことになる。

・アイドリングストップがついていない
　部品の消耗を早めるわ切り返しの邪魔をするわで、乗ったら即座に解除する忌々しい機能。　この車はそれがついていない。素晴らしい。

いまいちな点
・後方視界が悪い
　真後ろはクーペ並みの視界。夜間に防眩ミラーが不要なくらい見えない。
・時計がない
　オーディオ類をつけないと時計がない。コルトはメーターに時計がついてて非常に便利だった。
　マルチなんとかメーターとかいうオモチャつけるくらいなら時計つけてよ。
・給油口キャップが使いにくい
　給油口の蓋の裏にはキャップを引っかけるフックがあるけどユルユル。給油ガンが少し触れるとキャップが宙ぶらりんになってボディに勢いよくぶつかる。非常に気に障る。
・MTモードで任意のギアに固定できない
　「登りで混んでるから3速で走ろう」など理由があってわざわざ手動でシフトダウンしているのに、即座に無断でシフトアップをしてくれるお節介。速度が落ちてからキックダウンしたらかえって燃費悪いだろ…

細かいことを言えばきりがないけれど、なかなか良くできている、良い車です。

ブログもネトゲもする暇がないくらい忙しくて、気づいたら春になっていた。
最近時間が経つのが早すぎて怖い。


さておき。




乗　り　換　え　ま　し　た。

左のロービームが切れた。
半年ごとに左右の球が交互に切れるので、交換と球切れのイタチごっこに業を煮やして左右同時交換を決行。
コルトのロービーム球の交換にはバンパーと灯体を外す必要があるので、手間はいつもと同じ…
最初からこうすればよかった。



おまけ

10万km近くの酷使に耐えてくれたバルム君もサイドウォールにヒビが入り、遂に限界を迎えました。
溝自体はまだまだあるものの、ゴムが硬化して｢タイヤの形をしたナニカ｣と化しています。流石にこれ以上は怖いので交換です。
今度のタイヤはヨコハマのAドライブ175/65R14 82Hです。
皮剥きが終わるのが楽しみです。







9/4追記
高速や山越え含め、500km程走ってみた感想。
･操縦安定性
　　　　　無駄な動きが少ないので運転が楽。
　　　　　高速域で矢の様に直進する。でも操舵にしっかり反応するのでちゃんと曲がる。
　　　　　雨天時の排水性も良好。
･乗り心地
　　　　　当たりは硬め。
　　　　　細かいギャップを拾いやすいので、柔らかいタイヤに馴れていると不快かも。
･静粛性
　　　　　どうやら文句続出の煩いタイヤらしい。でもこれよりは静か。
　　　　　個人的には全く気にならない。
･耐久性
　　　　　トレッド面は同メーカーのエコスが頼りなく感じるほど硬い。
　　　　　500km走ったFF車の前輪でもイボが満遍なく残っているので、
　　　　　耐摩耗性は高いと思われる。

総評
　　　　　高負荷に耐える高剛性！横風をものともしない直進安定性！高い耐摩耗性！
　　　　　これはつまり！


　　　　　営業車に最適なんじゃないかな(´･_･`)